8-7.試験本番➆~択一式解答のコツ2~

暑くなると、いよいよ本試験直前という感じがしますね。間が開いてしまいましたが、下の前回の記事のつづきです。

10問貯金マーク法

いや、貯金でもなんでもないんですが、、、
さて、白紙に1科目10問を解き終えたら、ここでやっと一気に10問、白紙に記した解答をもとにマークシートを塗りつぶします。

このときついやりがちですが、1問解いたらマークシートを1つ塗りまた問題に戻る、つまり1問ごとに問題冊子とマークシートを行ったり来たりは絶対にしてはいけません!!

なぜなら、社労士試験は効率よく問題を解かなければ、確実に時間が足りなくなる試験です。このことは、本試験を受けた皆さんなら分かっているはずです。

10問解いてから10問一気に解答する方が、問題冊子と解答用紙の往復時間を減らせます。徹底的に時間節約してください。10問続けて一気にマークシートを塗ることで、マークミスという凡ミスも防げますので。

白紙集約型解答法

まとめると、1枚の白紙に決まった手順で解答を記録しておき、それを見ながら10問一気に解答するのですが、白紙に解答を集約するメリットは2つあり、

① 視覚的に迷いなく正答をぱっと把握できる
② △印の「1度でわからなかった問題」を探しやすい

①は前回説明した通りで、5つの〇と×の数で選ぶべき正誤がひと目で把握できます。②の「1度でわからなかった問題」ですが、試験中にたくさん出てくるはずです。

とりあえず先に進み、わかる問題から解いていくのですが、あとで戻ってきたときに、5つのうちどれがわからいのかは、△を見つければすぐわかります。ほかの選択肢を読み返す必要はなく、△の選択肢のみ読み返します。

まだあるメリット

効率よく解答できて、さらにミスも防げる。それだけでなく、白紙に書くメリットはまだあります。

それは、家に帰ってから見直しやすいこと。問題冊子に雑然と書き込まれた解答は、あとから見直したとき、自分がどれを正答に選んだか自分でもわからないことが多々あります。

白紙に整然と書き写した解答なら、自分の解答がわからないということはありません。これは、本試験後に資格学校の正答と照合するときに、とても便利です。

本試験の日の夜にはもう、資格学校のサイトにその学校の精鋭講師陣が解いた正答(正確には公式発表前なので、正答と思われる解答)が掲載されるんですよね。

これと自分の解答を照合して、自分が合格点に達したかどうかが大体把握できるのですが、このとき自分の解答が不明だと、その1問で自分が合格したのかどうかわからずモヤモヤすることがあります。

この解答の仕方はちょっと慣れが必要なので、普段から過去問題集や模試をこの方法で解答して慣れておくことをおすすめします。とはいえやはり、どんな解答方法でも、くれぐれもマークミスにはご注意ください。

大体書き尽くしたので、次回あたり最後の記事になるやもしれません。
暑いですが、受験生の皆さん。最後までファイトです!
(つづきます)

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