見出し画像

ありがとう 生きててくれて

どんだけ好きって言ったって足りないな
彼らが音楽を鳴らしてくれるから、音楽を止めずにいてくれるから、進み続けてくれるから、生きててくれるから、
「死んでたまるか!」って叫んでくれるから、
私だってもっと生きていたいと、
もっともっと幸せになりたいと思ったんだ。
ずっとずっとありがとうばっかりだ、
最高のロックンロール・バンド
a flood of circle。

2月から始まった計30公演のツアー。自分は3ヶ所+配信を見届けて、迎えた、ファイナル。
Zepp Shinjuku。
新宿東口、から歩くことにワクワクして、そして初めて足を踏み入れた歌舞伎町。普段触れることのない雰囲気にソワソワして、そして長かったツアーの終わりを迎えることへ緊張していた。
途中途中のセトリの変化はあれど、複数回観た公演なのに、ライブのたび、「始まってしまう」「どうしよう」なんて思ってた気がする。ずっと心臓がバクバクした。この胸の高鳴りからも、「生きてる」を実感していた。

階段を降りて新しい綺麗なライブハウス。今回は整番の都合上あまり前ではなくてフロアの真ん中より少し前あたりを陣取った。
暗がりの中SEを聴いて、Twitter見ながら、開演を待った。ライブが始まる前の5分間がこの世でいちばん長い5分間だと思っている。
複数回来たからわかってるのに、わかっていても胸をえぐられた、始まりの「バードヘッドブルース」。感情がぐちゃぐちゃになる、求めてやまないこの時間が、始まった!

今回のツアーで毎度聴けて嬉しかったBlack Eye Blues, コロナ禍で声の出し方も忘れていたけど、回数を重ねて思い出してきて。歌えて本当に嬉しかった。

バンドワゴンは次の街への境目を越える
生きてるってこと確かめに来たんだ

毎回毎回この歌詞が胸をギュッと締め付けた。
大好きなバンドが生きてることを確かめに来てくれるから、ぜったい次にもう一度会うまで生きていたいと思った。次の街へゆく彼らを見届けたいと思った。そして確かめ続けて辿り着いたファイナル、拳を上げながらじわりと涙が出てしまった。

如何様師のバラードで佐々木さんがフロアに降りてくるのは、何度見ても我大歓喜!!毎度佐々木さんを目で追ってしまったから、ファイナルこそステージを見る!と決めていたので今回はステージに残る姐さんナベちゃん様テツさんを観られて、本当に良かったなぁ。

花火を見に行こうの前のMCだったかな、佐々木さんが「助けて神様、でも神様なんていない、でも生きてくしかなかった、自分で歩くしかなかった、それを続けてたら出会えたメンバーがいて、そしてお前らがいて」
そんな風に言ってくれたのが本当に嬉しかった、でもその何倍も、佐々木さんが生きるのをやめないでくれた、音を紡ぎ続けてくれたそのおかげで生きていられることへの感謝が止まらなかった。

ありがとう、生きててくれて。
ありがとう、佐々木亮介でいることを諦めないでくれて。

花降る空に不滅の歌をではファイナルならではの演出があって。曲の途中、空から降る花びら。花降る空を体験して、そりゃ泣かないわけがなかった。
散る花びらとその中で歌う大好きなバンドに見惚れて、大好きな歌が身体を駆け抜けていく中、ふと腕を見たら1枚、降ってきた花びらが乗ってた。
いつもは散る美しさに見向きもしないのに、
私のところにやってきてくれた花びらを見て、
この瞬間とこの音を抱いて、行かないではいらんない場所へ向けて、歩みを止めるわけにはいかないと、あらためて思ったんだ。

、、等々、
色んな感情を抱えながらライブが終わって。少し時間が空いて、落ち着いて、このnoteを書いてる。

色んな想いが込められていて、でもやっぱり辞めない歩みを止めないを選び続けることを歌ってくれた、大好きなアルバム。
そしてそのアルバムのツアーで本気の音に魅せられて、生きてればこうして最高の時間と出会えるのだから、
もう明日からだってまだ生きてみせると、
死んでたまるか!
そう思えた。
そう思えることが嬉しかった。

2023.03.03. @ 名古屋 CLUB UPSET
(2023.03.18. @ 京都磔磔 配信)
2023.04.02. @ 長野J
2023.06.01. @ 名古屋CLUB QUATRRO
2023.06.16. @ Zepp Shinjuku
+ AFTER PARTY MONSTRES

どれもどれも、同じじゃなく、
大切で幸せな時間でした!!!!!
ずっと幸せなツアーでした。
ありがとう a flood of circle
大好きです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?