11/11 不時着してしまった

11/11といえばポッキーの日。ではなくベースの日。いつなんどきもハッピーを与えてくれるバンドのライブに行ってきた。って昨日は酔っ払って寝ちゃったな。三日坊主にすらならなかった。でも今日からまた気を取り直して書き綴っていく。

他人(というか世間)の悪意に傷ついて、自分が悪意を向けられる対象になっていたときのことを思い出して、今まさにそんな気持ちになっている人がいること、それが誰のせいでもなく"世間"という大きな概念からくるものであることが酷く辛く、ここ数日間慢性的に胸がざわついている。黒い感情に支配されそうになって、頑張って薄い膜を生成してなんとかせき止めているようなイメージ。"考えないようにする""気持ちを無にする""他の楽しいことを考えて気を紛らわせる"これをやるようにしていた。でもそのざわざわはみるみるうちに大きくなっていてついに決壊した。それが今日。まさにライブ中の出来事。

私はバンドのライブが好きだ。かっこいいから、楽しいから、感動するから、色々ある。でも私にとってバンドのライブは自分と対話する場所でもある、と思う。楽しいだけの場所では無いということ。見て見ぬふりをしようとしていた感情に気がついてしまうんだよね。歌詞がどうとかメロディーがどうとか、そうじゃなくて、いやもちろん歌詞に共感して、MCでの言葉に感銘を受けて、というのもあるんだけど、それよりもステージの上でありのまま表現する人たちの姿を見て、自分のありのままの気持ちが浮かんでくるのだと思う。本当のところは分からないけどね。考えないようにしていた思考に頭を乗っ取られて、なんだかものすごく辛くなって、全部逃げたくなった。逃げだしたいなって思った。何がとかじゃなくて、何がってのは分からなくて、でもとにかく逃げだしたい気持ちになった。考えないように自分の心を見ないようにしていた私にとって、そんな自分と向き合う場所にも成るライブは刺激物だったみたい。平凡な日常がつまらないから土日はライブに行って、地元のライブじゃ物足りないから遠出して、それくらい刺激を求めていた私が刺激的なものを受け入れられなくなっていた。ボーカルが「元気ない時にライブハウスに来る。自分たちも元気ない時でも安心できるようなライブをしたい。」というようなことを言っていた。私もそうなんだよ。しんどい時にはライブしかなくて、だからしんどいなって時には地元で行きたいと思うライブが無いか探す。でもそんな手段が絶たれてしまった。それがまた苦しくて堪らない。しかもいつでも幸せになれる、なんなら件の日にどん底にいた私にも幸せを届けてくれた、そんな大好きなバンドのライブでこんなこと思ってしまったのが悲しい。

最近食欲爆発中 普段行かないマックに来た

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