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40歳になったのでマスターズ陸上競技部を立ち上げてみた。

"おっさんだからこその楽しみとはなんぞや?"

40歳の誕生日を目前に控えたころ、そんな問いがふと頭の片隅をよぎった。ジョグでは刺激不足。ウルトラマラソンはやり切った。トレランにも今は新鮮さをあまり感じられない。

そんな中で、昨年ひさしぶりに再会した高校時代の陸上競技部の仲間たちのことを思い出した。

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僕らは決して強豪校ではなかったけれど、仲間とトラックで練習に打ち込んだ時間は、欠けがえのない一生の財産だった。今でもそう思う。青春はプライスレスである。陸上競技場でまた彼らのような人間に会いたくなった。マラソン大会や山ではなくて。

マスターズ陸上競技とは、ベテランのための陸上競技である。協会に登録すれば18歳以上で誰でも公式の全日本大会へ出場できる。35歳以上であれば、アジア大会、世界大会へも出場できる。身体能力の高さは求められない。健康であることと、出場の一歩を踏み出す勇気さえあれば。

正直、自分はまだマスターズの大会に出たいとは思っていないのだけど、マスターズ陸上競技部の運営は面白くなる予感がしている。さっそく初回の練習会では60代の女性も参加して下さった。

例えば、彼女の世界大会入賞をめざした練習指導をする。そんなこともマスターズ陸上競技部なら可能ではないか?このスポーツは5歳刻みで全ての年代に表彰台があるからだ。また、ランニングに限定せず、跳躍や投擲をみんなで体験する練習日を設けても面白いのではないかと思う。必ずしも大会を目指さなくても良いとも思う。練習会ごとに各種目の記録計測することだけでも陸上競技の面白さは味わえる。大切なのは怪我をしないこと

自分は16年間ウルトラマラソンに関わってきたがマスターズ陸上競技のクラブ運営をしている団体と接点を持ったことは一度もない。新鮮である。

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コアランニングスクール・マスターズ陸上競技部

内容①隔週土曜日、多摩市陸上競技場での練習会を実施②月〜金、毎朝7:00〜7:30 Zoomでのオンラインストレッチ&トレーニングを配信(自由参加)③Facebook非公開グループ内での情報共有

※②へは井上真悟が運営しているコアランニングスクール・多国籍交流部の所属メンバー(主に在日中国人)も参加する

会費:月1,100円(練習会の競技場利用料は別途)

申込:①氏名、②年齢、③スポーツ歴の有無、④故障歴の有無、⑤持病の有無、⑥Facebookアカウントを runner.shingo.inoue@gmail.com に連絡

(Facebookアカウントのない方は参加できません)


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