【起業前夜】SHELF-TEACHERを思いついた経緯【動画で選べる家庭教師掲示板】

こんにちは、虚空のだれかに向けて文章を書いています。

家庭教師の仲介掲示板サイトを作っている初田と申します。運営している、と書こうか迷ったのですが、残念ながら現時点では6人しか家庭教師を登録しておらずまた仲介成立実績もないですので作っていると書きました。一応システム自体はつい数日前に完成しているのでこのように宣伝をしています。サイトはこちらです。

では今回の本題に移ります。どのようにしてSHELF-TEACHERを思いついたのか。こういうものはサービスが売れてから世の中に出すというのが相場ですが、あえて書き残しておきたいと思います。

サービスについて

コンセプトは「動画で選べる家庭教師掲示板」です。家庭教師マッチング市場は仲介会社とネットの掲示板、知り合い経由がメインです。このうち掲示板サイトでは家庭教師を募集している人が年齢、学歴、実績などを登録して家庭教師を雇いたい保護者の応募を待つのが一般的な形式です。SHELF-TEACHERでは講師の紹介を文字だけではなく動画を用いて行うことで、より情報量の多い紹介を行います。

さらに家庭教師、保護者双方ともに無料で使用することができます。これについては別の記事で詳しく説明する予定です。

起業したい

本当によくある話で申し訳ないですが、起業してお金が欲しい、というのがきっかけです。現在大学生なのですが、ツイッターとかで色々影響をうけてしまい学生のうちにビジネスに挑戦！みたいなことを思っていました。

失敗から

実は去年YouTuberデビューをしてしまったのですが、すぐに頓挫しました。内容は量産型の(当時は芸能人が本格的に参入する少し前)企画系をやろうというもので、友人と二人で彼の家で撮影する形でやろうという計画でした。僕が演者で友人が台本と編集です。しかしながら彼の家というのが本当に遠くて片道2時間弱、往復で交通費が1600円かかっていました。それで萎えてしまい、結局動画は4本出しただけで自然消滅しました。

それから何ヶ月か経ったある日、ふとそのチャンネルのことを思い出し、どうにかしてまた活動を再開する方法はないかと考えていたところ、これから一般人でYouTubeを始める人は増えるはずで、そういう人の中に今回の僕のような悩みを抱える人がいるのではないかと思ったのです。つまり住んでいる場所が離れた人同士のチームでYouTubeチャンネルを運営するノウハウを確立すれば社会になんらかの影響を与えることができるかもしれない、と考えました。

当時別のYouTubeチャンネルを作っていた僕はわずかな動画編集技術を持っていました。なので遠くから送られてきた動画の素材を自分が編集する画を想像しました。これだけだとただのランサーズで受注した副業の動画編集ですが、僕が考えていたのはそういうことではありません。むしろそういった工程を扱うシステムを考えていました。すると自分にとって身近な業界である家庭教師の掲示板がパッとひらめいたのです。

いろんな所にいる人々から送られてくる自己紹介動画を編集して掲示板に載せ、それぞれが家庭教師を募集する。そういう光景は先ほど述べた、「遠くに住んでいる人同士のチームでのYouTubeチャンネル運営ノウハウ」に対する解の一つのように思えました。そして同時にその光景は、1億総YouTuber社会という一つの大きなビジョンにもつながっている感じがしました。

1億総YouTuber社会

少々大げさですが、このビジョンが掲示板サイト運営の根拠としての役割を果たしています。既に複数のとても大きな家庭教師掲示板サイトがありますが、それらのポジションをやがてSHELF-TEACHERが奪うだろうと考えている理由です。

インターネット上に顔を晒すのに抵抗がある人は多いです。しかしそれは長くは続かないと思います。インターネットに情報があふれてしまい自分の顔程度の情報は特に気にしなくなること、リスクよりもインターネットの利便性を評価する人が増えることが主な理由です。証拠に2020年現在では自分の顔をInstagram上に晒されることに抵抗がある人はほとんどいません。

ここで注目しているのがTik Tokです。YouTuberの急増は芸能人の参入ラッシュもあったので指摘するまでもないですが、一般人にとってはTik Tokのほうが浸透すると思います。実際に日本よりも先進国である中国では一般市民は電車でずっとTik Tok(に相当するアプリ)を見ていると聞きます。しかも被写体は一般市民がメインだそうです。あれが受ける理由はアプリが勝手に動画を編集していい感じに仕上げてくれるからです。

SHELF-TEACHERの紹介動画も同じで、カット、BGM挿入など簡単な編集を施します。これにより動画を規格化することでTik Tokのように見られるに堪えるものとします。同時に動画になった自分を鑑賞することはある程度面白いことなのではないか、と思っています。実際に僕も自分がYouTube動画となった時は不思議な心地がしました。

動画で選べる家庭教師掲示板

以上が僕が家庭教師の掲示板を作りたいと考えるに至った経緯です。今まで何度か周りの人には話していたことですが、今回このような形でまとめることで自分の中でも考えが整理されたと思うし、どこか遠く離れたところにいる家庭教師の方に届けば嬉しいと思って書きました。真面目に運営していきたいと思いますので、応援してくれたらとてもうれしいです。これからこのアカウントで進捗等報告していくつもりですのでよろしくお願いします。