ゆうた

社会色に染まれないやつ

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社会色に染まれないやつ

最近の記事

ひとつの場所にずっと居られない

そこがイヤになった訳じゃない。でもそこに居続けると、そこから出たくなる。 逃げたいに近い感覚かもしれない。 今までも何故自分は1つの拠点にずっと居られないのだろうかと考えてきたが、なかなか答えが見つからない。 今は恋人と同居している。 生活は順風満帆だが、たまに「ここを出たい」と思ってしまう。 もちろん彼女を愛しているし、幸せだと思っている。なのになぜだろう? 数日でもどっか別の所へ行って行ってみるのもありだろうか…

    • 人生ってテキトーでいいんだと思った瞬間

      昔は仕事をする時、先輩や同期に嫌われないよう仕事以上に人間関係を重視して甲高い声を出し、みんなのご機嫌を取っていた。 ただ俺の人生にも色々と転機があり、旅をする人間になった。 その中でヤベェ奴に出会ったことがキッカケで、自分の中で「あ、人生ってこんな感じでテキトーでいいだ」と思えた瞬間がある。 -------------- トルコのタオル野郎 -------------- 2016年にトルコを旅した。 イスタンブールの中心部でブルーモスクという観光スポットがある。その

      • 「あんたは何してもダメなんだから」の呪い

        物心ついた頃から上京するまで、定期便のように母から送られて続けた言葉がある。 「あんたは何してもダメなんだから、人よりもっと努力しなきゃいけない」 大人になった今でも呪印として刻印されている。 生きて32年経つが、まだこの言葉が残る。 でも確かに母の言うことは正しかった。 母の言う【ダメ】に当たる部分は学校生活のようで、テスト、部活や生活態度。 全部悪かった。 部活はレギュラーを取れないし、学校生活は小学生の頃からワルさばかりして、学力なんてもってのほかだ。 頭悪い自慢

        • 母が自殺した話

          2022年10月4日深夜3時頃、父から電話があった。 「驚くなよ、おかあが自殺した」 半泣きだったと思う。父のあの声のトーンは初めて聞いた。 俺は東京に居て、地元の岩手からその報告を受けた。母は車で海まで行き、大量の飲酒をした後、入水自殺をしたらしい。 夜釣りをしていた釣り人の方が、母を見つけてくれて通報してくれたようだ。 釣り人の方にとっては死体が自分の元に流れ着いた訳だし、気味の悪い思いをさせてしまい申し訳なく思っている。 俺はその報告を聞いた時は全く驚く事もなく「

        ひとつの場所にずっと居られない