大会主催者は「俺がルール」の姿勢でいい

・はじめに

こんにちは!たいがと申します!
普段は大阪にあるeスポーツ施設「REDEE」でアルバイトをしたり、VALORANTの初心者向け大会「Valorant Rookies Challenge」を運営をしております!

今回、さとけんさんとあまこさんにお声をかけていただき、"こみゅリポAdvent Calendar 2021"に参加させていただいております!


最後までよろしくお願いいたします!

僕の記事では、コミュニティ大会の主催者が持っていた方がいい「姿勢」について書こうと思います。


・Valorant Rookies Challengeについて

僕は前述の通り、VALORANTの初心者向け大会「Valorant Rookies Challenge」(以下VARC)の主催・運営をしております。

画像1

VARCはアイアン1~ゴールド3の初・中級者プレイヤーのみが参加できる大会で、大会にまだ参加したことがない方や、まだValorantを始めたばかりの方たちに、「観戦」側から「選手」側として大会を楽しんでもらうことを目的としています。

今年3月から始まった今大会ですが、計3回の大会で1500人もの選手にご参加いただきました。(ありがとうございます!)

まさかこんなに大会が大きくなるとは考えてもおらず、嬉しい誤算でしたが、予期せぬ問題もたくさん生じました。

そんな時に感じたのが、タイトルにもあります、
「大会主催者は『俺がルール』の姿勢でいい」でした。

そう思ったタイミングをいくつか紹介していきたいと思います。

①スマーフ問題

VARCは初心者向け大会ですので、当然参加者は初心者のみです。
しかし、そんな大会にもとんでもないやつがやってきます。
それがスマーフです。

スマーフとは簡単に言うとランクを偽った「初心者狩り」です。
このスマーフをする奴が、信じられないことに結構います。

こいつらをなんとしても参加させないために、参加者全員にランクを証明するスクリーンショットを提出してもらうなどして、対策を講じています。

が、ガッッッッッッチガチな対策をしてもそれを潜り抜けてくる奴もいます。

過去には、VARCに参加するためだけにランクを下げたアカウントを用意してきた人や、アカウントの貸し借りを行って参加してこようとする人もいました。

そんなことするならもっと練習して高み目指してくれ!

わかりやすい証拠があればこちらとしても指摘しやすいんですが、明らかにスマーフだろってぐらい強いのに、証拠がなくて詰められない時があります。

そういうときに『俺がルール』の姿勢です。

限りなく黒だけど完全には詰められない人は、もう運営の判断で失格にしています。
なぜなら僕がルールなので!w

スマーフに証拠がないという理由だけで大会を破壊されて、まっとうに参加している人たちがボコされるぐらいなら、僕の判断で失格にした奴に恨まれてもいいです。大会のアンチになってもらってもいいです。

一度明らかに怪しいやつを大会中に失格にしたら「とりあえず話だけ聞いてくれ」と言われたことがありました。

通話をつなぐと明らかにひ○ゆきに影響を受けた中学生で、大会の進行を止めて40分通話で喧嘩しましたw(これはマジで反省してます・・・)

失格にしたあとめちゃくちゃ大会Discord荒らしてきたので、この判断は結局正しかったです。

自分の大会、そして参加者を守れるのは主催者自身だけです。

②大会ルールについて

VARCでは「特別ルール」というのを毎回用意しております。

毎回、このルール絶対おもろいやんけ!!!と思って採用しているのですが、参加者からは毎回賛否両論の意見をもらいます。

当然いただいた意見の全てを、次回もっといい大会にできるように参考にさせていただいていますが、結構否定的な意見が多かったりするとグロッキーになってしまい、参加者から文句がでないかどうかを気にしたルール作りを潜在的に意識してしまいます。

もちろんいただいた意見には肯定的な意見もたくさんあるのですが、否定的な意見がより鋭利に胸に刺さります。(否定的な意見が悪というわけではない)

そこで大事なマインドが「俺がルール」の姿勢です!!!

「でも俺が面白いと思ったから!!!!」でワンパンです。

コミュニティ大会は参加者に楽しんでもらうのも大事ですが、大前提として、主催者が楽しまなければ意味がありません。

多額の賞金を借金して用意すればそりゃ大会は大きくなり、選手は楽しく参加できると思いますが、主催者が苦しんでいるのでは本末転倒です。

参加者は超楽しいけど、主催者が毎回地獄のような顔で運営をして、参加者からの否定的な意見に怯えているような大会はいずれ衰退します。

コミュニティ大会の根幹に存在しなければいけないのは「主催者が大会を楽しむ気持ち」です。


・最後に

コミュニティ大会の運営って実はクッッッッッッッッッッソ大変なんです。

もしこれを読んだ方が、よく参加している・応援している大会があれば、労いの言葉一つでもいいのでかけてあげてください。「大会参加してみたけど超楽しかった!また参加したい!」という言葉で救われる命があります!

VALORANTの初心者の方がいらっしゃいましたらVARCでお待ちしております!

あと、どの大会でも参加者は大会ルールを最初から最後までちゃんと読んでね!(これが一番言いたかったことかもしれない)

そして今回参加させていただいてるAdvent Calendarですが、ほかの参加者の方のnoteが全て目からウロコの神noteばかりなので是非読んでみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?