advvtについて。
ギャラリー間でadvvt展が開催されている。
日本でもa+uで特集されていたり(17:06/絶版で現在高額)、ベルギーの最重要建築事務所の1つだが、彼らの建築はとにかく分かりづらい!
おそらく、彼らの建築の本質はそのプレゼンテーションからは読み取れないと言いきっていいと思う。プレゼンテーション(写真・図面・ドローイング・言葉)はそれぞれ独立していて、それらの連関は読み取りづらく、そこから建築自体へもなかなか辿り着かせてくれない印象を持つ。
それでも彼らのカオティックで、チャーミングな作品と、詩といってしまっても良さそうな彼の文章(特に"architecture is not a matter of architecture"(a+u17:06))に感銘を受けてしまい、ずっと気になっている。
以下、レクチャーから気になったことのメモ書き。
René Heyvaert
ベルギーのRené Heyvaertというアーティスト/建築家からの影響が大きいそう。Janによる出版もあるよう。
Sol Lewittとコンセント
こういうアートと、設備などの建築のプラグマティックな要素とのコンフリクトを好んでいるらしい。
ドローイング(バー・インテリア・コミュニケーション)
最後に彼の教育活動を通じてみえてくる、関心について。
ETHの教授にJanは着任しているが、セミナーウィークといってスタジオと連関したトリップの授業で、Janはバー(Bar)に注目している。
一期目はウィーン、二期目が東京、三期目がイスタンブール。
インテリアとコミュニケーション、そして愛らしいドローイング。
ウィーンはまだしも、二期目が東京だったのが面白い。
確かに都市として、ウィーンと東京が近いものだとJanが思っているとしたら、面白い。充実したインテリアと、ハリボテのファサード。
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