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【ヒメヒナ考察】「Realize Dream」の歌詞・ライブ考察(2024/8/24時点)

考察大砲5発目ー!!!
ここでようやく折り返しなのか?まだ僕はライブ世界線に取り残されています。エンドレスエイトですね。はっ、俺の考察はまだ終わってねぇーーー!!!

「Realize Dream」はコロナ影響で叶わなかったツアーやライブに対する思いも込められた曲で特に2番の歌詞にその思いが込められており、ライブのDAY2ではその部分から背景映像の差し替えもありましたね。今回のライブでツアーやるぞって発表があった時、「そうだよな、やりたかったよな。」と男泣きしてました。あ、JOJI泣きです。🤔?

さて、以前はこういうソロ曲やJOJI向けのような曲は空気読んで考察遠慮しようとか思っていたのですが、どうにもやはりこういった曲も現実と物語の二重構造になっていると思い始めたので全曲しっかり物語軸の考察をしていきます。
既に流パチとかやっといて今さらではありますが、苦手な人は自衛してください。

田中先生の歌詞は登場人物の主観ベースで書かれているものが多く、感情の深いところに触れないと書けないような心情描写があるのが特徴的だと思います。さて、いつも田中先生の歌詞考察で悩ましいのが、物語軸で見たときに「ヒメ」としての目線なのかどうかなのです。いや、メタ的にはたぶんそうなんだろうけども!でも公式情報出てないし!出自はトップシークレットだし!そもそも現時点での考察で「ヒメ」とか「ヒナ」とかの固有名詞はまだちゃんと出てないし!Hxxxとか伏せ字になってるし!変に空気壊すの嫌やし!
という事で、まだしばらくは「田中ヒメが書き起こす"別の誰か"の視点の歌詞」といった感じで別人物として扱おうと思います。これは鈴木さんも同様ですね。

では、それを踏まえて今回の歌詞を眺めましょう。夢に向かう道中で失敗や残念な結果があった時、そこで諦めずに自分が実現したかった夢とは何かを自問自答し、夢を現実にするには苦しくても必死になって前進するんだという激熱ストイック精神の歌詞です。
そうした心情を過去の物語と今のコロナ禍であった事を重ねながら綴った曲だと思っています。ではその二重構造を意識しながら今回も歌詞をメロとサビで分けて見ていきましょう。

ちょっと今回は歌詞に共鳴してしまって考察メモが長文化してるの草ですね。こっちにはなるべくフラットに書き起こします…。

今回の考察メモ

📚メロの確認

マイク越し見える言の葉も
肌と服擦れる音さえも
生まれた音の一粒が弾けて
吹き込む刹那に一つのメロディー

ライブ会場の刹那の情景。コメント勢、現地勢がいて、コメントや袖触れ合う音も一つ一つが構成音となってそれらと合わさって一つのメロディーとなっている。ライブとは演者だけじゃなく観客もいて完成されるものという考えや定義というところでしょうかね。ここはこの現実ベースの視点だけと見ています。

やり直しでもめげない
何度でも諦めない
ありったけの歌よ響け

ここは重なってるかな?
今ベースで考えると断念したツアーやライブとその再公演が思いつきますね。他にも練習風景として何度もリテイクしたりする情景も合いそうです。
物語ベースでいくと繰り返し要素です。目的に向かってまるでフラグ管理ゲームのような繰り返しをしているのではというのが今の考えです。少し悩ましいのがその繰り返しが、恒星"月"考察のストーリーでいうところの太陽になる前、月になる前、月になった後のどこにでも入り込めそうなんですよね。まあ、この曲はシーンを限定するような書き方ではないので総合的な視点、あくまで今ベースの視点から重なる要素を思い出す形で書かれていると考えています。

