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うらこうさくアルセウスのすゝめ SS杯優勝



1.はじめに

ヒスイ!(アローラな感じで)


サメと申します。


普段は関西で活動しており「チーム青犬」のキャプテンです。


オンラインの大会である「とびひざげり杯」「ずつき杯」の運営メンバーの1人でもあり、その際にはさめっそんという名前で活動しております。


さめっそんと名乗る事が増えてきましたが、周りからはサメと呼ばれます。


さめっそんさんって言いにくいそうです…(笑)


今回、私ではないですが、デッキ提供をして使用してくれたていぜくんがナリタブロックさん主催の大会「SS杯」優勝!!されたのでデッキ提供をした私が記事を作成することにしました。


2.自己紹介


名前

先ほど言った通りサメ(さめっそん)です。


ポケカ歴

競技意識を持ったタイミングを基準で考えると、ポケモンカード歴は今年で4年目に入りました。

ジラーチサンダーが面白そうだと思ったので、サンダースGXデッキを購入して始めました。


主な実績

公式大会
2020年シールド戦リザードンHR争奪戦 優勝
2022年シティリーグシーズン4 ベスト4
「使用デッキ:サンダースVMAX」
2022年CL福岡 6勝3敗 完走
「使用デッキ:黒馬MM(ミッドレンジ黒馬)」

今年度になってようやく結果が出始めました。

まだまだ煮詰めないといけないですが、構築の考え方、数ターン先を見据えて行うゲームプランの作り方などが見え始めてきたおかげです。


10年目に入るまでに世界大会に出たいと思っています。


それまで続けれるかな・・・?(笑)


3.うらこうさくアルセウスとは


うらこうさくアルセウスとは


あるせうすVSTAR

アルセウスVSTARの特性「スターバース」で好きなカードを2枚持ってきたり、ジメレオンおよびインテレオン(以下うらこインテ)の特性「うらこうさく」を使い、その場で必要なトレーナーズを持ってきたりして、安定してアルセウスVSTARの技「トリニティノヴァ」や、うらこインテの技「アクアバレット」で攻撃するデッキです。

うらこいんて


だぶるたーぼ


アルセウスVSTARが技を使えるタイミングはダブルターボエネルギーがあるため、実質2エネルギーです。 さらに、進化ポケモンのため、技を使えるのは、最速2ターン目であり、早い段階で攻撃に参加することが目標になります。


2ターン目に攻撃するという最低目標を達成するためには、以下の2点が1ターン目の目標になります。

1ターン目の目標

1:アルセウスVを1ターン目に置く
2:アルセウスVにエネルギーをつけておく


これに加えてメッソンを置くと、2ターン目のハードルが一気に低くなります!


そしてこれが2ターン目の目標になります。

2ターン目の目標

1:アルセウスVSTARに進化する
2:アルセウスVSTARにエネルギーをつけておく(ダブルターボエネルギー)をつけておく
3:アルセウスVSTARを前に出す


意外と抜けそうなのは3です。


いや、攻撃するポケモンが前に出るのは当たり前やろ!って思うかもしれませんが、前に出すためにカードを使う必要があるというのはきちんと明確に記載し、意識出来ていないと、目標を達成するために必要であるのを忘れて、スターバースをした後に、あっ、入れ替えるカードを忘れてたというミスをする可能性があります。 



感覚を身につけて、無意識でやればやるほど本番ミスしてしまうケースがあるので、きちんと目標を明確にさせておく。


とても大切です!


トリニティノヴァの追加効果で、Vポケモン限定ですが、エネルギー加速をすることが可能です。これによって後続にいるアルセウスを育てます。


基本的に1回の攻撃でルールを持たないポケモンを、2回の攻撃でポケモンV、VSTAR、VMAXを倒すことが出来ます。


基本的にということですが、例外として、こだわりベルトやガラルジグザグマを使うことで、ポケモンVを一撃で倒すケースがあります。

チェレン


そして、後続を育てることが出来るのに加え、サポート「チェレンのきくばり」を使い、攻撃回数を増やすことが出来ます。


おまもり

アルセウスVSTARのHPは280と高く、グッズ「大きなおまもり」によってHPが310になるため、基本的に攻撃を耐えることが出来ます。仮に倒されたとしてもサイドは2枚しか取られないのも強力です。



