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【ヒメヒナ考察】「涙の薫りがする」の歌詞・ライブ考察(2024/8/22時点)

考察大砲3発目ー!!!
でっかいどー!一足お先に今回のメイン曲である「涙の薫りがする」です!

「絶望を翔る恒星」や「風編み鳥」でも触れてきましたが今回のライブ全体を通して「飛ぶ」というところに物語が収束していくのと、新しい未来へ飛び立つみたいな意味合いを強く感じたライブでした。この着想を得たのは僕の中で大きくて、全ては見れていませんがこれまでの曲もこのシーンに向けての曲が結構ありそうと感じています。どうにも同じシーンを厚く曲に書き起こしているように見えるんですよね。それだけこの物語において重要なシーンといえると思っています。

今回の考察をする前に「絶望を翔る恒星」でやった「恒星"月"考察」は振り返っておきたいですね。
「太陽になりたい→なれなかった→それでも暗闇を照らす希望の光に→月になる」という流れですね。
今回の考察もこの仮説ストーリーベースにやっていきます。ゴゴさん曰く「別れ」と「前進」の歌とのことです。前述の考察を絡めると月になるというところに付随するシーンと思っています。

6周年のゴゴノート

この話を踏まえて今回の歌詞を見ると、「涙」の薫りをトリガーとして呼び起される「記憶」のシーンとして捉えても良いと思います。

大筋を出した状態からなので、今回は上から歌詞を見ていきましょう。

今回の考察メモ

泣いたって 泣いたって
さよならが運んでくるの
涙の薫りがする

ここはまず先ほどのプルースト効果を考えると記憶が呼び起こされているところでしょう。さよならが運ぶという事なのでこれまでのキーワード「さよなら」の中でものが近くにあるものを抜粋してみましょう。

パッと散って閃光花火(さよなら)を楽しみましょ (閃光花火)
さよなら陽炎 背中向けた (うたかたよいかないで)
さよならヒューマン滅ぶのは (Hello, Hologram)
御免よ、さよならアダム (アダムとマダム)

キーワード「さよなら」の抜粋

1番近いのは閃光花火と思います。この曲も最後の別れの曲でしたし。今回のシーンとの親和性が高いです。ここから拾う要素としては「恋愛」でしょうか。誰と誰がみたいなところは気になるんですが、候補がややこしいのでもうちょっと情報集めてからにしたいですね。あと、話題の「うたかたよいかないで」も見ておくと「陽炎」とあります。これは春の天気が良い日に地面から炎のような揺らめきが立ち上ぼる現象らしいです。ほお、「春」「天気が良い」とな?ここは風を編んだ後の春のシーンなのかな?それに「陽」というキーワードも太陽との繋がりを感じますね。恒星"月"考察に繋げると太陽じゃなくても太陽と呼びたい気持ちの表れとして捉えると収まりがいいです。ちょい無理矢理感あるのでそんな事思ってんだ程度に。
てか君3行で語りすぎな。次いこ次。

「孤独」の反対の言葉ってなんだろう
誰にも愛されない状態とするなら
「孤独」の反対の言葉ってどうかな
誰かに想われてる・・・それなら「愛」かな

孤独↔︎愛の関係。僕なりに言い換えると、自分と他人の関係において気持ちがこちらに向いているかいないかの尺度としての対比ですかね。
孤独については後の歌詞の『孤独の月の側』を見ると月が孤独になっている事が分かります。ただ、ここの孤独は前後の文脈から一時的な主観、孤独感な気がします。1人で太陽(月)になる役目を請け負ったのかもしれません。それ故の孤独感。ここは後でまた触れましょう。

今日も生まれゆく未来に独りで足を止めてる
遣らずの雨 目を閉じる

未来に行けずに時間を繰り返してるのかな?今のところこのシーンに至るまでの時間は繰り返されてると想定しています。遣らずの雨は帰ろうとする人をひきとめるかのように降ってくる雨。未来に行けない理由は恐らくここですね。思い残したことや過去に置いていけない何かがあるのでしょうね。

泣いたって 泣いたって さよならなんだね
黄昏に翳る君へ「ありがとう」
永遠に想い合うの
指切りしよっか 誓っていいさ
必ず僕ら

ここで今回の歌詞で意識しておきたいことはこの曲は「うたかたよいかないで」と対になるような歌詞であるということ。視点が違うんですよね。「うたかたよいかないで」は見送る方の視点で、「涙の薫りがする」は別れて進む方の視点です。なのでこの曲でかける言葉などは基本的に別れて進む側のセリフと捉えて見ていきます。