サビを飛ばして2番へ。

俯いて丸い背中でも
憧れた煌めくスポットライト
挫けたままの臆病な私も
不器用なりに戦っていたい

さて、ここで疑問に思ったのがスポットライトに憧れていることです。スポットライト=ライブと単純に紐づけるとそれは達成されてるのでは?と思いました。そうではなく、最初の定義を意識して"完璧な状態でのライブ"の事を指しているなら意味は通りそうですね。あるいは武道館か?
物語ベースで考えるとちょっと熱い。物語上でスポットライトが登場しそうなのは何か。「氷少女と陥落街」ですね。その場合視点は...リリアン?ナイデ?ここぼんやりしてますがあのショーパブの女性目線の話とリンクしていそうです。あの小さなショーパブではなくもっと大きな舞台での公演を夢見た話なのであれば考察勢としてはワクワクしてきますね。実際MVではヒメがその役を担っていましたしね。

「氷少女と陥落街」より

『挫けたままの臆病な私も 不器用なりに戦っていたい』ここは「戦う」の解釈をどうするかが悩ましいですね。今の場合、活動そのものを戦場に見立てて「戦う」という言葉を使っていそう
物語の場合は、同じような意味としても使えそうですが別の戦うもありそう。「うたかたの文字を蹴散らして並べてたたかうにしようよ」という歌詞もありますし、比喩としてではなくそのままの意味での「戦う」もありそうなんですよね。

幾度目の挑戦も
掴めなかったあの舞台も
全て意味があると思えたなら
落ち込んでいる時間はもうないから
這ってでも進み出せ
意気地なし泣き虫でも
必死で立ってんだ

さあ、ここがツアーなどへの想いが強い部分です。ライブではここで背景映像が差し替えられてました。今ベースの視点では、無観客で行うことになったライブや実現できなかったツアーもそうなったからこそ得られたものがあったと、無意味ではなかったと、そう気持ちの整理をつけられるようになったのならいつまでも落ち込むのはやめて早く前に進み出せと自分を叱咤してると読み取れます。ここ性格が出てて好きなんですよねぇ。
では、物語ベースの視点だとどうでしょう。これも氷少女の物語ですね。大きな舞台へ進むオーディションに何度も挑戦したり、戦争などの外的要因で公演が中止になったりという話がありそうですね。もう少し広く捉えるならもっと大きな目的、例えば変わる未来を掴むために世界のやり直しを繰り返しているときの心情としても見れそうですね。そして「這う」ですよ。いろんなMVで数々のヒメが倒れるシーンがありましたね。何が要因かはわかりませんが、このように命に関わるような事があるのかもしれません。それは疫病なのか薬物なのか切り落としの寿命なのか…、いずれにせよ「生きろ」という言葉が出る物語です。次なる情報に期待ですね。

ヒメがこける・倒れるシーン

嫌になってまた目を背けては
変わらない日々に失望して
どれだけ欲しがっても私は私だから
前を向けないなら変わるしかない
明日を探せ

前半は続くコロナ禍の日々への失望でしょうか。「欲しがる」というのはなんでしょう?前を向くために誰かに何かをしてもらうことを期待するという事?過ぎた事をくよくよ嘆き続ける事?仮にそうだとして、誰かに何かをしてもらったとしても結局また悪い状態になるので自分から変わる努力をしようということかな?ちょっと考察にお気持ち入りすぎかな?私は私という言葉はプラスの意味で使われる事も考えると一旦背伸びしないで自分自身をちゃんと見つめて現状を把握して、前を向くために変わらなきゃいけない事を変えて進み出せという感じかな?
うーん、一生喋っちゃうので物語ベースの方を考えますね。これもさっきのシーンと同様に夢への道中で改善されない状況に対する不安や不満でしょうね。失敗や戦争によるものみたいなイメージ。「欲しがる」はこれまでの歌詞で考えると「愛」ではないでしょうか?ここでふと考えておきたいのがリリアン目線であった場合、物語上敵か味方かという観点です。リリアンって今のところ不穏要素があるのでMADAMS時代があるんじゃないかなと思うんです。それで、説得やら何やらがあり改心したストーリーも可能性としてありそうなんですよね。まあ、これはメタ的観点です。