また、うらこうさくアルセウスは、アルセウスインテレオン、アルセウス単とも呼ばれています。


口頭ではアルセウス単と言ったりすることもありますが、アルセウス単だと、うらこうさく型なのかビーダル型なのかが明確ではない点、アルセウスインテレオンは、インテレオンVMAXの存在がある点から、うらこうさくアルセウスという表現が一番わかりやすいと思ったので、今回の記事ではうらこうさくアルセウスと表記させていただきます。(ビーダル型も含む場合はアルセウス単と表記させていただきます。)


4.構築の考え方


結論から申し上げますと、うらこうさくアルセウスは、世間のリストから見ても、私の考えた確定枠から考えても、自由枠がほとんどありません。

それによって、世間のリストが枠を作っているのが見れますが、私の中での確定枠より少ないカードがありました。


現在の構築をきちんと煮詰めたのは、投稿日からおよそ2週間前でしたが、アルセウスデッキは、スターバース発売前(カードリスト公開前)から使っていました。


この2週間で煮詰めていた方法としては、メインで使うカードを除いて、このカードは減らせそうだなと感じたカードを普段入れている枚数より1枚少なくして調整を行いました。


その結果、確定枠が53枚、選択確定枠が5枚であり、自由枠が2枚しかないことが分かりました。

選択確定枠とは、簡単に言うと、選択科目みたいなものです。



「日本史か世界史どちらか選択してください」


というのに合わせると


「水エネルギーかウォッシュ水エネルギーのどちらかを選択してください」


という感じです。


この自由枠が2枚しかないというのは、私だけではなく

調整メンバーの2名も同じ意見でした。

ベイキン

・「Pozcket」の所属選手であるベイキンさん


はーちゃん

・およそ1年前にぴえんLOを作成し、「BXR(バトルクロスロード)」ベスト16、「第4回ずつき杯」ベスト4である、はーちゃんさん

の2名です。


調整の際には、うらこうさくアルセウス以外の型を使っていた際に感じていた経験を活かした部分もありました。


私は、うらこうさく型だけではなく、うらこうさく型からチャーレムVを採用した型、チラチーノ型、がアルセウスVSTAR主体で使うデッキとして試しました。


また、アルセウスVSTARだけではなく、ガラルファイヤー「じゃあくチャージ」を採用した型やれんげきウーラオスVMAXを採用した「アルセウスれんウー」、はくばバドレックスVMAXを採用した「アルセウス白馬」も使いました。


では、どのような点で確定枠や自由枠が出来たのでしょうか。



序盤におけるアルセウスVSTARを使ったデッキの主な課題点は大まかに2点あります。

課題点
1:1ターン目にアルセウスVが置けなかった場合のケアをする方法
2:1ターン目にアルセウスVにエネルギーが貼れなかった場合のケアをする方法

うらこうさくアルセウスの課題のこなし方


めろん

課題2は、サポート「メロン」を使い、ダブルターボエネルギーにアクセスすれば3エネルギーになります。サポート「キバナ」もありますが、ポケモンがきぜつしていることが条件になるため、キバナのメリットもありますが、能動的に使えるメロンは必ず欲しいですね。


課題1に対しては、アルセウスVにアクセスする方法を出来る限り多くして、それでも達成できなかった場合は割り切るといった方法か、2ターン目に攻撃に参加する、すなわちたねポケモンで動けるアタッカーを用いることが課題のこなし方になると考えられます。


主なたねポケモンのアタッカーは、スターミーVやスイクンV、ミルタンクといったポケモンが考えられます。


しかし、アルセウスVにアクセスできない時、用いるたねポケモンのアタッカーを2ターン目に使う場合は、メロンやキバナを使う必要があり、そのたねポケモンが倒れた後にアルセウスVSTARを動かすにはさらにもう1枚使わなければいけません。


たねポケモンアタッカーを採用するのはアリですが、結局そのたねポケモンにアクセスできる確率は、アルセウスVを置ける確率より低いです。どちらかというとアルセウスVにたねポケモンアタッカーを付け足すようなイメージで、その確率の差が誤差であれば割り切った方がいいのではないかと思います。


どちらかというと、アルセウスVが置けない時に使うのではなく、特定のマッチで使用するポケモンになりそうです。


一応自由枠にたねポケモンアタッカーを採用する選択肢があるので、その点は有料部分でお伝えしたいと思います。



と、ここまでのお話で選択確定枠も含めて58枚が確定しているというので進めましたが、別のアプローチの仕方をすることで枠を作りなおすことが出来るのではないかという話が出ました。


