今日もいつものようにシラスでデイリーAIニュースを配信していると、とんでもないものにでくわした。
もうタイトルに書いてあるけど、AIが勝手にブラウザを操作して色々やってくれてしまう、その名もBrowserUseだ。
インストールは超簡単。 macなら以下の二行だけだ。
$ pip install browser-use
$ playwright install
使うのも超簡単だが、コマンドラインに落ちるのが怖い人々には簡単に見えないかもしれない。環境変数のOPENAI_API_KEYとかにAPIキーを入れておくこと。
$ python
>>> from langchain_openai import ChatOpenAI
>>> from browser_use import Agent
INFO [browser_use] BrowserUse logging setup complete with level info
INFO [root] Anonymized telemetry enabled. See https://github.com/gregpr07/browser-use for more information.
>>> import asyncio
>>>
>>> async def main () :
... agent = Agent(
... task="Find a one-way flight from Bali to Oman on 12 January 2025 on Google Flights. Return me the cheapest option." ,
... llm=ChatOpenAI(model="gpt-4o" ),
... )
... result = await agent.run()
... print(result)
...
>>> asyncio.run(main())
これはデフォルトのやつだが、1/12のバリからオマーン行きの航空券を探してくれる。これだけでも凄すぎる。
中身はChatGPTなので、もちろん日本語も使用可能。
たとえば「今月のAIニュースを振り返って」とか「東京にラーメンニュースを調べて記事にして」と言ったら勝手にブラウザを操作していろいろ調べてくれる。
動作中の画面 左がBrowserUseに操作されているブラウザ、右がコンソール 実際に、今月のAIニュースについて調べてもらったレポートが以下
12月のGoogleのAIアップデートを振り返ると、目玉は「Gemini 2.0」の登場でした。このモデルは、開発者や企業、個人に向けて、環境を理解しつつ最小限の指示でタスクをこなす“エージェント的な”能力を備えています。「情報を誰もがアクセスしやすく、便利にする」というGoogleの壮大なビジョンに一歩近づいたと言えるでしょう。 さらに、AI生成メディア分野でも「Veo 2」や「Imagen 3」を発表。これらのモデルは動画や画像生成で業界トップの精度を誇り、「Veo 2」は現実世界の物理現象を理解する能力をさらに強化し、超高品質な映像を生成します。 AndroidやPixelには、写真のナビゲーションを簡単にする機能や、Googleドライブでの書類スキャン精度向上、通話内容の理解を助ける「Call Screen」の改良など、日常の利便性を向上させるAI機能が追加されました。 科学分野では、Google DeepMindが「GenCast」という新しいAI気象モデルを発表。これにより、15日先の気象予測も可能となり、極端な気象から人々の命やインフラを守る取り組みをサポートします。 そして、量子コンピューティングの世界では「Willow」という画期的な量子チップを発表。量子エラー訂正の30年来の課題を克服し、従来のスーパーコンピュータでは数十京年かかる計算を5分で完了するという驚異的な性能を実現しました。 2025年に向けたAIトレンドも発表され、企業のセキュリティ向上や検索能力の強化、顧客体験の向上などが期待されています。AIエージェントの導入で複雑なタスクの簡略化も進むでしょう。 Googleの12月の発表は、AI技術のリーダーシップを改めて印象付けるものでした。2025年に向けて、さらに驚くような革新が期待されています。
ChatGPTなのにGoogleのGemini2.0がトップニュースになるとは もう毎月一回だけの俺のラジオ番組いらんじゃん。 毎月「あー今月はどのニュースを取り上げようかな」と軽く悩むのだが、もうこいつがあればそんな心配はご無用。勝手に調べて勝手に教えてくれる。
ラーメン情報を調べさせたらこうなった。
### 最近の東京ラーメン事情に関するレポート #### 背景 東京のラーメンシーンは常に進化しており、多くの新しい店舗やユニークなラーメンが注目されています。2024年12月現在、特に町田市でのラーメン人気が高まっており、Googleクチコミをもとにしたランキングが発表されています。 #### 町田市でのラーメンランキング 1.**地鶏と伊勢海老 中華そば 兜**\n - **評価**: 4.4 / 233件のクチコミ - **所在地**: 東京都町田市中町1丁目30-2 - **特徴**: この店は地鶏と伊勢海老を使った中華そばが人気で、洗練された味わいが高評価を得ています。 2. **北海道ラーメン おやじ 町田店** - **評価**: 4.2 / 1,458件のクチコミ - **所在地**: 東京都町田市中町1丁目19-1 - **特徴**: 濃厚な味噌ラーメンが特徴で、多くのファンに支持されています。 3. **美咲家ラーメン** - **評価**: 4.1 / 評価数不明 - **所在地**: 東京都町田市金森東3丁目14-15 - **特徴**: 日本一しょうゆを使用した優しいスープが特徴で、地元での支持が高い。 #### お店のトレンドと新しい試み 近年、ラーメン業界では伝統的な味を守りつつ、新しい試みを取り入れる店舗が増えています。特に、地域の特色を活かした食材を用いたラーメンや、健康志向に合わせたメニューが注目されています。 #### 結論 東京のラーメンシーンは多様性に富み、新しい店舗が続々と登場しています。特に町田市は、ラーメン愛好家にとって見逃せないエリアとなっており、これからも注目されることは間違いありません。今後の傾向として、地域性と創造性を兼ね備えたラーメンが引き続き人気を集めそうです。
ちゃんとしてる! こういうのが欲しかったんだよ。 本当はパワポとか作らせたいんだがまだそこまでのことはできないのかな。ちょっといろいろ弄ってみたいと思った。あまりにも衝撃的だったので緊急で書きました