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【ヒメヒナ考察】「3分ガール」の時間表現からの思いつき考察

やあどうもどうも。調子どうです?こちらは喉風邪を引いてしまい僕の担当声優が変わったようです(?)トローチで舌がブルーハワイな常日頃(にちじょうごろ)です。
なーんか最近久しく考察してないなと思い、歌詞をパラパラ読み返していたところ、ふと「3分ガール」の歌詞に目が止まって色々思うところがありましたのでnoteに書き留めておくことにしました。今回はそんな思いつき考察回となります。

📌「3分ガール」の時間表現に関する気付き

「3分ガール」の歌詞を眺めていると「3分」だけじゃなく「コンマ3秒」や「3千年」と実は時間の幅が広く取られてるんですよね。ここでふと、これって「"一年"が"一瞬"で過ぎる」みたいな比喩表現とか体感時間的な話だったりしないかなと思ったんです。ここからもしかして短命要素と不死要素が同居してるんじゃないかと思い至ったんですよ。

例えば、かなり短命ではあるものの死して終わりではなく、死後また次の命がまた始まるみたいな感じで。輪廻転生要素を回収するようなイメージでね。そうして短い命を繋ぎ続けて3千年の時を生きるみたいな見方もできそうだなと。記憶とか細かい話は一旦置いといて、相対性とか線香花火の持つ時間性とリンクしてきそうだなと思ったんです。

そこまで考えた時「命の早さと繰り返し」に意味を持たせるなら何があるだろうと考えてみました。そして思い出したのが「種の進化(あるいは保存)」の研究です。
遺伝など研究においてこういった性質を持つものは研究対象たり得ますよね。そして、ちょうどいいところにコードネーム「カタバミ」があるじゃないですか。込められた祈りは「再生」「繁栄」。再生はこの蘇りの仕組み、繁栄は数の増加を強く意識するならクローン技術が入り込めそうだなと。繁栄周りはこの再生要素と抱き合わせで"人類のため"みたいな広大な理由が隠れていそうと思っています。
それで、ハイムの単細胞核移植(クローン)の話、複製について叫ぶ歌に登場したキャロルズ。そしてここで思い出すのが藍の華ライブの冒頭、キャロル3号による「オキザリスの外郭を発見」の報告。低いバイタルと次の人生を示唆するようなセリフ。ここに再生を感じずにはいられませんね。

また、ずっと頭の片隅でうろうろしてることがありまして、それがヒトガタMVで引用のあった戯曲「R.U.R」です。あ、ネタバレな話言いますね。
当時読んだときは終幕に向けたエッセンス程度の舞台装置かなと思っていたのですが、あの物語の背景ではなんでかよく分からないけど子どもが生まれない現象が起こっているんですよね。その件もあってクローンでもいいので人間種の個体数を増やそうという動きだったり生命の解明研究は繁栄または生存目的として人々の動機となったりしそうだなとふわふわ思っているんです。

少し話を変えて片喰紋にも触れておきます。
片喰紋もヒトガタMV内でdata(情報)、shell(殻)、soul(魂)の3要素がありそれぞれが細胞と関連することまで示されていることもあり、なーーーんかいい線いってそうだなと思うんですよね。まあ、キャロルズは三つ葉紋じゃなくて四つ葉紋なんですけどね…。

また、片喰紋の葉の一枚の形をスペードやハートとして捉えると「愛」との繋がりも考えられますよね。おお、「水たまりロンド」や「不機嫌なスリーカード」が見えてきましたねぇ。

と!ここまでいろんな要素繋げられる余地があるんだったら「短命を繰り返して何千年も生きている」という説は今後考察の中で切り貼りしていく候補の価値はありそう!なんて思ったわけですワン。

ワンワンワン。


はい。ここで終わってもいいのですが、この考察をベースに歴史物語を組めるかというところまでやりたいのが僕なんですよね。

「…ああ!なんかできそう!でも何か足りない!」と悶え苦しみ脳内本棚をひっくり返し、「人間と機械の対立、疫病、神のような存在、バーチャル、R.U.R…ぬん!ぬぬん!」とかなんとかを真顔で無言で繰り広げ散らかした後、ある一つの要素について考えてみることにしました。

