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碁会所秀和(福岡)の大会に出場してきたので感想とか。

こんにちは、ヒカルの碁世代の野狐四段、東洋囲碁五段のしんじ(@shi1ji9)です。

5/2に碁会所秀和の大会に参加してきました。

せっかくなので、さらっと流れとか思ったことを日記として残しておきますw

碁会所秀和のアクセス

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まず、碁会所「秀和」の場所ですが、博多駅から10分ほどでつく千早駅という駅があります。

その千早駅から、徒歩6分ほどの場所にあります。

大会は4戦 持ち時間35分

大会は4戦です。

持ち時間は35分で、4戦の中で、1回だけ5分の延長が可能です。

といっても、碁会所の大会なので、オール互戦などではなく、人によって点数がつけられていて、点数に応じて、ハンデが細かく変わります。(コミも6目半ではなく、点数に応じて変動)

1局目 3連大高目で勝ち。

1局目は、ほぼ同じ点数(棋力)のおじいちゃんと対局。

黒番だったので、愛用している3連大高目で打ちました。

中盤までは互角でしたが、終盤のオオヨセ前後で巻き返し、地合いリードの状態で、最後は相手が見損じして、石を殺して勝ちになりました^^

いやーオオヨセ勉強しておいてよかったなーw

2局目 10歳の子に勝ち。

2局目は、なんと10歳の子でした。

点数は、相手の子の方が下だったので、2子置かせて、白番で打ちました。

珍しいことに、早々に、2段コウ+2手ヨセコウが出現したのですが、相手の子が気になってしまったらしく、序盤から手をかけてくれたので、その間に大場に先行して、そのまま勝ちきりました^^

3局目 元院の子に負け。

3局目もまた小学生の子でした。(聞いてないけど多分)

しかし、自分より点数が高く、自分が2子置いての黒番でした。

置き石があるので、良い勝負だったのですが、中盤に、中央に大利を与えた代わりに、左辺の白をとりかけにいきました。

もちろん、十分に勝算があったので、とりかけにいきました。

正しく打てば、殺せていたのですが、ヨミが甘く、1手ミスをして、白石を殺すことが出来ずに、中押し負けでした。

小学生なのに、強いなーと思っていたら、元院生の子だったみたいです。

4局目 7子置いて勝ち。

4局目は、碁会所で一番強い野狐九段のクマッペさんとの対局になりました。

(元々秀和に行くきっかけになったのも、ツイッターでクマッペさんにお声掛けいただいていたことがきっかけですm(_ _)m)

点数で計算すると、なんと自分が7子置くことにw

7子置いて碁を打つのは人生で初めてですw

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さすがに、このハンデが大きすぎたのか、勝つことになりました。

それにしても、あんなにあったハンデも、グングンと差を縮められてしまうのものですね。。

1戦目は、幽玄六段の方に6子置かせて勝ったと言っていましたので、5子などであれば、難しかったかも知れません。

【結果】全勝者がいなかったので、3勝1敗で敢闘賞に

全勝者がいなかったみたいなので、3勝1敗の人、全員が敢闘賞になりました。

というわけで、自分も敢闘賞獲得となりました^^

前回は、1勝3敗と振るわなかったので、素直に嬉しいですね。

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5戦目(戦績関係なし)2子置いて、勝負手で勝ち。

普段は4戦で終わりですが、まだ4戦目を戦っていない人がいて、その方の相手をすることになりました。

こっちはプレッシャーなしなので楽ですね。

点数的に、自分が黒番で2子置くことになりました。

中盤までは、はっきり自分が優勢でした。

しかし、最後の戦いでしくじってしまい、一気に敗勢になってしまいました。

開き直って、勝負手を連発していたら、大石を殺すことになり、中押し勝ちとなりました^^

というわけで、4勝1敗という久々の好成績だったので、嬉しかったです。

加藤千笑先生が来られて、指導碁をされていた。

またプロ棋士の加藤千笑先生が来られて、指導碁をされていました。

加藤千笑先生のプロフィールは以下のリンク先へ。

加藤 千笑(日本棋院)

なんでも、元々、小学生の頃から、秀和の碁会所は来ていたみたいです。

午前中から、3面打ちや4面打ちをしていました。


最後は、クマッペさんと加藤千笑先生が定先で打つことになり、僕らや他の人達は、隣の部屋に移動します。

隣の部屋では、元学生本因坊の方が碁の内容を解説をするという感じです。

実際の盤面解説中の場面。

↓ ↓ ↓

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対局は、加藤千笑先生の勝ちでした。

対局後は二人が来て、自戦解説をしてくださりました。

本当に、秀和の碁会所は、強い方が多く、高段者がゴロゴロいて、九州で一番かも知れません。

サービス面も良く、席亭の方も、二回目に来た自分の名前も覚えてくださっており、良い碁会所だと思いました。

まとめ

そんな感じの囲碁の1日で、充実していて楽しかったです。

4勝1敗だったのもあり、嬉しかったです^^

ただ、いつも家に帰ったら、1局目からAIにかけて検討するのですが、コンディションが悪かった影響で、棋譜が曖昧にしか覚えていなかったのと、長考しまくって、時間が切れ負けになりそうだったのと、盤面を撮影する余裕がなかったのが反省点でしたねw

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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