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EXPOシリーズ①HR EXPOに行ってきたよ!2023年5月@東京ビックサイト

こんにちは。

IPO支援・労使トラブル防止やハラスメント防止などのコンサルティング・就業規則や人事評価制度などの作成や改定・HRテクノロジー導入支援・各種セミナー講師などを行っている社会保険労務士法人シグナル代表の特定社会保険労務士有馬美帆(@sharoushisignal)です。
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去る5月10日(水)から5月12日(金)まで東京ビッグサイトで開催された「総務・経理・人事 Week」を弊所のパートナーたちが見学してきました。
残念ながら私は業務の都合で参加できなかったのですが、パートナーたちからさまざまな感想を聞きましたので、今回はその報告内容をお伝えしようと思います。

東京では年2回開催されている、バックオフィス関連では日本最大の展示会とあって、弊所でも毎回、情報収集のために訪れています。
今回は最終日の5月12日(金)の訪問となりましたが、コロナ禍が収束の方向にあることから、これまで以上に熱気と活気が会場に溢れていました🔥

展示会は、「働き方改革EXPO」「HR EXPO」「福利厚生EXPO」「会計・財務EXPO」「総務サービスEXPO」「オフィス防災EXPO」「法務・知財EXPO」「PR EXPO」「健康経営 EXPO」と9つの専門展で構成されていて、人事労務系の展示を中心に見学してきてくれました。

働き方改革EXPO」では、前回に引き続いてテレワーク環境を充実させる商品やサービスが展示の中心に感じたそうですが、在宅勤務から出社しての勤務への回帰傾向を受けて、オフィスの環境整備に関連する展示にも、各社がかなり力を入れていたそうです。

その中で、オフィス用のレンタル個室防音ブースを実際に体験してみたそうです。
「さすがに防音性能は高いですね。」とのことです!

リモート勤務に慣れた人々がオフィスに復帰すると、これまでは気にならなかった騒音が気になるかもしれませんので、ビジネスチャンスがありそうです。

他には会議システムやビジネスチャットの展示を見てみたそうです。
メタバースが話題になって久しいですが、この方面はまだまだこれからの領域かな、というのが正直な感想とのことでした。


本命の「HR EXPO」は一番時間をかけてじっくりと見学してきてくれました!

盛り上がりの中心が、勤怠管理システムや給与計算システムから人事評価システムへと移行しつつあるな、というのが全体的な印象とのことです。

もともと「タレントマネジメント」について注目が高まっていたところに加えて、「人的資本経営」が注目を浴びるようになったことが人事評価システムを開発・提供されている各社に大きな追い風となっていて、どのブースも大勢の人を集めていたそうです!

ここでは具体的なシステム名を挙げることはしませんが、気になるお値段以外に、
①使いやすいユーザーインターフェース(UI)
②「人事評価」に関する基本的な思想
③「人事評価制度」構築へのサポート

の3点から導入を検討することが大事で、そこに各社の優劣が見えているというのが正直な感想とのことです。

たとえば、②は人的資本経営の観点をどこまでシステムに取り込んでいるかといった、システムの基本思想が今後の競争力の差となってくると思われます。
ISO30414などのスタンダードに準拠していると、さらに訴求力を増すでしょう

今後は、勤怠管理システムや給与計算システムとの連動性も問われるでしょうし、見方を変えれば、勤怠管理システムや給与管理システムの側も人事評価システムとの連動性をアピールすることで、再度注目を浴びることができるかもしれません。

健康経営EXPO」でまず感じたのは、「健康経営」がかなりビジネスになっているということで、生産性やエンゲージメントを上げるためには心身の健康あってこそ、ということがかなり理解されてきているのは嬉しい限りです。

企業として健康経営系のサービスを導入される際は、「身体」だけでも「こころ」だけでもなく、どちらもケアしてもらえるサービスを選ばれるべきだと感じています。

人事労務系から離れると、目を引いたのが「オフィス防災EXPO」とのことでした。
ちょうど、大きな地震が相次いでいることもあってか、かなり多くの人が真剣な表情で展示品を見つめていたそうです。
防災用品というと実用一辺倒でおしゃれ感なしというイメージがありましたが、最近はかなりデザインや色使いが洗練されているものも増えてきているんですね。
ヘルメットなどは、オフィスに出して置いておいても雰囲気を壊さないものが各種並んでいたそうです。

その他には、オフィス向けの、置くだけ社食サービスなどが前回よりかなり展示が増えていて、サービスも一層充実していたそうです。
これもオフィス回帰の傾向の表れでしょうか。
もう1つは、自治体の中で高知県さんが毎回出展されているのも素晴らしいことだと思います。地域活性化のために東京でアピールする姿勢は、ぜひ他の地方自治体の方々も参考にしてもらいたいところです。

今回は、現在話題沸騰中の「ChatGPT」などの生成型AIに関するサービスの展示も密かに期待していたのですが、そこはまだ一部にとどまっていました。
次回は9月末に幕張メッセで開催されるそうですが、そちらではAIと連携したサービスの展示が増えるかもしれませんので、期待しています。

以上が、主な報告内容の中心でした。
やはり日本最大のバックオフィス向け展示会だけあって、学びや刺激も大きかったようですね。
次回はぜひ私も見学に出向いて、さまざまな感想を皆様にお伝えしたいと思っています。


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