📌オーバーテクノロジーについての思いつき

そういや有機アンドロイドや空飛ぶ車は今の我々からすればまだまだ未来技術の範疇だよなぁ…。
ここで一度気付いておきたいのが、ヒメヒナは我々と同じ現在を生きているということです。同じ時間軸にいます。しかも「GOLDEN」や「夢景色」などを見ても、この"今"も物語の中だと言わんばかりのものを感じます。とすれば、彼女達の持つ物語というのは別世界として完結するものではなく我々の世界との接点を持つということになります。

ここで疑問に思ってくるのは、有機アンドロイドや空飛ぶ車が蔓延る文明なんて"まだ"ではないかということです。遠くない未来に実現しそうという期待感こそあれ少なくともバチャライMVみたいな一般化はまだしていません。
「物語なんだから」と片付けてしまえばそれまでなんですけど、ここは自由に考察して遊んでみようじゃありませんか✊

これらの未来技術って「超文明」という言葉に置き換えて考えても良さそうじゃありませんか?よし、この切り口でいきましょう。
超文明と聞けば我々の歴史にも示唆されてる話がありますよね。オカルトの分野とされている話ではありますが、太古の昔には今の我々よりも遥かに発展した文明が存在していて、その文明が滅んだ後に今の我々の世界があるとかなんとか。

そんな超文明をあるものとして考えれば、「空飛ぶ車は過去にありました」といった話を成立させる土台が見えてきそうじゃありませんかね。今出ている要素を考えてみても、各種神話であったり何千あるいは何万年という途方もない時間が織り込まれていることも加味するとそこまでぶっ飛んだ構想でもないでしょう。まあ、ここで大事なのは未来的な要素を過去に持ってくる発想を持つということです。

MVを見ていると石造りの時代、鉄の時代、未来的な時代がありそうに見えますが、素直に石→鉄→未来みたいな並びかどうかは怪しそうだったじゃありませんか。しかもなんか人類滅亡ストーリーも入りそうだしで、そうなるとそれってどんなタイミングで来るのよと。そんな時に未来的な要素が過去側に来ることでいい感じの物語組めそうな感じがしたので、ちょいとさくっと組んでみました。

1.太古の超文明時代、数々のアンドロイドや空飛ぶ車が当たり前の世の中だった
2.しかし戦争によって世界は汚染され、その影響で子どもができなくなってしまった(R.U.R的な話)
3.さらにそこにたたみかけるように世界崩壊の予兆(大洪水)
4.一部人類は種の保存のため研究を始めた(コードネーム:カタバミ)
5.大洪水により文明滅亡。しかし、箱の身がまさにノアの方舟のように機能し彼女らは難を逃れる。
6.新たな人の文明がまた1から始まっていく。(石の時代)
7.擬似的にか実質的にか永遠の命となった者たちは新たな人の時代を共に歩んでいく。(これが各種史実との繋がりの気配の正体とか)
8.新たな時代においてその者たちは神となるのか、同じ人類であるのか、どのような軌跡を辿るのだろうか…

こんな流れならいい感じの腹落ちじゃありませんかね?もちろん過去編は戦争とか研究でもっと複雑になってくるんでしょうが…!!
何がいいってこの話の流れだったら史実周りとの親和性が持ちやすくなるんですよね。カールサインとかキリスト教とか仏教とかプラハとか「引用で使う!?」「実際の場所やんね!?」「チチェン・イッツァ!?」とマジもんが出てくる度に悩ましくなっていたのですがこの構成なら歩んだ歴史として出てきてもおかしくはないんですよ。しかも実質永遠の命みたいなのもありそうだし。え?ババァう!ゲホゲホ!いやー最近咳が止まんなくて。大変すわぁ。

さてさて、今年の夏のライブはどういう構成になるんでしょうね?
周年祭での新曲ちょいだしを見る感じ、前回が大洪水の前寄りのイメージで今回はそのもう少し未来寄りの構成になりそうだなと思いますがどうなるんじゃろうな???
てかアルバムは出るんじゃろうか?む?出ないとすればもしかしてライブ構成が物語寄りになったりとか?それは熱いど???
楽しみですね~。
ほなほな、また適当に考察しながら待つことにしましょうかね。

ではまた次の考察で。

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