政府機関がMicrosoftの口車に乗ってSheepleになったというお話
今までSheepleのお話をしてきたが、我が国の悲惨な状況が見えてきた。
最近、日本国内にGoogleやAmazonなど世界的企業が日本にデータセンターを建設しているのをご存知であろうか。
これは一体何が起こっているのかを解説しよう。
政府の各省庁が自分のところのデータを管理するのにはどうしたら良いか、皆様には想像がつくだろうか。
彼らの扱うデータは国家機密に当たるものも多い。当然彼らのデータは各省庁の奥の部屋に大きなコンピューターが置いてあり、そこで慎重に管理されているもの、と思うであろう。
私もそう思いたいが実はそうではなかった。
彼らもそのようなサーバーが海外にあるというのは抵抗があるようだ。それで単純シープルな彼らは国内にサーバーがあれば任せても良い、と考えたのである。
当時、といっても1 -2 年前だが、マイクロソフトが日本国内に大規模なデーターセンターを持っていた。
それで政府の省庁はこぞって自分のデータをマイクロソフトに移したのである。国家秘密をですよ。
こんな美味しい話はない。
これを見て、GoogleやAmazonも一斉に日本国内に大規模なデーターセンターを作り出したわけである。
お金をもらって日本政府からデータを預かる、もらう。それに好きな様に接することができる。
どうも見ていると、クラウドなど他所の人にデータを預けると他所の人に全部見られる、というのがどうしても分からない人が多い。
自分の一番大事なデータをお捧げして、金を払って進んでシープルになろうと言う人が多すぎる。
もっとも中央政府がこんなことをしているようではダメ。
でも我々も笑えない。我々もクラウドとかそのようなものを積極的に利用しているではないか。そして、ITを使いこなしているように得意げな顔をしているではないか。それにどっぷりと浸かっているとだんだんシープルのような顔になってくる。
政府というものは国民の総合体なのである。
政府だけにはシープルになってほしくないが我々がシープルだったら政府もシープルになるのである。
私は特にクラウドを使うな、とは言わない。 でも使うのであれば、シープルになる危険性を常に意識して使うことである。
LINEも同様である。絶対に使うな、とは言わない。 しかし、シープルになるという危険性を意識して使う。また、他のSNS、例えばシグナルと並行して使うことを意識する。
それでシープルになる危険性をグッと減らせられる。
今日もテレビを見ていると、空な表情の岸田が出てきた。
彼自身ラインをやって、クラウドがどのような意味かわからず、データだけ取られて、巧妙に脅かされて、動きが取れなくなっているのである。 哀れなシープルである。
自分がシープルであることを意識して下野すべきだろう。
日本の再生は我々の意識、岸田の意識から始まるのである。いや、始めるしかない。
マイクロソフト、生成AI需要で日本のデータセンター増強などに4400億円投資
米Microsoft(マイクロソフト)は2024年4月10日、日本国内のAI(人工知能)及びクラウド基盤の強化を目的に約4400億円を投資すると発表した。東京と大阪にあるデータセンターに最先端のGPU(画像処理半導体)を導入するなどしてAI向けの処理能力を高める。同社の日本に対する投資額としては最大規模となる。
「日本の社会的課題である労働力不足などに対して、生成AIを活用できる余地はとても大きい。データセンターを拡充して、生成AIの需要に応えていく」(日本マイクロソフト広報部)とする。
加えて、今後3年間で300万人を対象にAI関連の人材育成も進める。技術者から学生、非正規雇用者まで幅広い層を対象にする。マイクロソフトが提供するリスキリング(学び直し)プログラムや既存の研修プログラムに加え、女性向けプログラムを日本で初めて実施する。
またマイクロソフト傘下の研究機関であるマイクロソフトリサーチアジアが東京に研究拠点を新設する。ロボットとAIあるいは社会とAIといった学際領域を探究する。「日本の先進的なロボット分野と連携できることは、マイクロソフトにとっても重要だ」(同社広報部)。今後5年間で東京大学に加え、慶応義塾大学と米カーネギーメロン大学のAI研究パートナーシップに対し、それぞれ約15億円分のリソースを提供するという。
2024年4月10日
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/00547/
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