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身の丈以上の挑戦を繰り返した、2021年というチャンスの時間。


「長らく止まっていた私の時間が、再び動き出した。」

そんな感覚すらある2021年を振り返りたいと思う。

これは私のために書く記録。この先いつか私が落ち込んだ時、読み返して過去の自分に背中を押してもらうための記録。そして、過去の私と同じようにどう進めば良いかわからずもがいている、誰かのために届けたい物語。


2020年12月|SHElikes入会

就職活動で第一志望の会社に玉砕してから、「夢は叶わない」「自分にはこのくらいの仕事がお似合いなんだ」と長年なんとなく事務職を続けていた。

元々かなり慎重な性格で、何かを行動する前には「これでもか」と石橋を叩き続けてきた。その結果、毎回石橋は自分の手で破壊してしまい前にも後ろにも進めない停滞の日々を長く過ごしてきたのだ。

そう。私は圧倒的に行動力が無い人間だった。


昨年、私はそんな自分と決別するためにSHElikesというキャリアスクールに通い始めた。
webデザイン、ライティング、マーケティング…
たくさんのカリキュラムの中から心の動くまま興味のあるコースを学んでいくうちに、私のマインドは面白いほどに変化していった。

慎重ゆえ何かを始めるときには必ずあらゆる仮説を立てるのだが、私の仮説はいつも「懸念理由」→「だからやらない」という結論になっている事に気が付いた。

本当に、何においても「やらない」人だった。

ここからのマインドチェンジについてはこのまま読み進めてもらうと何となくわかってもらえるだろう。SHEで学びながらのアウトプットに挑戦するうちに「とりあえずやってみる」ことの大切さ挑戦する楽しさにようやく気が付き、その結果が行動力アップに繋がった✊✨という流れをここから時系列で説明する。


2021年上半期|本業でのアウトプット炸裂

学び始めて3ヶ月位経ったころから、SHEで学んだスキルをどんどん本業でも活かせるようになってきた。

データ入力や書類の整理といったルーティンワーク中心だった頃とは別人のようにお仕事の幅を広げた私は、「仕事が楽しい」という感覚を社会人8年目にして初めて知った。

webコラム制作のためお店に取材に伺ったり、企画を考えてはそれを実際に形にしたり。自分の提案が、自分の手で形になっていくのは本当に楽しかった。

SHEで得たものはクリエイティブスキルだけではなく、本業の事務仕事に対する考え方や社内でのコミュニケーションの取り方など基本的なビジネススキルも全てSHEのおかげでアップデートされた。(実感として、社内で提案が通りやすくなった…!)

ちなみに私の場合「会社」というある程度の囲いと制約の中で力を発揮することが向いていると気づいたので、ひとまずフリーランスを目指すことは一旦保留にした。


2021年7月|キャリアプランナーに応募

SHEの関西初拠点、SHE Umedaがオープンするニュースがリリースされた。
それと同時に知った「SHEUmedaで一緒に働きませんか」の求人募集。

あの日のことは、よく覚えている。
ツイートを見たとき「挑戦しなくては…!」と熱い想いが湧き出てきたのだ。

私自身、SHEで学ぶことは好きだったけど実は全くと言っていいほどコミュニティには交わっていなかったし、正直に言えばその熱狂的な盛り上がりに付いていけない自分が申し訳なくて、意図的に距離を置いていた。(でも居心地の良い距離感でSHEメイト生活を楽しんでいたよ!)

それでも「SHEのスタッフとして働きたい!」と思ったのは自分自身が実際に利用して、このサービスはいずれ日本社会を変えるほどの価値あるものだ、と確信したからである。 

何のスキルもなかった自分へのコンプレックスを、人生に迷える誰かのためにプラスの力に変えることができたら。

過去の自分のようにキャリアに悩んでいる方を1人でも多く救うことで、もっと前向きでより良い社会にしていきたい。

と本気でそう思ったので、気付けばこんな風にツイートをしていた。


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「挑戦してみたいかも」という断言できていない弱気な部分がまだこの頃にはあるものの(笑)、今振り返るとここが2度目のターニングポイントだったと思う。(ちなみに最初のターニングポイントはSHEに入会した日)

選考会を経てキャリアプランナーとしてのご縁をいただきお仕事を始めることになったのだが、そこからは止まっていた時間が動き出したように、自分の世界がドンドン広がっていった。


2021年9月|キャリアプランナーとしてデビュー

本業では学んだスキルのアウトプットを、そしてSHEでは未来のためのお仕事を。
初めての副業にワクワクが止まらなかった。

「私にはこのくらいの仕事が丁度いいんだ」と頑張らなくてもこなせる仕事ばかり選んできたのでお仕事のために新しいインプットをする経験が乏しく「新しいことを覚えるって楽しい!!!」と毎日夢中で勉強していた。

