新しいわたし
少し前までのわたしは
「どうせわたしなんか」という思いで生きていた。
・どうせ取り柄も才能もない
・どうせ可愛くない
・どうせ身体も強くない
そして、口癖はこうだ
「なにかいいことないかなぁ」
いまのわたしがタイムトラベラーなら、あの頃のわたしに言ってやりたい。
「そんなこと言ってたから、すごい物を引き寄せたぞ」と。
全部書くつもりはないけど、プライベートは本が何冊か書けそうなくらいエピソード豊富だ。しかもあまり楽しくないやつが多い。
でも、その楽しくない経験の最中に、わたしはトンデモナイことを考えていたのも事実だ。
本のネタになるなぁ…
本のネタになるような経験をしたいと潜在意識で思っていたのだろう、でも、わたしは本を書かなかった。
それを書くことで、人から何て言われるか、それが怖かった。とにかく、人の評価や人の目を気にするタイプだったのだ。
それで、書かないまま、書いても一人で読むだけで発表しないままにしてきた。
新しい世界へ
わたしの考え方が変わってきたのは「冷えとり健康法」と出会ってから、人の出会いが変わったことが大きい。体を整えるだけでなく、心も整える(整えざるを得ないような出来事が起こる)ことになった。
2017年3月、冷えとりさんが沢山集まった会で、わたしは自分の書いたものを、渡そうかどうか悩んでいた。
「無理やり押し付けるみたいだし」と躊躇するわたしに、
「無理やりというのは、『断られて嫌がられても』ってことだと思うの。こんな素敵な文章とカードをもらって迷惑な人なんている?」と素敵な友人が言ってくれた。
その言葉に背中を押され、初めて人に自分の書いたものを配ることができた。
さらに、読んだ人が(会の参加者さんじゃなく)とても良かったと感想をくれた。
そしてその人が言ったんだそう。
noteとかしないのかなぁ?
の、note?あの吉本ばななさんとかがやっているやつか!
わたしはまた勝手に背中を押され、こうしてnoteにアカウントをとり、文章を書き始めた。
「徹子さん、インスタとかやらないんですか?」と福山雅治に言われた黒柳徹子がすぐにインスタを始めたようにだ。
↑例えがBIG
そして、わたしは、どうせ○○だし、という○○を、まるっと認めることにした。
才能がなくてもいい、才能があってもいい。
可愛くなくてもいい、可愛くてもいい。
身体が強くなくてもいい、身体が強くてもいい。
そして、「なにかいいことないかなぁ」の口癖は「今日も楽しくいいことばかりだなぁ」になった。
人になんと言われようと関係ない。
わたしは美しい本や美しい文章が好きで、それを自分も書きたいと思っている。そして、そんな文章を書いている時の自分は楽しくてしょうがない。そしてできればそれを表に出してあげたいと思っている。
それだけなのだもの。
「あたらしい私」はそれをすることに決めた。
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