黄昏時とは日没後の夕方を指します。逆に夜明けは彼は誰時(かわたれどき)と言います。今までの歌詞を見てると夜明けに別れが集中してるイメージがあったので前後が難しいですが、比喩が入り乱れているので一旦置いておきます。
「翳る」は日が弱くなる意味とそこから転じて先行きが悪くなる意味があります。不安そうとか惜しむ気持ちの表現ととっていいと思いますが、月になる側の発言だという意識を強めると相手を太陽として捉えて日が弱くなるという意味合いも込められていそうな気がします。さすがに考えすぎか?
『永遠に想い合うの』ここからは結婚的なイメージが湧いてきそうですね。リフレクションしちゃうかね?となるとロンドナイデ?となるけどヒメヒナ説は?となるんですよね。さっきも恋愛関連で引っ掛かりましたが、まあまだ誰というのは置いておきますよ。置かせてくれ。
指切りの誓は次の歌詞にきてますね。

会いたいね 会いたいね またここで会おう
約束は未来への切符だ 乗るでしょ?
終点に君の夢を―
見上げる天に滲む星
涙の薫り、嗚呼

指切りで約束したのは未来での再会ですね。この夢へと君を連れて行く、だからこれは別れじゃない、からの『乗るでしょ?』じゃないでしょうか???
夢については後の歌詞を見る時に考えましょうか。

『見上げる天に滲む星』ここで視点が月側にあることを思い返すと、太陽…ではなく「地球」の方が正しそうですね。涙の海が滲む星「地球」てな感じで。後の歌詞でも地球について触れてますし、そもそも提灯暗航で地球と月の対比もありましたね。しぇみくんさぁ…ちゃんと自分の考察見返して。

喜びなら倍になる 悲しみなら半分になる
人の間で分かつのが僕等だろうさ

『人の間』人間ですね。人間であることを強調するのなら、厳密には人間じゃない可能性がありますね。倍になるとか分かつとかのキーワードから連想されるのは「複製」ですね。人の形をした人ならざるもの「ヒトガタ」ではないでしょうか。

「分かつ」という言葉が記憶に引っ掛かったので一応引っ張り出しておきます。

「藍の華」より
「琥珀の身体」より

そうよ?琥珀の身体にもあるのよ?このMVめっちゃ情報あるよ?
それはさておき、「愛分かつことなく永遠を生くむすびたれ」の内容はかなり親和性がありそうですね。ただ、「愛分かつこと"なく"」なので複製否定派の言葉です。今回は容認とは違いますが性質としてそれを認めているので心の成長の後なのかも。構成要素自体が今回の歌詞と親和性が高いのでね。他にもこの曲がストーリーの終わりの収束地点であるという観点からもそう思っています。

笑いながら歩いていく
泣きながら歩いていく
どちらにせよ歩いていく
振り向けばほら
足跡が作るレール 後足は掴まれてる
行かないでと身を分かつ

『足跡が作るレール』それは軌跡であり奇蹟なのでしょうね。いや、星の奇蹟と言うべきでしょうか。

「藍の華」より

ちょうど地球と月の話も出てきましたし、今回のライブの予告はこの場所で撮影されています。春を彷彿させる「桜」もありますし、無関係というわけではないでしょうね。少し象徴的すぎるシーンなのでそこそこにして話を戻しましょう。

『後足は掴まれてる 行かないでと身を分かつ』これは遣らずの雨とも繋がる部分、「うたかたよいかないで」の部分とみています。いってしまううたかたを一生懸命に引き留める歌詞が「うたかたよいかないで」です。
ふと思ったのですが、「後足を掴む」という言い方ってあまり聞きませんよね?「後ろ髪を引かれる」なら分かりますが…。ここから2つ情景が浮かんでいます。1つは、月になるために空に舞い上がっていくところで、いかないでと足を掴んでいる情景。もう1つは、いかないでと言う側が這いつくばって足を掴んでいる情景です。どちらというのは今の情報では絞れないので2つの情景を胸に持っておきます。

『身を分かつ』に関しては複製要素だと思うのですがちょっと読み切れなかったところです。餞別として愛や心を渡しているようにも見えますし、複製することで一時の快楽を得ようとしているようにも見えます。どっち系なんだろう…。

