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この音を目印に

北極星のメロディー / a flood of circle

今いちばん大好きなバンドがニューアルバムをリリースする。
リード曲が先行配信。
初聴きで、涙がポロポロ出た。
a flood of circleが鳴らす音楽は、佐々木さんが紡ぐ歌詞は、いつも、いつだって、そのときの私が必要としてた言葉を優しさを勇気をくれる。

私にとってa flood of circleは、変わりたいと思えた、もっと生きたいと思えたきっかけで、
彼らの音楽は何度も私に一歩踏み出す勇気をくれた。俺たちは止まらないぜって伝えてくれたから、私も止まってられるかって、走り出した。
腕を引いてくれて、何度も何度も鼓舞してくれる、掻き立ててくれるバンド。
一緒に走ってくれる。そう思ってた。でも、最近気づいた、一緒に走ってるようで、並走ではないなって。

あたりまえのことだけど、
私はシステムエンジニアで、音楽は聴く専門で、
a flood of circleはロックバンドで、音楽を鳴らして届ける側で、
私が走って向かってる方向と、彼らが走って向かってる方向は、違う。
違って、当たり前。
一緒に走ってて、でも行き先は違くて、でも決して置いてはいかなくて。
そばにいてくれるけど、同じペースで一緒に走って応援してくれる、ではないなって感じていた。
もちろん、上でも書いた通り当たり前だから、それでいい。

そんな風に感じていた中の、今回の新曲。
北極星。夜空の目印。そんな星を冠した曲。

ポラリス 君と最高の意味を見つけた奇跡が
俺を動かす 時が経っても
遠くにいても分かる様に

それぞれの方向に向かって走ってても、
この曲が、北極星のように目印になってくれて、
道に迷わない、彼らの存在を感じながら走り続けられるんだって思えた。

そのほかにも、最近なにかと、他人が言う幸せ、じゃなくて、私にとっての幸せってなんだ?とか考えてばかりいる日々なんだけど、

夜夜中 雨の中 転がしていた ボロいタイヤ
君が教えてくれた 秘密の海まで
ポラリス 他人と最高の意味が違ってもいい
荒れた海原がきれいだぜ
何度も何度も 2人で笑った

ここの歌詞は、まさにそんな今いちばん誰かに言ってほしかった言葉が表れてるようで、
最高が幸せが他人と違ったっていい、
例え荒れた海でも、私がきれいだと思った海なら綺麗なんだって、
あぁ、今回も。
a flood of circleが鳴らす音楽は、佐々木さんが紡ぐ歌詞は、いつも、いつだって、そのときの私が必要としてた想いを、届けてくれるんだなって思った。

何が言いたいかって、すごく素敵な曲なんです。
そんな素敵な言葉たちが、さわやかでそれでいてクールでかっこいいロックで彩られて、届いた。
こんな素敵な曲のほかにも、12曲も新曲が入って全13曲?
今から、12/22のアルバムリリースが本当に楽しみです。

a flood of circle 11th Full Album
「伝説の夜を君と」
リリースを楽しみに、明日も、走り抜ける。

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