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Replay:2020

友人の出会った曲備忘録に触発され、私も今年出逢った音について書きたーい!と思ったので書いてみようかなと考えてます。
その前段として、Apple Music Replayが2020年に私が聴いた曲の再生数ランキングを作ってくれたので、それについて書いてみることにします!

はじめに

結果としては、
「上位10曲に今年出会った曲3曲しかない」
しかも予想してた「特別3バンドが占めてる」にはなりませんでした。

結果は、下記の通り。

10位 ラブソングはいらない/ドラマストア
9位 メトロポリタン/なきごと
8位 メランコリー/サイダーガール
7位 LIKE A HEPBURN/LILI LIMIT
6位 まちがいさがし/菅田将暉
5位 夢で逢えたなら・・・/175R
4位 monolith/04 Limited Sazabys
3位 Beast Mode/a flood of circle
2位 波に飲まれる前に/Guiano
1位 Pretender/Official髭男dism

というわけで、各曲について綴ってきます。

ラブソングはいらない/ドラマストア

10位。
ドラマストアの楽曲の中で1番好きだし、聴くようになったきっかけの曲。ドラマストア、というバンド名の通り、聴くとすぐに物語が思い浮かぶ曲が多い。PVのカップルの描写(特に、彼女の私生活のシーン)がリアルですごいなって思った。

会いたいよりも そばに居たい
同じ気持ちなら 奪ってほしいのに

優しい声とメロディー、全体の物語もハッピーエンドなのだけど、途中のこんな切ない言葉にぎゅんってきて落ちました。きゅんではない。ぎゅん。

メトロポリタン/なきごと

9位。
ツタロックDIG Vol.9というTSUTAYAのレンタル限定コンピレーションアルバムから。シロとクロというバンドをきっかけに借りてみて、一聴き惚れ。この時期ガールズバンドのブームが来てたのもある。

パトロールポリスメン メトロポリタン3連泊
ここから連れ出して

歌詞の意味は全くわからんけど、このフレーズ、耳に残るメロディー、かわいい声がとっても好きです!

メランコリー/サイダーガール

8位。
今年の夏はサイダーガールたくさん聴いたなぁ。三ツ矢サイダー片手にサイダーガール聴きながら、よく写真撮影に行く場所まで歩く、ということをやって、これはCM化できるのでは?とか思った記憶があります。
ポップで気付いたら踊って手拍子しちゃう曲。楽しくて聴いてると自然に頬が綻んじゃう。

くらくらしてるんだ 君の声に
恋に落ちたのかい エイリアン

ぐるぐるでくらくらでゆらゆら。
恋してるときの頭の中そっくりだ。

LIKE A HEPBURN/LILI LIMIT

7位。
リリリの解散発表で激ヘコミしたの、2年も前?衝撃的。いつかライブ行きたいって思ってたのに、生の音を聴けないまま解散になってしまったバンド。切ない。リリリの解散以降、推せる時に推せ、会いに行きたいならすぐに会いに行け、の気持ちが今まで以上に強くなった気がします。

あのドレス着て朝食を
憧れと程遠くても
わたしはわたしになれるさ
明日からはずっとね

仕事でガチ病みしてた時期に聴いていて、歌詞がど刺さりしてめっちゃ聴くようになった。
ほんの少し勇気を出して、前より状況が変わって、ちょっとずつつ「わたしはわたしになれた」。そこに至るまで、ずっと添い続けくれた曲。

まちがいさがし/菅田将暉

6位。2020年の出会い曲。
在宅勤務で音楽聴く時間がさらに増えたので、たまにはバンド以外も開拓するかぁと思ったときにApple Musicの「オフィスDJ:邦楽」ってプレイリストで聴いたんだったかな。菅田くんのしっとりな歌いかた、好きです。曲進行がシンプルで覚えやすくて、耳に残ってるな〜って印象。

間違いか正解かだなんて どうでもよかった

このフレーズ好きだなあ。

夢で逢えたなら…/175R

5位。
もう13年前の曲?やめてそんな時の流れの恐ろしさを感じさせないでくれ、でも13年前に聴いた時から未だに聴きたくなる曲なんだから相当好きなんだろうな。「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」の主題歌。楽しい曲なのにどこか切なさのある歌詞が、なんとも夏の終わりの儚さを感じさせます。

生きてるうちの三分の二だって
君に逢いたくなるんです

こんなにも逢いたいのに、望めるのは夢で逢えたなら、なの、きゅーってなる。

monolith/04 Limited Sazabys

4位。
プレイリスト組む時、フォーリミからは必ずmonolithを選んでる気がする。疾走感!入りのギターがめちゃに好きだしこんなん野外で聴いたら超楽しいんだろな。フェス行ってみたい!

