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徒然まとめ

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言葉を生む苦しみ

文章を作る人は、精神的な意味で獣道を歩いきた人が多いんじゃなかろうか。

ただ一言、面白いものに対して面白い、という安易な言葉があるものを、どっこい物を書く人間は自分の感性と折り合いをつけるという、まことめんどくさい過程を踏まなければ気が済まない。

既存の表現に頼らないで自分の思いを伝えることが時としていかに孤独で果たして他者に共有できるかもわからないところを開拓してゆくようなものか。

言葉の

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創作意欲

日常に暮らすの故の軋轢からでしょうか

仄暗い自身の底で揺らめき
気泡のごとく沸き上がる
狂気にも、熱情にも似たそれを
いかにして晴らそうと
日々持て余しているのです

上塗りしたような緩慢な日常も

何の覚悟もない
生温い愛の歌も すべて

ペン先で突き刺して
抉り出して
インクまみれにしてみたいのです

その時に 私は
魂の絶唱を聴けるのでしょうか

だから道化師が好きなの

だから道化師が好きなの

才能、機知、狂気、哀愁、情熱、優しさ、孤独、切なさ、愛嬌、

すべて化粧の下に湛えて共存させて、ステージに立つ

これってすごい努力とプロ意識が要ると思うの。
でも絶対ブレないひけらかさない。最後まで間抜けのまま幕が閉じる。

生きる芸術みたいなものでしょう?

喩え拍手喝采の的が花形でも、

私はそんな可愛くて哀しくて優しくて強い

道化師が好き。