ポケモンカードは奥が深いです。記事を作成している間に新しいタイプが生まれたみたいです。


私もまだきちんと回せていないので、あくまでも参考程度にして頂いて、こういう形で使われるかもしれないというお話も有料部分でお伝えしたいと思います。もし回す機会が作れたら回してみて、感想を追記していけたらなと思います。


情報量が多くなってしまったので有料部分でお伝えする内容をまとめておきます。


・SS杯で使用したデッキリスト

・私たちが煮詰めた中での確定枠、選択確定枠、自由枠の提示

・新しく登場し、CL愛知で見かける可能性のあるうらこうさくアルセウスデッキのサンプル

以上の3点を記載し、後に各体面の立ち回りやサンプルの使用感、感想をお伝えしたいと思います。(CL前までに頑張ります)


有料に入る前にお伝えしておかないといけない内容がございます。

新しく登場したうらこうさくアルセウスですが、登場したなぁと思ってみたのは海外のリストのことを指しています。カードプールが異なるため、海外のリストを参考にし、確定枠の考え方からリストを作成したのをサンプルにしたいと思っています。


実を言いますと、記事の作成中に日本でもほんの少し出回りましたが、そのリストとも異なる部分がありますので、パクった内容を書いていないというのを事前にお伝えいたします。 ご了承ください。


今回、調整メンバー全員CL愛知に参加することが出来ませんでした。

そんな中でもほぼほぼ毎日ポケモンカードの練習をしています。

ぜひ皆さんのお力になれればと思いますので、どうかご購入の検討をして頂けると幸いです!


ここまでご覧いただきありがとうございました! 


有料記事をご覧になっていただける方々は引き続きよろしくお願い致します!





記事を購入していただき、ありがとうございます!


それでは、有料部分に入りたいと思います。


5.SS杯使用リスト 


使用者

ていぜ



デッキコード

kfkvVw-oBvHFm-Fk1FkF

画像1

このリストはおよそ3週間ほど前から調整しました。

確定枠、自由枠というのを考えるためには使用感や体感だけではなく、確率計算に基づくことが求められます。


私自身、計算は統計学を使っていた関係上、仲が悪い訳ではないのですが、基本的に自動でお願いしているので、マリガンをした際とか、サイド落ちの後のカードを引く確率の計算などはあまり得意ではないです。


ざっくりした部分はありますが、最低限ツールを使って計算をしたりはします。


先攻2ターン目にトリニティノヴァを使うという目標を達成するために必要なことを改めてお伝えすると

1ターン目
・アルセウスVを出す 
・アルセウスVにエネルギーをつける


上記の確率計算機を使ってみた結果、このような確率が出ました。(初手7枚、アルセウスVが1枚以上出る確率、他の7枚を引く確率、マリガンをする確率)

手札7枚の中で

・アルセウスVでスタートする確率
約39.95%

・アルセウスVを引かないで他のたねポケモンでスタートする確率
約37.81%

・マリガンをする確率
約22.24%

になります。

そして、アルセウスVを引かないで他のたねポケモンでスタートするかつ、アルセウスVを持って来れるカード7枚のうち1枚以上引く確率は

約34.04%

つまり、アルセウスVにアクセスできる確率は約73.99%です。


今回は中盤、終盤のことを考えてハイパーボールを減らしているので、7枚ですが、8枚にすると

約37.20%

8枚の場合は77.15%になりました。



これに加えて初手のドローで引く確率や、マリガンをすることで引き直しをする場合が加算されます。


トータルで考えると約80%くらいになるのでしょうか?


サイド落ちの計算や、マリガンを含む計算は時間のかかるので、やるとしても後でゆっくりやりたいと思います←多分記載する優先度は低め?


予選9試合の中で8回アルセウスVにアクセス出来ればいいのではないでしょうか?