では、サビも見ていきましょう。

📚サビの確認

夢ならその心(ミ)晒せ
思うままにかき鳴らせ
限界超えた向こう
見つけたいよその先を
縋りついた結果が最低でも
また歩き出せばいい
一歩を絞り出して
さあ夢じゃない
Realize Dream

1番サビ

夢ならその心(ミ)晒せ
思うままにかき鳴らせ
限界超えた向こう
見つけたんだその先を
縋りついた結果が最低でも
また歩き出せばいい
一歩を絞り出して
さあ戦うんだ
決意を掲げたなら
夢じゃない
Realize Dream

大空へ轟かせ夢を叶えよう

2番サビ

『その心(ミ)晒せ』心をミと読んでいるのは、簡単に言えば「心を晒す」という事を「身を晒す」というイメージしやすい言葉に置き換えたと考えればいいでしょう。「身を晒す」という言葉には危険に身を晒すみたいなイメージがついてくるので、今回のように不安や悲しみに対して向き合うという意味での使い方にはマッチしそうです。
また、物語的にも姿形が自由自在とか霊体の示唆もあることから心が本体という考えはあってもおかしくないでしょう。

『思うままにかき鳴らせ』はちょっと踏み込んで夢に対して素直になるということではないかと思います。例えばコロナでライブが思うようにできなかったということに対して仕方ないよねと諦めたままにするんじゃなくて心残りになるくらいなら「やりたい」と叫ぶべきだという事を言ってるんじゃないでしょうか。具体的なところは見えませんが、これは物語の内容にも通ずるところはあるのだと思います。

『限界超えた向こう 見つけたいよその先を』
『限界超えた向こう 見つけたんだその先を』

1番と2番で変化がありますね。これは必死にやった先の夢、望む未来を実現したいという事でしょう。おそらくこれは無観客公演を心に従って有観客公演でやり直してみてやっぱりやってよかったと思えたから出た考えではないでしょうか。このように、ある夢を実現させたという実績もあったから「見つけたんだ」と言えたんじゃないでしょうか。だからツアーもという話になったのかもしれませんね。

『縋りついた結果が最低でも また歩き出せばいい』これは例えば「次のツアーもまたコロナなどでうまくできないかもしれない。でもそうなったとしてもまた機会を見てやればいい。」みたいな考えではないでしょうか。やりたいならやればいい。心を叫ぼうと。
これは物語的にもありそうで、恒星"月"考察でいうと太陽になれなかったシーンや、月になるといったシーンを意識しての発言や考えとしてありそうです。

『一歩を絞り出して さあ夢じゃない Realize Dream』
『一歩を絞り出して さあ戦うんだ 決意を掲げたなら 夢じゃない Realize Dream』

ここも1番と2番で変化がありますね。内容はまさにRealize Dream、夢の実現へ気持ちを向かわせるものです。ここを見ると「戦う」相手は己の心と考えるのが1番しっくりきそうです。夢を夢で終わらせないために、実現するために自分を叱咤して自分からアクションを起こしていくみたいなイメージです。先ほどメロで見た「戦う」に関しても本質的な話になれば両者ともこの結論に落ち着きそうな感じがします。

『大空へ轟かせ夢を叶えよう』
ここも「心を叫べ」という言葉がハマりそう。そして、恐らくポイントとしてあるのが、これは「ワガママを言う」という浅い欲望的な話よりも、もっと先のどういう状態になりたいとか、もっと深層で望んでいる状況の事をより指しているのではと思います。だからこその自分をしっかりと見つめ直せという意味での『その心(ミ)晒せ』という言葉なのかもしれませんね。

なんか今のサビ考察で僕が感じたことが完結した感あるので、クロージングはいいかぁ。


なんか結局お気持ち満載な考察になったような気がしますね。全部太字になっちゃう。田中先生の歌詞読むとだいたいこうなるのでとても難しいんすよ。先生ァ!次はもっとフラットな感じのやつたのんます!ああでも良さが!でも苦しみ!たすけて!進捗どうですか!

ごき!

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