StableDiffusionを使った新しいAI作画サービスを作りました。日本語でOK。無料です
StableDiffusionが発表された衝撃で、二時間でワッと作ったGakyoですが、ワッと作っただけあってまあものすごく雑だったわけです。
でも、作画サービスって、実はここ1年くらいずっとやっていて、まあアクセス数とかも知れたものだったので、そんなに来ないだろうなと思っていたのですが、ここのところのMidjourney / DreamStudioそしてStableDiffusionの話題性を舐めてました。
最速で作ったWebサービスですが、雑に作ったために、覚悟してはいたものの、最速で回線費用がやばいことに。
ほんの2日で10万円近い出費です。本業がUberEats配達員である吾輩には厳しい。
これ、何かというと、Cloud Firestoreなので連打ですね。連打されると厳しい。
それで連打対策とかもやったのですが、根本的にキューがないと成立しないだろうなと思ってWebサービスをゼロから作り直しました。
それがMemeplex.appです。
Memeplex.appの特徴は、ユーザー一人一人の専用ダッシュボードで画像を管理できるところです。
もうよくわからない他の人の画像をみるためにリロードを繰り返す必要はありません。
落ち着いて、自分の入れたプロンプトが画像になるのを待てばいいのです。
Memeplexはキューで動作するようにしました。
キューで動作する、というのは、まあ要はGakyoの時みたいに取りこぼしがないということです。
それでも、書いてくれない時はありますが、それはもう、何らかの原因でStableDiffusionが自主規制(NSFW)したときだけです(今はまだ雑なのでエラーメッセージでてませんが、そのうちエラーメッセージが返るようにします)。
なので安心して自分のクリエイティビティをぶつけてください。
Memeplexは、AI画像生成に限らず、「普通の人が、普通に」AIを使うことができるためのインターフェースを提供していきます。作画AIだけでもStableDiffusion以外にいくつも登場することが想定されますし(既にいくつか新しいものも出てきています)、StableDiffusionの登場によって、業界地図はがらりと変わっていくでしょう。
革命は今まさに始まったのです。
そして僕はできるだけ無料で提供することにこだわりたいと思います。
もしもGoogleの検索が有料だったなら、誰も使わなかったでしょう。
MidjourneyもDreamStudioも、結局はどこかに課金ポイントがあります。
もちろん数万台のGPUの費用を考えれば、それも仕方ないのですが、「たとえ待ち時間が長くなっても無料で使いたい」という人は一定数いるはずで、そういう人のためにできるだけ無料で使い続けられるようにしたいと考えています。
これに関して、意気込みをYouTubeで語らせていただきました。
よろしくお願いいたします。
ちなみにこっちの動画(昨日のLuckyFMの生放送)では、Midjourneyの開発者、David Holtzに聞いたMidjourneyの名前の由来などについても語っています。