スローしたボールは遠くピッチの彼方へ飛んでいった。それは途方もない労苦と辛辣と甘美なトラップを越えて観客の下へとやって来た。相手にとって世界一のホールランバッターはもう夢ではなかった。其れを叶えてしまったことがもう腹に据えかねない思いだ。

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