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#11 くだらないの中に
休日の朝方。7時過ぎくらいか、隣の部屋の住民の部屋からギター音と歌声が聞こえてくる。
『髪の毛を匂いを嗅ぎあってくさいなってふざけあったり、くだらないの中に愛が人は笑うように生きる』
星野源さんのくだらないの中にだ。
普通の住民からしたら二日酔いの休日の早朝に隣人の雑音で起こされるのはストレスでしかないと思うが私からしたら心地いい。
まぁ私は自他共に認めるほど今までの人生で拗れに拗れてきたので、いわゆる闇を心のどこかに抱えて今を生きてるところはある。(なんか、厨二病感えぐいなこの24歳。)
今は少なからず人の目を気にしたり、思考を持って物事を冷静に見れるようになりつつあるが、根っこは直感人間。なのでシンパシーを感じた源さんのこの曲にハマるのも一瞬だった。
歌のメッセージや想いなどはそこまで深読みしなくてもここまではまるのは、創出者自身も闇を抱えた経験があるからだ。生きづらいと感じてた世の中で、自分が好きと思ったもので表現し続ける。そりゃ自ずと引き寄せられるものがある。
俺も、俺らしく何かを残し、その軌跡で誰かが生きやすくなったり、救われたりしたら冥利に尽きる。
隣の隣人も何かを抱えているのだろう。同志じゃないか。俺は君の歌にも引き寄せられたよ。いつか君の闇から生まれた何かをまた触れることができるのを楽しみに生きよう。
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