おいちゃんが死んだ 家に行くといつも朝から酒ば飲んどった 元気が出らんときも、あのへんな笑い声ば聞いとったらどうでもよくなった 裏の林からタケノコば採ってきて食べさせてくれた 魚さばいて刺身ば食べさせてくれた 父方のばーちゃんが死んだとき、おばちゃんと2人で最後まで見届けてくれた 2月に入院するけんて言うて、LINE電話で話した なんて言ったらいいか分らんくらい、変わっとった いつの間にか、酒ばやめとったっちゃね、知らんかったよ もう長くないやろうなと思った
あぁ 神様 私の大切なあの人を ずっとずっと 守ってください いつでも素敵な音楽で あの人を包んでくださいね あぁ 神様 生まれてきたこの子を ずっとずっと 守ってください いつでも素敵な星空の下 この子を見つめてくださいね あぁ 神様 愛し合う二人を ずっとずっと 隣にいさせてください 瞳の色が違うだけなんです 生まれた場所が違うだけなんです
この小さな背中に 翼があれば 大空を飛んで 自由になれると思ったのに 自分が動かなければ 空は飛べない 自分で動かなければ 陸も歩けない 本当の偽りのない 自分だけの大空を飛びたい 最近夢を見ない 雨が前より美しくなくて 濡れることも嫌になってきた 自分が動かなければ 人は動かず 自分が変わらなければ 雨は降り続く 本当の偽りのない 青い空の大空を飛びたい 本当の偽りのない 青い空の青い鳥になりたい
綺麗ごとだっていいじゃない いつからこんな国になった なけなしの勇気振り絞った言葉 笑う奴なんかほっとけ カッコつけだっていいじゃない それで誰かに迷惑かけた? 震える足で踏みだした一歩 後ろで見てる奴なんかほっとけ 悔しくて泣いたっていいじゃない 大人は黙って耐えなきゃダメなの? 描いていた理想とたどり着いた現実 流されて立ち止まってる奴は わたし 綺麗ごと並べて カッコつけて 泣いてわめいて それでもまだ夢見ていいですか 今からでも追いかけていいですか 17歳の私よ
ふと立ち止まると 醜い自分がいた なんのための今なのか 忘れている自分が 奇妙に慣れた世界で 傷つかないように歩き 口先だけの現実を 真実だと思い込んで 人は忘れる生き物だけど 思い出すこともできるから 今ならまだ間に合うよ 勇気をもって振り返ろう 青春の日に描いた夢は 今もこの胸の中に色付いて 空を見上げて口笛吹いた あの日の自分に戻る
夜が来ると訳もなく 涙が流れてくる 終わりのない道が 僕を不安にさせている 「明日になればきっと元気さ」と なんとかダマして眠りにつく 君の顔がふわふわと浮かんでは 消えて ほんのひと時だけ 幸せをくれる いつか こんな日もあったねと 思えるかな 眠れない夜はまた今日も 僕の元へ ねむれないよる ねむれないよる
ただ 会いたいだけ ただ 孫の成長を見てもらいたいだけ ただ 歳を重ねている私を見てほしいだけ ただ 年老いていくあなたたちにありがとうと言いたいだけ ただ それだけなのに こんなにも あなたたちの暮らす町が遠い こんなにも あなたたちの温もりが遠い ただ会いたい あなたたちに会いたい
365日目の夜に きみは何を思う? 大した一年じゃなかった? 明日も特に期待しない? どうせ同じような毎日を送るだけ? 夢も希望も見つけられず生きている意味がない? 上等上等、大いに結構! もう気付いているだろう? きみはまだ何かを求めている。 きみはまだ楽しむことを諦めていない。 なんと!きみはすでに安定を手に入れている。 だからこそきみは今までとは違う新しいことを捻りだそうとしている。 だいじょうぶだいじょうぶ つまらないのも生きているから すぐに飽きるのも生
人に指図されるのは嫌 自分が好きなようにしたい 誰からも束縛されたくない とにかく自由でいたい そんな風に思って生きてきた。 親のレールを作らない 好きなことをしてほしい 色々な道があることを知ってほしい 可能性は無限にあるんだよ そんな風に思って子供を産んだ。 ところがどうだ。 あれやれ、これやれ、 あれだめ、これだめ 私はいったい何様だ あぁ自分が嫌になる この子は、 私のもとに生まれて、 しあわせなのだろうか 私のほうが先に逝くから 早く全てを伝えたい
泣きつかれてふて寝したあなた まだまつ毛に涙が残っているね あなたも必死なのに わたしも譲れなくて いつもケンカになってしまう まだ、 たった4年しか生きていないあなたに 本気になってケンカしてしまうわたしは たぶんおかしいのだろう それでも あなたがたいせつで あなたがいとおしくおて あなたをあいしているってことは 自信を持って言える そろそろ起こそうかな いっしょにおやつのマフィンを食べよう そして仲直りしよう
おっぱいやミルクをあげる とても幸せなことだよ おむつを変える 今しかできないことだよ 寝なくてずっと抱っこしてる いつか抱っこも卒業だよ 何をしても泣き止まない 今だけだよ イヤイヤばかり いつか終わるよ 見て見て攻撃 いつか終わるよ 今だけ もうできなくなるよ これもいつか思い出になるんだよ うるさいうるさいうるさい そんなことは知ってるよ わかってるよ でも、その、「いま」が、 どうしようもなくつらいの。 誰か聞いて 話を聞いて 全然寝なくて朝
泣いている 泣いている 泣いている ただ、それだけ どうしよう 泣き止まない どうしよう 寝てくれない どうしよう どうしよう どうしよう うるさい うるさいうるさいうるさいうるさい こんなはずじゃなかった もっとキラキラしてると思ってた 母親ってなんだろう 私ってなんだろう とつぜんおとずれた静寂 のぞんでいた瞬間 うれしい!うれしい!うれしい! なにをしようかな ご飯食べよう あったかいご飯 ラーメン食べたい アイスも食べたい 本を読もう 続きが気にな