5-4.独学者が太刀打ちできないもの

法改正がやっかいですね、この試験は。
あとは一般常識。
範囲が広く散らかっていて、最新の統計とか聞かれるので困惑します。

法改正と一般常識は、独学者は資格学校の単発講座を頼るべきです。1回~数回の講義で頭に入るし、要点をまとめたテキストが手に入りますので。

私は、法改正については購読していた「月間社労士受験」で対応できたのですが、一般常識はやはり資格学校の通信講座を受けました。
これがとてもよかった。

そうとは知らずに受けたのですが、ベテランの名物講師の語り口がとてもわかりやすく(講師との相性も大切ですね)、テキストもよくまとまっていました。

一番助かったのが、テキストの後ろに100問近い一問一答が載っていたこと。試験範囲が広い一般常識ですが、その中から最重要事項と思われる問題を、ベテラン講師がピックアップしてくれているのです。
なので、少なくともここに載っている問題だけは覚えようと意識し、正答できるまで繰り返し解きました。

実際の本試験にて、このテキストの範囲外の問題ももちろん出てきましたが、ドンピシャな問題もありました。
一般常識については、別に参考書も買いました。そちらにも巻末問題があって、やはりそれだけは完璧に覚えるように努めました。

何名かの講師が言っていました。この試験は範囲が広いので100%完璧は目指さず、70%できれば合格する。だからすべてを覚えようとはせず、割り切って勉強しなさいと。

確かにすべての試験範囲の完璧な理解は、とりわけこの一般常識に関しては無理だと思います。(つづきます)

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