![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/51404424/rectangle_large_type_2_72519376899f775dd9d2f8a1f46f6670.jpg?width=800)
碁会所秀和(福岡)の大会に出場してきたので感想とか。
こんにちは、ヒカルの碁世代の野狐四段、東洋囲碁五段のしんじ(@shi1ji9)です。
5/2に碁会所秀和の大会に参加してきました。
せっかくなので、さらっと流れとか思ったことを日記として残しておきますw
碁会所秀和のアクセス
まず、碁会所「秀和」の場所ですが、博多駅から10分ほどでつく千早駅という駅があります。
その千早駅から、徒歩6分ほどの場所にあります。
大会は4戦 持ち時間35分
大会は4戦です。
持ち時間は35分で、4戦の中で、1回だけ5分の延長が可能です。
といっても、碁会所の大会なので、オール互戦などではなく、人によって点数がつけられていて、点数に応じて、ハンデが細かく変わります。(コミも6目半ではなく、点数に応じて変動)
1局目 3連大高目で勝ち。
1局目は、ほぼ同じ点数(棋力)のおじいちゃんと対局。
黒番だったので、愛用している3連大高目で打ちました。
中盤までは互角でしたが、終盤のオオヨセ前後で巻き返し、地合いリードの状態で、最後は相手が見損じして、石を殺して勝ちになりました^^
いやーオオヨセ勉強しておいてよかったなーw
2局目 10歳の子に勝ち。
2局目は、なんと10歳の子でした。
点数は、相手の子の方が下だったので、2子置かせて、白番で打ちました。
珍しいことに、早々に、2段コウ+2手ヨセコウが出現したのですが、相手の子が気になってしまったらしく、序盤から手をかけてくれたので、その間に大場に先行して、そのまま勝ちきりました^^
3局目 元院の子に負け。
3局目もまた小学生の子でした。(聞いてないけど多分)
しかし、自分より点数が高く、自分が2子置いての黒番でした。
置き石があるので、良い勝負だったのですが、中盤に、中央に大利を与えた代わりに、左辺の白をとりかけにいきました。
もちろん、十分に勝算があったので、とりかけにいきました。
正しく打てば、殺せていたのですが、ヨミが甘く、1手ミスをして、白石を殺すことが出来ずに、中押し負けでした。
小学生なのに、強いなーと思っていたら、元院生の子だったみたいです。
4局目 7子置いて勝ち。
4局目は、碁会所で一番強い野狐九段のクマッペさんとの対局になりました。
(元々秀和に行くきっかけになったのも、ツイッターでクマッペさんにお声掛けいただいていたことがきっかけですm(_ _)m)
点数で計算すると、なんと自分が7子置くことにw
7子置いて碁を打つのは人生で初めてですw
さすがに、このハンデが大きすぎたのか、勝つことになりました。
それにしても、あんなにあったハンデも、グングンと差を縮められてしまうのものですね。。
1戦目は、幽玄六段の方に6子置かせて勝ったと言っていましたので、5子などであれば、難しかったかも知れません。
【結果】全勝者がいなかったので、3勝1敗で敢闘賞に
全勝者がいなかったみたいなので、3勝1敗の人、全員が敢闘賞になりました。
というわけで、自分も敢闘賞獲得となりました^^
前回は、1勝3敗と振るわなかったので、素直に嬉しいですね。
5戦目(戦績関係なし)2子置いて、勝負手で勝ち。
普段は4戦で終わりですが、まだ4戦目を戦っていない人がいて、その方の相手をすることになりました。
こっちはプレッシャーなしなので楽ですね。
点数的に、自分が黒番で2子置くことになりました。
中盤までは、はっきり自分が優勢でした。
しかし、最後の戦いでしくじってしまい、一気に敗勢になってしまいました。
開き直って、勝負手を連発していたら、大石を殺すことになり、中押し勝ちとなりました^^
というわけで、4勝1敗という久々の好成績だったので、嬉しかったです。
加藤千笑先生が来られて、指導碁をされていた。
またプロ棋士の加藤千笑先生が来られて、指導碁をされていました。
加藤千笑先生のプロフィールは以下のリンク先へ。
なんでも、元々、小学生の頃から、秀和の碁会所は来ていたみたいです。
午前中から、3面打ちや4面打ちをしていました。
最後は、クマッペさんと加藤千笑先生が定先で打つことになり、僕らや他の人達は、隣の部屋に移動します。
隣の部屋では、元学生本因坊の方が碁の内容を解説をするという感じです。
実際の盤面解説中の場面。
↓ ↓ ↓
対局は、加藤千笑先生の勝ちでした。
対局後は二人が来て、自戦解説をしてくださりました。
本当に、秀和の碁会所は、強い方が多く、高段者がゴロゴロいて、九州で一番かも知れません。
サービス面も良く、席亭の方も、二回目に来た自分の名前も覚えてくださっており、良い碁会所だと思いました。
まとめ
そんな感じの囲碁の1日で、充実していて楽しかったです。
4勝1敗だったのもあり、嬉しかったです^^
ただ、いつも家に帰ったら、1局目からAIにかけて検討するのですが、コンディションが悪かった影響で、棋譜が曖昧にしか覚えていなかったのと、長考しまくって、時間が切れ負けになりそうだったのと、盤面を撮影する余裕がなかったのが反省点でしたねw
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
以下の「スキ(ハートマーク)」を押していただけますと励みになります^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?