[備忘録]2/25 向切

①向切本勝手初炭
②向切(濃)(薄)

※釜蓋を切る場所は亭主の向いている方向のところ。このため、向切の場合は向こう真正面を切る。
※向切の客付は亭主の膝線と畳縁の交点で、体は斜めで良い。
※炭斗に丸毬打などを組む場所は、炭斗を置いた時に炉がある側に組む。本勝手や大炉の場合は炭斗の左側に炉が位置するので炭斗内の左側に組む(本勝手)。逆勝手や本勝手でも向切の場合は、炭斗の右側に炉が位置するので炭斗内の右側に組む。香合台などはその反対になる。
※向切本勝手では、火箸や羽、鐶などは左手で取って右手に渡して用いるが、香合は常に右手で扱う。
※逆勝手や向切本勝手では右羽を用いる。通常の本勝手は左羽。
※向切では五徳を風炉と同様に炉に正体した膝線に並行に置く。通常は夜咄の短檠を置く方向に爪が向くように置くので、膝線とは並行にならない。

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