映画『オリエント急行殺人事件』を観た

観ました。観た理由は、古典モノなのにメインフォントが未来的(水色のネオンサインみたいな感じ)っていうアンバランスさがおっしゃれ~って思ったから。感想は「渋い!」でした。渋いけど普通に面白かった。私は原作を全く知らなかったので真相に辿り着いた時はめちゃめちゃスッキリした。奇をてらった犯人にしなきゃいけない時に、このパターンは意外と思いつかないんじゃないと思います。あと、ポワロさんがあんなおひげのルックスなので全体的にポップなようで、実は一筋縄じゃいかない真相が私的には「渋い」という感想になりました。それと海外の俳優さんだいたい同じ顔に見えてる私ですら、3名くらいは判別出来るくらい有名な俳優さんがいるので(ジョニデもいるよ)、豪華キャストなんでしょう。そう書いてあったし。

劇中ひっかかったのがポワロさんの「私は探偵です、おそらく世界一です」とさらっと自己申告する台詞。今後一生言うことが出来ない台詞であるから憧れます。「おそらく」って絶対思ってないよね、そこがいい。

ポワロさんがマダムに会うと挨拶として手の甲にキスしているのがスマートで印象的だった。この手の甲にキスというハイレベル挨拶、前にどっかの芸人さんが吉岡里帆にしているのを見たんだけど普通に気持ち悪かった(「え?犯罪?」って思うくらいに芸人側のエゴしか感じず気持ち悪かった)のを覚えていたので、ポワロさんの流れるような挨拶に感動しました。

映画館で映画観るブーム来て1か月位経った。だんだん新作映画の乗りこなし方が分かってきたかもしれない。

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