あと、たぶん別のシーンだと思うのですが近しいものを感じるので「錫杖の男」のシーンも軽く見ておきましょう。見づらいので書き起こしますね。

「藍の華」より 錫杖の男のシーン

シャリンと寂しげな音を立てた錫杖の男は目線を逸らしたまま告げた。
「愚かな科学者と人の欲が世界を隔ててしまった。少年よ、もう、やめなさい。ここよりも、隠り世の方が安らかかもしれない。さよならだ。それもまた幸せだろう」
時折、強く吹く風が、街に眠ったままの埃を舞いあげ、さよならを告げる様に彼方へと消えていく
「ボクの、、、ボクの生きる全てだったんだ!ヒトは、ちっぽけだ。」
「そうだな」
「大切なものは、、、複製できればいいのに、、」
泣きながら膝をついた少年を背に、歩き出した錫杖の男が語気を強めた。
「複製できないから、大切なんだ」
シャリン、、、シャリン、、、
遠ざかる複輪の音を引き止めるように叫ぶ
「神様は・・・!どうして・・・!祈らせるだけ祈らせて、奇跡なんて、奇跡なんてどこからも降ってきやしないじゃないか!」
「奇跡は・・・」
杖を止め、天を仰ぎ、答える。
「・・・降りてはこない。歩いてもこない。奇跡とは"跡"だ。起こり、時に刻み、大地に跡を残し、生き人の証左を得て奇跡となる。歩け、少年よ。道なき道を行き、その足で生きた証を刻むのだ。いつか道のりを振り返るならば、それは軌跡となるだろう。」
シャリン
「奇跡は、待つな」

錫杖の男のシーン書き起こし

引き留めるシーンではないのですが、軌跡の話が今回の歌詞とリンクしているように見えますよね。恐らくこれはもう一つの攻略しなければならないシナリオなんじゃないかなと思っています。

じゃ、次いきますね。

思い出よりも未来の約束を
過去は駆けて来てくれない
そう、分かったの
生きるって進むこと
手を繋いで泣いて転んで泣いて見上げた空に
流した涙 胸に落ちるのは
傷ついた心を枯らさないためだろ
天泣にゆがる笑顔
煌めく頬に通り雨
涙の薫り、嗚呼

『過去は駆けて来てくれない』これ最初聞いた時はあれあれあれおまおまおまと動揺したもんです。藍の華的な心情かな?とか思ってました。まあでもここは「うたかよいかないで」と別の視点だという認識を持てば飲み込める話ですね。思い出は大事だけどそこにずっと囚われていてはダメだ、別れは辛いけど生きるというのは前進することなんだ。そんなことを言っていそうですね。

うん、過去の悲しみに囚われちゃいけないって書いてらっしゃいましたわ。

「転ぶ」はちょっとキーワード検索しておきたいですね。ていうか「ララ」な。

埃だらけの神造の傷跡
覗かないでよ 構わないでよ
って いつまで転んでんだよ
<中略>
子ども達が笑ってはじけて 転んでも負けずに
いつも世界を護れる様に
「キミ達の涙はこの歌に隠したのさ」
なんて言ってかっこつけて

「ララ」の「転ぶ」ところ抜粋

なんかめちゃくちゃリンクしてませんか?僕が思うに「涙の薫りがする」で語られる「夢」はこの歌詞にあるかもです。

いつか命が衣装を変えて
機械だったり《電子》だったり
融け合う頃に
この詩を一緒に歌いたい
だからこうやって繋ごう
新しい生命に遺せる様に

「ララ」で語られる夢?

スケール感や歌詞との親和性を見ても目指す夢としては十分な内容だと思うのですが、他の歌詞でも言い方を変えて語られているかもしれません。まあ、夢の一部はこれだろうという気持ちでいようと思います。

『傷ついた心を枯らさないためだろ』ここは「枯らさない」にちょっと注目してみました。今回の歌詞って片や前に進み、片や置いていかれるじゃないですか。置き去り…オキザリスじゃないですか?オキザリスとは片喰(カタバミ)の学名です。つまり花なので「枯らさない」という言葉にも繋げられますね。しかも、藍の華ライブでキャロル3号くんがヒメの事を「オキザリスの外殻」と呼称していましたので人物との繋がりもできるところです。まあちょっと頭の片隅に置いておきましょう。

『天泣』は天体(地球や月)の涙という意味でしょう。で、ゴゴさんのツイートから天弓の意味が入ってることも言われてますね。天弓とはのことです。『煌めく頬に通り雨』これは天体であることを意識した表現でしょうか。天体が流す涙は天候となるという意味合いかな。

