自分を受け入れる

人から受けた評価に、いつまでも振り回されて生きてきたように思います。

「本ばかり読んでいるなんて、性格暗い」

そんな親や級友からの言葉がいつまでも引っかかっていました。初めて知りあった人に趣味を聞かれたときは、「読書、って答えたら暗いと思われる」と思い、「テニス」など、明るい性格と思われそうな趣味を選んで答えてきました。

ところが、昨日、会合で出会った20代のフリーランスライターのきれいな女の子ー「本が私のベストフレンドです」と胸を張って話していました。わたしの頭にすぐ浮かんだのは、「それって、性格暗いって思われちゃうのに、怖くないのかな?」 でも彼女の明るさ、素直さは、疑いもない。

彼女は、こうも言った。「自分の一番の批評家は、自分自身でした。自分の批判を止めたら自分らしく生きられるようになりました。自分の書いた本の出版という夢もかない、わたしは今の人生に満足しています」

わたしよりずっと若い女の子-なのに、ああ、わたしよりなんて大人なんだろう!

彼女と別れた帰り道、思わず自分を反省しそうになりましたが、わたしに必要なのは反省することで現状に甘んじることではなく、一歩進むことなんですよね。一歩一歩。小さな歩みでも確実に。

オンラインでなく、実際に人と出会うことって、本当に大事だと思います。コロナで失っていた出会いの機会、予防を怠らずに、たくさん作っていきます!

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