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【金ロ散文】久しぶりにボヘミアン・ラプソディを見た(2021/6/4)

映画Bohemian Rhapsodyはフレディの物語じゃなくて、ブライアン・メイとロジャー・ディーコンの物語なんじゃないかと思う

▽散文の感想▽

・Queenは、ロックに最もズブズブハマっていった中学のときに出会った。それから狂ったようにいろんなことを後追いして知ってしまったから映画Bohemian Rhapsodyを見てもQueenって最高!!!家族のバンド!!!愛!!!て一概にはならないんだけど(語弊あるけど色々あったもんねって知っちゃったということ、好きなバンドだし至高ではあると思う)(伝われ)、Queenの音楽は本当に最高で色褪せないなと思う。

・普通にロックスターの凋落全然つらい

・映画かなり美化されてるのは知ってるしな…。 と思いつつ、あの6分の名曲Bohemian Rhapsodyを作るシーンだけは「真実」だと思うんだよね。史実じゃなくてメイとロジャーの中にある真実だと思ってる。

・ロジャーとブライアンメイがめちゃくちゃポールに攻撃的だったり、フレディに対して”we are family”ってセリフがあったり、”you need us”って言ってたりするけれど、それってフレディの生前に言えなかったことや彼に伝えきれなかったことで、本当はフレディに言いたかったことなのかなとか思ったりしていつも死んでしまう…

・ボラプはさぁ、フレディの話じゃないんよね、と思う。ブライアンメイとロジャーディーコンの中にある、悔やんでて、でもきらきらしてて、ワクワクして、血湧き肉躍る時間だった”あのとき”を描いて、きっと彼のことをゆるしたくて許されたくて、「俺たちはお前のことを愛してた」って口が歪んでも言えないようなことを、キャストに言わせてるんじゃないかと、勝手に夢想する。
だから泣いちゃうのよ。あの物語はさぁ、史実とは違うところもあるし、誇張されたり削られたり隠されたりしてることもたくさんあるけど、ブライアンメイとロジャーディーコンの中にあった真実と、そして願い・祈りなのよね。本当に交わした言葉も織り交ぜてあるだろうけど、きっとこういう話がしたかったんじゃないかなって思うシーンがたくさんある、勝手に。

2021/6/4 ふせったーより 移植

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