これまで「もっとこうなりたい」という感覚を持たずに社会人生活を送って来た。なんとやる気の無い社会人なんだろうと、そんな自分にずっと落胆していた。

身近に理想のロールモデルが居なかったことも大きな要因だが、本当は自分のやりたい仕事に出会えていなかっただけで、私はやる気の無いダメダメ社会人ではなかった。

まさか自分がこんなに向上心のある人間だとは知らなかった。


2021年11月|SHE公式イベント「風の時代プロジェクト 事務職からのキャリアパス」に登壇

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引用:SHElikes公式Twitterより


「えっ、私がSHE公式イベントに登壇?!?!?私で大丈夫ですか?!?!??」

これがお話を頂いた時の心の声である。笑

サポートプランナーとしてお手伝いの経験もあり自分自身も毎回楽しみにしている「風の時代プロジェクト」に、まさか登壇側でお仕事をさせてもらえるなんて夢にも思わなかった。

とはいえ事務職OLの私にとって、イベント登壇も人前でのプレゼンも全くの未経験。不安な気持ちが無いわけではなかった。
それでも事務職というある種代わりのきく仕事を続けているせいか「私に」お願いしたいとお声掛けくださったことが何よりも嬉しかった。

「自分にできるか不安だけど、やってみたいな……」

そんな心の声を尊重できるようになったのは本当に大きな変化だと思う。

「やばい、いま、とんでもないことに挑戦してる気がする!」とイベント本番まで猛烈な不安との戦いではあったが、とにかく本番はウルトラスーパー楽しかった!!!!!!(学生時代ダンス部に所属していたので、人前でのパフォーマンス&本番には強い方です)

なんと80名以上の方がご予約くださり、それほどの大勢の前で「人生振り返りプレゼンをする」という人生初の一大イベントを無事走り抜けることができた。

ひとつ一つの経験や挑戦が、確実に自分の自信に変わっていく。

そんなことを実感するありがたく貴重な機会となった。
大きなチャンスをくださったあかりさんをはじめとするイベント運営の皆様、プレゼン資料のブラッシュアップにご尽力くださったますゆかさん、本当にありがとうございました。

これからの私にとって忘れることのない、間違いなく大きな武器となる経験をさせていただきました。

さらに11月はなんといってもSHE Umedaのオープンについて話したい。

実際にUmeda拠点で何度かお仕事をしているのだが、空間の素敵さや居心地の良さはもちろんながら、何よりも「直接」お客様と一緒に未来にワクワクする時間が本当に幸せ。

オープニングパーティーで、えりさんやあいりさんがお話されていたことを思い出し、自分がお二人に憧れるように私も誰かにとっての希望になりたいなと思った。烏滸がましい気はするけど、それくらいの熱い想いでこれからもたくさんの方に熱狂の人生を提供していきたいと思う。

素敵なメンバーの一員になれたことが2021年、一番嬉しいことです。すずみかさん、チームUmedaの皆さまこれからもよろしくお願いします。


2021年12月|ファシリテーターとしてデビュー

9月にキャリアプランナーとしてデビューして2ヶ月。11月にはファシリテーターに挑戦する素敵なチャンスを頂いた。

お仕事にも慣れてきたとはいえ自分の実力不足にまだまだ悩み落ち込むことも多い中、またしてもこんなに素敵なチャンスを……

私はもはや向上心オバケ👻と化していたので全力で挑戦に突き進んでいたものの、やっぱり「自分の身の丈に合ってないのかも…」と思い悩む時間は苦しくも刺激的だった。

それでも練習すればするほど、出来なかったことが出来るようになる過程がすごく楽しかったり、自分で定めた小さな目標を達成できたり。

「できた」という小さな成功体験の積み重ねが、次の挑戦への原動力になった。

身の丈以上の挑戦は、確実に私を強くする。

そんなことを身に沁みて実感できる一年となった。


2022年|次は何に挑戦する?

成長できたと実感する一方で、まだまだ足りていないところがたくさんある現状の自分とのギャップ。

これを埋めるべく、来年はさらに爆速成長することをここに誓う。

「やりたい」と声に出してきたとはいえ、意図せずたくさんのチャンスに恵まれた今年は本当にラッキーだった。決して自分の実力などではなく、半分くらいはただのラッキーだったと思う。

このチャンスを「ただの偶然」にするのではなく、確実に自分の成果に変えて、今後さらに大きな挑戦をしていきたい。

どんな些細なことも、次の大きなチャンスを掴むためのきっかけにしたい。

だから私は身の丈以上の挑戦を、来年もたくさん探していこうと思う。


2021年を振り返る。石橋を叩き割っていた頃の私は、もう居ない。 

あ〜。今年一年、楽しかったなぁ。
また来年、たくさん楽しもうね。


最後までお読みいただきありがとうございました。