子の問題行動との向き合い方

2歳3ヶ月になった息子は物をよく投げるようになった。

「投げて良いのはボールだけ。」
「当たったら痛いから投げてはいけない。」
と口酸っぱく教えてもなかなかその行動は消失しない。

息子の場合、物を投げてしまうと思われる理由が二つある。

一つ目は、投げる行為を楽しい(ように思う)から。
シンプルに破壊が好きな子だ。
破壊後パーツを投げる、この一連の作業が最高!
特にトミカビルディングたちを破壊するのが好き。
(写真左側2つ)
直しても直しても破壊される。

二つ目は、自分の思う通りにいかず怒っている時。
〇〇したかったのに!の怒りを、側にあるおもちゃで発散している(ように思う。)

正直、言っても言っても直らないので、
こんなに日本語が話せて通じるのに!
投げてはいけない理由はまだわからずとも、日本語の意味くらいは理解しているはずなのに!
とイライラする時はある。
文字に起こすとわたし2歳に求めすぎね!だめね。
わたしにおもちゃが激突した時にはもう本当に、
うおおおおおお!!!!!!
と思いながら怒らず耐えるわけだ。

怒れば良いのに〜と思ったかもしれませんが
赤ちゃんの脳は後頭葉から育ち判断力を司る前頭葉や記憶を司る海馬の発達が感情するのは3歳なので、親が怒ったりしても何故怒られたのかが理解できず怒られた事実や怖い顔だけを記憶するため、怒鳴ったり叱ったりすることはメリットはなく逆にデメリットになるらしいです。

0〜3歳の時期というのは人類が500万年かけてできるようになったこと(二足歩行、言語の使用など)をたった3年でできるようにする時期であり、
生まれた時の脳の状態は大人とは全く違い、3歳までに約90%程度大人と同じようになっていく
んですって。


話を戻しますと、

この問題行動が起きた際の家族それぞれの息子に対する対応がバラバラだなと感じたので、
今朝家族で(ここが大切!)話し合った。

じじ、ばば、パパ、ママでね。

まあそもそも2歳ぐらいって物を投げる子は投げるらしく投げる行為自体は珍しくないらしい。

だから問題行動という表現もそもそも大袈裟。
そして家族会議するのも大袈裟。
自分でもそう思います。 
母にも言われました。
いちいち大袈裟だと。

でも良いの。
子育てって正解はないけど間違った道に進むことはあると思うから。
自分の息子に対する言動を常に振り返り客観視したいの。
母親が王様になってはいけない。
母親だけで育児をしてはいけない。
多くの人にわたしと息子を見ていてほしい。

これはわたしの信念であるから。
どんなに大袈裟だと言われても、やめないよ。

大袈裟だと言いつつ毎回真剣に話し合いをしてくれるばば、ありがとう!

「まあそもそも2歳ぐらいって物を投げる子は投げるらしく投げる行為自体は珍しくないらしいです。」

これも支援センターの先生に相談して知った。
わたしは息子しか知らないから。
分母をたくさん持ってる人に尋ねもする。
保健センターの保健師さんにも電話を。

問題行動に対する模範解答を知ったところで、その通りにいかないことも多いし、それが息子に合ってるかどうかもその時々による。
それでもたくさんの人に聞いて、どんな対応を取るかの選択肢をたくさん持っておきたいの。

支援センターの先生も、母も、
「そのうち物は投げなくなる。」
と言うけど、児童館や支援センターで4.5歳でも癇癪を起こし物を投げる子を見たことがある。
もちろんそばにいる親も注意している。きっとし続けてきているのだろう。

だから注意だけしていたとしても、消失しない子が特性によりけりいるわけだ。

だとしたら余計、この行動を軽んじたくはない。
たくさんの情報や選択肢は必要だと思う。

そして家族会議で決まったことは、

怒るという選択は家族全員一致でこれからも論外。
そして今までの

・優しく諭すのみ(ばば、ぱぱ)
・注意しつつその気持ちを肯定(じじ)
・真剣な声色で、投げたらいけないことを伝える(まま)

から

・物を投げたらその場から強制的に離れさせる。
(それを見ていた者が2階に連れて行く)
・投げてしまうおもちゃは投げなくなるまで片付けて出さない。(トミカビルディングしまいました)

この二つで決まりした。

とりあえず試します。

大袈裟なわたしだけどそんなわたしに付き合ってくれる家族、だいすき!

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