後1メロディアスエコーでアルセウスVが倒されるといったケースを考慮して2体以上必要なケースはあるかもしれませんが…


ちなみに、6枚にすると

約30.52%でした。

10枚の場合は70.47%

9試合中7試合だと2試合置けないケースがあるとなると不安ですよね。


よって、アルセウスVにアクセスできるボールは11枚以上必要であると考えられます。


ここまでやるなら手札からエネルギーを貼る確率も書けという話になると思いますが、メロンを採用している関係上エネルギーが貼れなかった時の課題はこなせるので割愛致します(アクセスできるカードの中にキャプチャーエネルギーも含まれていますしね…)



2ターン目
・アルセウスVSTARにする
・アルセウスVにエネルギーをつける
(1ターン目にダブルターボエネルギーが貼れなかった場合はダブルターボエネルギー)
・アルセウスVSTARを前に出す

2ターン目以降に関しては、うらこうさく スターバース といった特性が出てくるので、1ターン目さえ乗り越えればある程度再現性は高いです。

こちらの記事を見てサイド落ちの確率を確認してみました。

1枚採用したカードがサイドに落ちる確率は約10%で、10試合に1回の確率になります。この場合、CLの中でサイド落ちする可能性は1回はありそうですね。


2枚採用したカードが2枚ともサイドに落ちる確率は約0.8%で、125回に1回の確率です。 


よって、ダブルターボエネルギーとアルセウスVSTARを前に出すカード すなわち回収ネットやあなぬけのひもといったカードは2枚以上採用することが求められます。


幸いこのデッキタイプは、うらこうさく、スターバースが使えるので、2枚あればサイド落ちの考慮が出来ていると考えれば目標に必要なカードは2枚以上ピックアップすればいいのではないかと考えられます。


目標に必要なカードは

・アルセウスVSTARを2枚以上

・ダブルターボエネルギーを2枚以上

・回収ネットなどの入れ替えるカードを2枚以上

になります。


しかし、アルセウスVSTARはスターバースで必要なカードにアクセスできる点、気絶したあとに後続のアルセウスVをVSTARにするために2枚ではなく、3枚以上採用することが求められます。


よって、アルセウスVSTARに関しては3枚以上にしたいと思います。

当日マッチング
1回戦:WTB 〇
2回戦:アルセウーラ 〇
3回戦:ハピナスミルタンク 〇
4回戦:モミインテ 〇
5回戦:はくばバドレックス 〇
6回戦:エンテイ 〇


本戦なしの6回戦のみでした。


シティリーグ

1回戦:WTB 〇

2回戦:ミュウVMAX 〇

3回戦:アルジュラ ×(両負け前に投了)

4回戦:ミラー ×(手札事故)

5回戦:ダイケンキVSTAR 〇


シティリーグでは残念ながら3勝2敗という結果でしたが、通算9勝2敗ということで、なかなかよい勝率だったのではないかと思います。


一応私自身、ベイキン杯という大会で使用しましたが、2勝2敗という何とも言い難い成績かつ、確定枠を少し削って自由枠を作れるかどうかの確認も込みで使用したので今回の成績には含めないことにしました。結論だけ言いますと、自由枠を作ることが出来ませんでした…。


それでは、次は確定枠、選択確定枠、自由枠はどのようになっているかをお伝え致します。


6.確定枠

デッキコード

8DcY88-868Fpz-8D8c8c

画像2

これが確定枠53枚です。(残りの枠は基本超エネルギーを搭載しております)

アルセウスライン

あるせV

アルセウスV 4枚

あるせうすVSTAR

アルセウスVSTAR 3枚 


これに関しては言うまでもないと思いますが、アルセウスVは1ターン目に必ず置きたいというレベルで必要なため、確定で4枚です。


アルセウスVSTARに関しては4枚入れているリストもありますが、チェレンのきくばりで手札に戻せば、控えにいるアルセウスVを進化させればいいので、無理して4枚目を作る必要はないと思っています。


さらに、ふつうのつりざおで戻すという選択肢もあるので、博士の研究でトラッシュした場合でもリカバリーは可能だと思います。


・メッソン‐ジメレオン‐うらこインテ

めっそん どんよび

・メッソン4枚


後攻はメッソンスタートしたいケースがあり、枚数を削るとどんどんよぶのバリューが下がり、3枚の場合、サイド落ちがあるだけで1体しか呼べず、返しでメッソンが倒されて、盤面にメッソンが1体のみになると回収ネットのバリューも下がるので必ず4枚です。 と言いつつメッソンがサイドに2枚落ちるケースがあるんですけどね。。。・・・と思いましたが、2枚落ちるならなおさら4枚ですね笑


じめれおん うらこ

・ジメレオン3枚


私ははじめ、4枚で採用をしていましたが、スターバースがある関係上、無理して採用しなくても持ってこれること、4枚にすると1枚コストにして展開するケースがあるということで減らせるカードだと思い3枚にしました。


