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必見!人と良いコミュニケーションを取る、NVCの聞く スキル

さて、今日は少しスキルの話をしたいと思います。
あなたは人の話を聞くことができますか?自信を持ってはいと言える人はどのくらいいるでしょうか?
相手の話を聞いて、考えや感情を理解してあげることで相手の心はとても軽くなり落ち着けるようになります。しっかり最後まで相手の話を聞き、一旦受け止めるという行為はとても難しいことで、大人でもできないという人は多いそうです。しかし、これができるようになることで相手とのコミュニケーションはもっと円滑なものになるのです。
そこで今回ご紹介するスキルは、コミュニケーションにまつわるもの、その名もNVCです!


そもそもNVCって何?


NVCとはNon violence communicationの頭文字をとったものであり、”非暴力的なコミュニケーション”という意味です。
”非暴力的な”とは、喧嘩がないとか殴り合いがないという意味ではなく、ここでは人のことを思いやるという意味で用いられています。
アメリカの臨床心理学者であるマーシャル・ローゼンバーグ氏が提唱したものです。
(本も出版されています!ぜひ読んでみてください。『人と人の関係にいのちを吹き込む方法』)
コミュニケーションの中で聞くということ
今回はコミュニケーションの中で難しいとされている”聞く”ということに焦点を当て話します。
そもそも、人のことを思いやりながらただ聞くことをしたことがあるでしょうか?
私もそうですが、多くの人は”聞く”という行為をしている中で無意識のうちに話を乗っ取ってしまったり、つまらないと思って退屈な態度をとってしまったりしてしまうと思います。
そういったことをせずに、ただ聞くことが人の話を聞き、対話するときにはとても大切なことになるのです。
(もちろん頷くなどの合図ちなどはします笑)
人の話をただ聞くことによって、相手は自分の話を聞いてもらっているという安心感を覚え、そのうちに自分のことや感情について話してくれるようになります。
聞き手は相手の話をただ聞いてあげることで、相手の心に抱いている不安や悲しみを取り除く役割を果たしているのです。
ですから、人の話をただ聞くという方法は、コミュニケーションをするにおいて大切なことであると言えるのです。


NVCのルール


ここからは具体的なNVCのルールについて解説していきます。
上記で説明した通り、NVCで重要なことはただ聞くことです。
ただ聞くことができるようになるために、NVCにはいくつかのルールがあるのです。

【どんな意見も否定されない場であること
相手の話を乗っ取らない場であること
聞き手がしっかりした態度で聞く場であること
失敗を歓迎できる場であること
違いを受け入れられる場であること】

これは私がよく使用するNVCのルールなのですが、このようにルールを決めて実際に話を聞きます。

そして話している最中、話し手が会話を詰まらせてしまった場合聞き手は、
・相手が話したことをただ繰り返してみる
→人に言われることによって自分の中で再認識できる
・相手の感情を尋ねてみる
→相手の話を聞いて、「この人はこんな感情だろうな」と思ったら、その感情を言葉にして尋ねてみる。すると相手は与えられた感情に介して考え、自分が今どんな感情でいたのか考えるようになる。
(例えば、A「今あなたの中には悲しいっていう感情があるのかな?」
B「いや、悲しいよりは苦しいのかな、自分は苦しいと思っているのかもしれない。」など)

また、話し手がずっと話してしまっている場合は
・一旦相手の話を整理してみる
→ここまでの話を相手が忘れないように一旦整理させる

こうすることによって、相手は自分についてとても話しやすい状況になります。
私も実際にNVCをしてもらいましたが、聞き手が話をただ聞いてくれたことによって、自分の中で感情が整理されて心が空っぽになったという経験がありました。

まとめ


NVCの”聞く”ことについて理解していただけましたか??
NVCによって心を空っぽにすることは、くだらないことのように見えて実は重要なことです。
現代の人は、様々なことでストレスを抱えやすい社会に生きていると考えます。
例えばSNSによって他人と自分を比較しやすくなってしまったこと、SNSによる誹謗中傷が増えていること、いじめが社会問題になってしまっていること…などの様々な要因があるのです。
だからこそ今NVCをすることは、日々気持ちよく生きていくためにも必要なことなのではないでしょうか?
ここまで読んでくださった皆さん!明日からは実際にNVCをやって見て、聞くスキルを高めて見てくださいね!