いつから 悲しいとか 優しいとか 涙の口実
君以外に 何を取る

疾走感溢れかえった曲と歌詞のギャップ。

Beast Mode/a flood of circle

3位。2020年に出会った曲。
追い上げの半端ないBeast Mode。そりゃもうフラッドに転げ落ちてからめちゃリピートしたもんな。2020から先行配信だったのもあり、2020も相当再生してるけど他の曲と大きく差をつけてこの順位に食い込んでます。
いやー好きです。もうザ・ロック!!でライブハウス行きたくなる。頼む。行かせてくれ。
何度聴いても落ちサビで鳥肌が立つ。人間やめちゃう。
単体でも好きなんだけど、アルバム1曲目の2020 Bluesとの繋ぎがたまらなくカッコ良くて好きなので、今はセットで聴くことが多いなあ。

本気だろ? さっさとやれよ

フラッドは「今、俺(お前)が、やる」を猛烈に熱く伝えてくるのが、もう、好きだしこころを動かされてしまっていて、この歌詞にもそれが現れてるなと思う。

波に飲まれる前に/Guiano

2位。2020年に出会った曲。
メガテラ・ゼロさんの歌ってみたで聴いてど刺さり、原曲も大好きになった。
中毒性が強くてめちゃリピートしたし、後述の寝る前プレイリストから一度も外れる選択肢に入ったことがないな。

そんな彼女を 抱きしめてやれたら
この冷たい海も消してしまえたのか

曲が進むごとに想いが固まっていく感じ、物語性あって好きだなあ。

メガテラ・ゼロさんの歌ってみた本当に最高なので、こちらも!

Pretender/Official髭男dism

1位。
正味納得なとこはある。特別な曲か、と聞かれるとそうではないけど心を鷲掴みにされた曲だし、あと誰でも知ってるってのもあり大抵のプレイリストに入れてるんだよな。
恋の終わりを経験した誰もが一度は抱える感情をこんなに完璧に表した曲他にないな、ってぐらい思ってる。映像も好きです。

もっと違う設定で もっと違う関係で
出会える世界線 選べれたらよかった

何度そう思ったことか。
まさにこの状態になった大きな恋、終止符自体は2019年だったのだけど、2020年になってようやく心が追いついて完全に終わらせることができた。そこに至るまでに、何度も何度もこの曲の歌詞に打たれて泣いて泣いてた。でもやっとこの曲を卒業できる、気がしている。

おまけ①感想と考察


上位10曲がこのラインナップになった理由を考えてみたところ、1番大きいのはプレイリスト「ねる」の影響かなと思います。

意識のあるギリギリまで音楽を聴いていたいので、眠りに落ちると音楽を止めてくれるアプリを使ってます。それを使ってプレイリスト「ねる」を毎晩かけるので、このプレイリストに入ってる曲は必然的に再生回数が多い、というところでかなと。
曲数は8曲で固定、たまに曲を入れ替えてるプレイリストなのだけど、今年の上位10曲中6曲はそのプレイリスト出身(今も入り続けてる曲もある)。ナイトルーティンだもんな。そりゃ回数増えるわ。


そして意外だったのは、ユニゾンとバニラズが10位までに入らないどころか、33位(バニラズのチェンジユアワールド)まで出てこなかったこと。

ユニゾンとバニラズは好きな曲が多すぎて、プレイリスト組むとき気づいたら彼らが過半数を占めてしまうので曲数の制限をかけてることと、この曲は必ずプレイリストに入れる…ってのがないから、1曲あたりの再生回数は伸びてないってことが原因なのかなー。と思っています。

にしても、9月末にフラッドに転がり落ちてからフラッドの追い上げがすごい!
ちなみにフラッドは合計159時間聴いてたらしいです。次点でバニラズが88時間。

アルバムとしては、フラッドの2020が508回、ユニゾンのPatrick Vegeeが345回再生とのこと。この2枚、まじでアルバム全体で好き(箱推しならぬ盤推しと呼んでる)なので、プレイリスト入りやシャッフルがろくにできない、アルバムとして聴いてる、な結果、回数が突出してるんだと思う。この2枚はアルバムも買ってるので、CDから聴いたのも合わせるとかなりの回数聴いてるんだろうな。

こうやって数字で見てみるとなかなか面白いし、考察も楽しいな。って思いました。また来年も結果見るの楽しみです。

おまけ②プレイリスト「ねる」

2020年12月時点、こんな感じ。

1. たらればわたがし/UNISON SQUARE GARDEN
2. 未完成デイジー/UNISON SQUARE GARDEN
3. 明日はどっちだ/クリープハイプ
4. Pretender/Official髭男dism
5. 波に飲まれる前に/Guiano
6. say good bye & good day/KOKIA
7. スタンドバイミー(Stay Home version)/go!go!vanillas
8. メトロポリタン/なきごと

入れ替え候補として、フラッドのsummer soda, スノードームの夜が上がっています。

書いてて思ったんだけど、「曲に対して感じた気持ちや曲とのエピソード」はたくさん湧いてくるけど、どこが好き、っていうのは声、歌詞、メロディー、しか言えないんだなー。うまく言葉にする知識と語彙がなさすぎる。

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