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これはマジで革命的!AI搭載自動運転ドローンが99g

日曜に新技研の内装工事をしていたら、参加者の一人がドローンを持ってきていた。

これが素晴らしくて、AI的なものが搭載されていて顔認識して自分を追いかけたり、基本的に自動操縦で撮影したりとよくできてる。

昔のドローンは、まず箱から出してセットアップして、アプリを立ち上げてという手順が必要だったが、これはそれが全くいらない。撮影するだけならスマホに一切触る必要がない。

つまり、自動運転が前提のドローンなのである。
ドローンは操縦が結構難しい。昔のラジコンヘリに比べればクワッドコプターは操縦しやすいが、それでも思い通りに飛ばすにはそれなりの技術が必要になる。

しかしこのドローンは一切そういうものがない。

あまりに感動してその場でAmazonで購入してしまった。

ボタンはモード切り替え用と電源兼テイクオフ用の二つだけ

使い方は本当に簡単。
電源を入れ、モード切り替えボタンで自分のやりたいモードを選択してカメラを自分の顔の正面に向け、テイクオフボタン(電源ボタンと共用)を押すだけだ。

するとその場で自分の顔を記憶してくれ、カメラに映るように追いかけてくれる。

モードも、一番シンプルな「ホバリングモード」から、ズームアウトするようにカメラが下がってくれる「ズームアウトモード」、真上に飛んでいって見下ろし撮影してくれる「俯瞰モード」自分の後を追いかけてくる「フォローモード」自分の周りをくるくる回る「オービットモード」などがある。

ホバリングモードはまるで三脚でもあるかのように自分を映してくれる
俯瞰モードは、自動的に上に飛んでいって見下ろしショットを撮ってくれる

しかも秀逸なのは、これ以外のモードは初期状態ではロックされており、何度か撮影を行ってこのドローンの動きに慣れてくると少しずつロックが解放されていく。

特に驚いたのは、手動撮影モード、つまり通常のドローンのように直接操作するモードが初期状態でロックされていたということ。とにかくデフォルトのソフトウェア(AI?)を信用してまずは自動操縦のみで使ってみてくれという作り手のメッセージだろう。

実際、デフォルトのモードは慣れるまで何が起きるかわからないから結構怖い。いきなり公道で使うといくらなんでも死ぬので最初は近所の公園とかで人がいない時間帯に試そう(ドローン禁止の公園はもちろんダメだが)。

ちなみに新技研はビル一棟借りなので屋上も使える。

自動操縦に慣れて距離感が掴めるようになると、室内でも使えるようになる。

何よりすごいのはiPad miniよりもずっと軽いので、僕がいつも出かけるときに持っていく最小構成のサコッシュにすっぽり入ることだ。iPad miniとドローンがサコッシュに入って持ち歩ける時代なのである。

10年くらい前にこんなコンセプトのドローンがKickstarterかなんかに出ていて、待てど暮らせど発売されず、結局実はCGバリバリ使った詐欺だったことがわかったりしたのだが、今はそれが本物のドローンとしてサコッシュに入ってしまう時代なのだ。熱いぜ

こんな凄いドローンが、6万円以下で買える。使い方は色々だとも思うが、ちょうど来月は海外含めて出張が4回も入っているので活躍の場面にはこと欠かなそうだ。

ドローンの視点を手に入れるということは専属のカメラマンがいるのに等しい。吾輩のような日常系YouTuberにはもはや必須アイテムと言ってもいいのではないだろうか。