EARTHを蹴っ飛ばしてHEARTに変えたら
心の地さ 形は♥だ
孤独じゃないさ

ここもうたかよいかないでの「うたかたの文字を蹴散らして並べてたたかうにしようよ」との対比でしょうね。対比?前回は地球側からのキックで今回はうたかた側からのキックという構図かな?この文字入れ替え自体の詳細な意図まではまだ分かりませんが、「たたかおう」と引き留めるのと「愛」を語るというのは対照的な構図になりますね。

『心の地』についてはキーワードを検索しておきたいですね。

探し続ける心の地ハンター (人間界不適合者)
問われるなら?生まれた地/血の正体は? (WWW)
辿り着いた《安息の血》の心地よさが (未来は軌跡のキスの先)

キーワード「心の地」抜粋

心の地といえば「人間界不適合者」ですね。今回の文脈からすれば愛のある安息地を探しているという感じでしょうか。で、「地」についてはしばしば「血」に置き換えられているのも覚えておきたいです。「My Dear」の「流れる心は赤い雫」などの歌詞を見ると血は心を絞り出したものを指しているように見えますが、まだぼんやりした感じですね。「WWW」の歌詞を見ると血は生まれや人種を指しているのかも。人種差別が度々取り上げられることを見るとストーリーの中にそれを気にする描写があってもおかしくはないですね。安息の血というのが人種が変わって安心みたいな意味になるのかと思いましたが、他の意味も出てきそうなのでまだまだ考察が必要なところですね。

愛したあなた帰ってきてよ
約束の汽車が出るよ 乗るでしょ?
終点は変わる未来 終わらない旅さ
"別れ"はそっか "変われ"の合図だ

ここは視点が残される側かなと思っています。見送るので「帰ってきてよ」という言葉を発するのでしょう。再会は1番の歌詞で約束しましたね?

『終点は変わる未来』かなり含蓄のある言葉ですね。一見終わりのように見えるが、それは別の未来への道の始まりみたいな解釈をしています。終わらない旅の始まりだと。別れを「悲しい」と思うのではなく「変われの合図」だと再解釈することで、未来へ前進するための始点とする事ができるということなのだと思います。

泣いたって 泣いたって さよならなんだよ
黄昏の過去に告げる「ありがとう」
永遠に思い出すよ
指切りしたんだ 誓っていいさ
必ず僕ら

ここも1番と同様ですね。もう少しシーンとしての考察をしておくと恐らくこの別れの後はとんでもない年月がかかるんだと思います。実際に琥珀という言葉だったり、ライブの演出もとてつもない時間経過を彷彿とさせるものがちらほらあります。「天唱神楽」の「何故我千年」という歌詞を見るともしかしたら千年以上の時間がかかるのかもと思いますね。あ、「3分ガール」では3千年ですね。途方もない…。

会いたいね 会いたいね 生きてていてね
天霧らす靉靆(アイタイ)の空に茜を
孤独の月の側
見上げる天に滲む星
泣き叫んだ
愛しているよ、愛してるって!
涙の薫り、嗚呼

『生きてていてね』ってさっきのうん千年の話を考えるとそんな無茶なって思っちゃいますねぇ。恐らく残される側も何かしら永遠の時を生きる"琥珀の身体"なんでしょうかね

「天霧らす」は古語で「空を一面に曇らせる」という意味らしいです。靉靆「雲や霞 などがたなびいているさま。気持ちや表情などの晴れ晴れしないさま。陰気なさま。」という意味らしいです。
それを踏まえると『天霧らす靉靆の空に茜を』は落ち込んでいるのを励ますような表現に見えます。この「茜」にどこまでの意味が含まれているかによってだいぶ変わっちゃうんですけどね。太陽として地球に日没(または夜明け)までの間に励ましの光を当てているとか、血(心)を叫び合うとかですかねぇ。

さあ戻ってきました『孤独の月の側』です。今のところ僕としてのメインの見方は未来へ進む側の方が孤独としています。それはこの前進の役目が一人で行うもので強い心を持っていろいろ自分に言い聞かせて進む険しい道だという考えがあるからそう見ています。
ただ、別の見方としては歌詞全体として進む側は吹っ切れた感情で、残される側は悲しい感情を持っているというところに着目すると"孤独感"は残される側の方にあるのではないかという見方です。
もう少し言えば、月になるのは2人でそれぞれの過去に別れを告げているシーンとも取れなくはないです。
ただまあ道はたくさんあるけど絞らないと話の的が見えなくなっちゃうので路線変更の余地は残しつつ「未来へ進む側の孤独」路線で一旦考察を進めていこうという所存です。



