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11.野菜を作る気持ち④ そんなに一度にできません!とツッコミ編

こんにちは〜ラクです🙂
今日も保育園での栽培について話していきましょう。
今日のテーマはこちら

「収穫数=一度に取れる数ではない。意外な見落とし」

こう言うテーマで話をしたいと思います。

今日の自分の保育園で起きたこと。次の栽培についてクラス担任からこんな話を振られました。

「ラクさん、次最後にジャガイモ🥔植えるから、種芋用意して」
「いいですよ🙂どれくらい作るんでしたっけ?」
「いいよー適当に任せるわ。袋栽培で頼むね」
「え?なんのメニューに使う予定なんですか?」
「年間計画に載せてるから作らないとね。その時に考えるわ」
こんな感じでした。

いや、、だからそんなん適当と言われてもね💧
と言うか、どんな風にしてジャガイモ作って楽しむのか?それが全然話が出来ない感じになってしまいました😓 とりあえず、数作りまくって1人一個楽しめることを目指せばいいかな?と思ってます。
一方で逆のパターンもあったりします。

以前にトマト作ろうとなった話のこと🍅

担任からこんな話題を振られます。ちなみに、そのクラスは子どもたちが20名ほどいました。
「ラクさん、トマト栽培するから教えてくれる?」
「いいですよ🙂どれくらい作るんですか?」
「うちのクラス、畑のスペース無いし、他のも作りたいから1株だけでええねん」
「ちなみにどんなメニューで考えてますかね?🤔」
「うーん、湯むきしてサラダに入れたらええんちゃうかな?」
こう話をして、まず頭に思ったのが、、、

無・理・で・す😓 そんなまとまった数、一度に出来ませんわ!

20人分のトマト、一株で一度にどうやって作るのか、誰か教えて!と叫びたくなります(笑)
その理由は「トマトの実の成り方🍅」。

みなさん、トマト一株を栽培するときに、最終的にどれだけのトマトが取れるのか?聞いたことはありますでしょうか? プロの農家の数と、家庭菜園での数では圧倒的に異なるので、ここでは家庭菜園での数を参考にします。

大玉トマト 15個〜
中玉トマト 40個〜
プチトマト 100個〜

一株あたりにこれくらい出来れば、成功と考えていいと思います🤔。
問題はここから、、、

畑でトマト作っているのを目にされた方は、こちらの写真を見て気づくことがあるかもしれません。

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どうでしょう?もう気づきましたかね?🙂
トマトの青い部分と赤い部分が一緒になっている点です🟥🟢。
一度に、全部の実が赤くなるわけじゃないよーと言うのが、今日の伝えたいことです🤗

じゃあ、全部赤くなるまで待てばいいじゃん?となりそうですが、実際はそう簡単な話でもなく、、、
・実が割れちゃうかもしれない
・カラスなどに食べられるかもしれない
・虫にやられるかもしれない
など、いろんなリスクを背負う事にもなってしまいます。

トマトのように、実がなる野菜(果菜類)は他にもあり、、

ナス🍆ピーマン🫑枝豆🌿など、枝やツルに実がなる野菜がこれにあたります。

カレーにナスを5個欲しいな〜となっても、一株だと一度に2〜3個がいいところだったりします💧
たくさん収穫したいのに、一度に実がなるわけじゃ無いから、やっぱり一株を植えるのでは足りなくなるよ〜ってことです。
かと言ってたくさん植えたら、今度は後からできる野菜の数に、消費が追いつかなくなってくる。そんな問題も実際ちらほらあったりします😓。
「またトマト〜?(子どもたち)」「もうナス飽きた〜!(ナス苦手な保育士)」「いつになったらピーマン終わるねん!(調理師さんからのクレーム(笑))」そんな嬉しくもマイナスなイメージが付くというのも、切ない話だったりします😅

何事も目的とバランスが大事ですね🍅

今後も菜園のあり方や技術を伝えていきます。
楽しい菜園ライフになるよう、それでは!

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