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「元」通関士が「いい通関士とは?」について語ります。(前編)

通関士を目指す方、駆け出し通関士の方は必見!!実は「輸出入者」も誤解しやすい「いい通関士」について語ります。

 今回のテーマは「いい通関士」についてです。

 「元」通関士の私が、通関士試験を突破し、通関業者の駆け出し通関士となった「あなた」と「あなたに通関を依頼してくる輸出入者」との関係について語ります。
 今後、駆け出し通関士となった「あなた」が仕事をしていく上で、もっとも重要な登場人物が、この「輸出入者」となります。「事細かく、すべてキッチリ管理している輸出入者」から「通関士丸投げ姿勢の、いい加減な輸出入者」まで、様々な方と出会うこととなるでしょう。
 ただ、どのような状況であっても「いい通関士」は自分の役割を確実に遂行していくものであり、この記事を読んでいる「あなた」にも、そうあって欲しいと願っております。

 今回は「前編」「後編」の二部構成、かつ有料記事とさせていただくことになりました。
 また、記事を読んでいく前提として、今後通関士として、もっとも多く接することとなる「輸出入者=会社」であることを想定しています。

 通関士試験合格者となった「あなた」が今後「通関士」として活躍していくためのヒントをギュッと詰め込んだ仕上がりになっています。
 ぜひ、最後まで読んでいただきたく思います。

 さて、皆様にご質問です。輸出入者にとって、本当の意味での「いい通関士」とは「どのような通関士」でしょうか?

 早速ですが、この業界に長かった私がたどり着いている重要な「一つの結論」をお伝えいたします。

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