ということで、歌詞をズァーーーーっと見ましたね。
簡単にまとめると、この曲は変わる未来・夢に向かって進むために、別れを前向きに受け入れようという話と解釈しました。別れはつらいけれども、それは終わりじゃなく再会を約束すれば終わりにならないし、変わった未来でまた会えるから楽しみだねというプラスへの思考変換なのでしょう。
恒星"月"考察の軸上で言えば、「太陽になりたい→なれなかった→それでも暗闇を照らす希望の光に→月になる」という流れの最後の「月になる」シーンの描写にあたりそうだと感じました。
プルースト効果の話を思い出せば、ここで語られたシーンは「涙の薫り」がしたときに思い起こされるような強烈な記憶、つまりは最重要シーンであるということが透けて見えてくるような思いですね。

ふぅー。辿り着いたー。

いや、まだ続くんじゃ。


ライブの背景を見るのじゃ!やっべぇぞ!

でも先にキービジュじゃ。これはここで触れておきたい。

ライブ「涙の薫りがする」キービジュアル

何に触れたいかと言うと電車が空を飛んでいる理由についてです。これについては誰かに既に決められた悲しい未来へのレールを辿るのではなく、おかしいと嘲笑われたとしても間違っていたとしても自分で望んで決めた道を進んでその足跡をレールとして描こう。そんな意図が込められていると解釈しました。

それではライブのスクショへ

涙の薫りがする駅

この駅自体はシンプルに駅でしたね。触れたいなと思ったのがリリックモーションです。ライブ全体にかかる話ではありますが、かなりこちらでも歌詞に込められた感情や情景を表現されているので考察勢は必見です。PPVではカメラアングル的に見えなかったところがあったので定点カメラ版が出たらじっくり見させていただきます。たしか出るんだよね!?

ヒバリのリリアンのシーン

こっからですよ!『思い出よりも未来の約束を』から背景がこれまでのMVになって歌詞とリンクさせてるんですよ!で、しょっぱなの思い出のところでリリアン&幼ヒメヒナですよ!囚われていた過去はリリアン絡みらしいですよ!あちぃ!

会いたいボクラ

『未来の約束を』で「会いたいボクラ」です。会いたいボクラはコロナ期間中の会いたい気持ちを綴ったものと思っていたのですが、恐らくヒメヒナの曲はこの辺りが2重構造になっていて裏のストーリーとも重なってきてるなと最近思っています。確信に近いくらいですね。今回だとちょうどまさに未来への約束のところが歌詞とリンクしているので確認してみてください。

ここからはカメラに映らなかったりしたので拾いたいとこをピックアップします。

ヒトガタ
藍の華の未公開シーンかな???

『流した涙 胸に落ちるのは』ではヒナが落ち込む姿が映っている。たしかアダマダなどのMVを見ていると何かの秘密を知ったのはヒナである可能性が高いんですよね。

うたかたよいかないで

そのまままた墓のシーンに繋がります。この墓はハインとハイムのものなので、ヒナが知った秘密というのは彼らのことかもしれない。ハイムは去年のライブでクローン研究の科学者のように見えましたがハインはどうなんでしょうかね。

「ヒトガタ」よりハインとハイムの墓

で、次ですよ!

「涙の薫りがする」初出し背景

初出し背景じゃー!柱あるー!階段なにー!空のもやもやなにー!
うーん、ロケーションはキリカで登頂していた山っぽいですよね。柱といえば3分ガールとかマザドラとか思いつきますが、いつも見てる柱とは端の作りが違うんですよね。削れたり埋もれたりしてるのかな?階段もあるなら3分ガール寄りにみてもいいかもしれませんがよくわかんないですね。もっとわかんないのがこの空のもやもや。この形状の特性といえば愛包のMVにあった謎のハート。

「愛包ダンスホール」よりハートのシーン

思うに、これうたかたじゃないですか?実際この曲自体が「うたかたよいかないで」と対をなしているので意図としてもぴったりです。浮いてるし。で、この形状と浮いてるのを見て思ったのですが、風編み鳥の空気感とも似てると思うんですよね。目に見えない風となるみたいなところだといけそうな感じが…。さすがに微妙かもね。でもうたかたであることは結構確度高いんじゃないかな?


ふむ、なかなかいろいろ紐づけながらできたんじゃないでしょうか?もう頭回んないです。首も回んないです。肩こりです。諸々終わったら温泉だなぁ。
先生、まじで定点カメラ版をお願いしゃっす!待ってます!うす!

脳みそもトロトロの余になってきたので余は眠ります。
明日?今日?も考察だ!うああああああああ!!!

ごき!


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