実際に他のデッキリストでも3枚にしている方がいらっしゃるので問題ないと思います。4枚にするとクイックシューターを採用する場合やサイドに2枚落ちの場合に山札にきちんと2体立てることが出来るなど、メリットももちろんあります。

うらこいんて

・うらこインテ2枚

サブアタッカーかつアシストカードです。 うらこインテ1枚、シューターインテ1枚で回したことがありますが、うらこインテがサイドに落ちただけで安定感がかなり落ちます。


なぜなら、1枚しかないチェレンのきくばりを2回使うなど、山札にないサポートを使う際にともだちてちょうを使うのですが、うらこインテでともだちてちょうと回収ネットを持ってきて、ともだちてちょうを使い、回収ネットで戻したうらこインテの間にいるジメレオンをメッソンの上に進化するといった動きがうらこインテがサイドに行っただけで、出来なくなるからです。


よって、シューターインテの採用は検討したいですが、うらこインテは確定で2枚になります。


このように、デッキコンセプトを崩さない上でカードを採用することが求められるので、コンセプトに必要なカードは出来る限り採用するべきです。


のこっち

・ノコッチ

画像21

・マナフィ

今の環境、これらのどちらかを抜くというのは絶対にありえません。

vsれんげきウーラオスはこの2枚があることで勝率が上がります。

また、マナフィに関しては今流行っているWTBとの対戦でも使いたいカードになります。


マナフィに関しては、使用する機会は少ないですが、マナフィはアタッカーになる可能性があります。結局切るケースが多いですが、ベンチ狙撃のないデッキだからといって安易に切らない方がいいです。使う可能性はきちんと考えましょう。


切るケースが多いということで、レアケースに近いですが、選択肢があることを知っておくのは損がありません。


具体的に使う可能性のあるケースは、

マナフィのみずかけ20+うらこインテのアクアバレット120orアルセウスVのパワーエッジ110(ダブルターボエネルギー)で130以上出るケース

またどがす

これはガラルマタドガスを倒すときに使います。

トリニティノヴァ180(ダブルターボエネルギー)+マナフィのみずかけ20+こだわりベルト30で230ダメージ出るケース

トリニティノヴァ200+マナフィのみずかけ20で220ダメージ出るというケースです。

マナフィで刻んで、HP220以上のポケモンVを倒すことも視野に入れます。


また、この件はジメレオンでもやる場合があります。


じめれおん うらこ

ジメレオンの技、みずきりは30ダメージです。これを使っておまもりアルセウスVSTARに対して、つきさすでお茶をにごしてきたはくばバドレックスVを倒したことがあります。

ダメージ計算をすると、トリニティノヴァ180(ダブルターボエネルギー)+ジメレオンのみずきり30で210ダメージ出るというケースです。


先ほどお伝えしたマナフィ+インテレオンorアルセウスVで130以上出すというお話ですが、ドガス入りのデッキに対してみずきりから始めた試合もありました。


・ボール系

クイックボール‐レベルボール‐しんかのおこう‐ハイパーボール

4‐3‐2‐1 は確定です。


後ほど選択確定枠&自由枠でも記載致しますが、しんかのおこうかハイパーボールのどちらか1枚は選択確定枠です。

つまり、ボール系は11枚必要です。

これに加えてキャプチャーエネルギーが入ります。


正直このボール配分で現状文句はないのですが、こういうアプローチは出来そうだなというお話します。


スパボ

確定枠と言っている癖に何を言い出すんだ?という思われるかもしれませんが、もしもアルセウスVを引く確率を8割から9割に少しでも近づけたいと考えるのであれば、私はレベルボールとしんかのおこうを1枚ずつスーパーボールにして試すと思います。


クイックボール4‐レベルボール2‐おこう2‐スーパーボール2‐ハイパーボール1


ハイパーボール

選択確定枠にハイパーボールをピックアップしていますが、私の中では、うらこうらくアルセウスにおいてのハイパーボールの2枚目のバリューはそこまで高くないと思っています。 本当に2枚目を使う機会が少ないです。


なぜなら、3ターン目以降はボスの指令やチェレンのきくばりを使っていくため、ドローするターンが作れず、切れるカードがふつうのつりざおを使う直前に水エネルギーを切るというパターンくらいしかなく、手札が流れるケースとしてマリィとツツジといった、手札が3枚から5枚しかなく、使用する時に合計3枚の手札が消費されるからです。


ビーダル型であれば多めに入れて良いと思いますが、このデッキはうらこうさく型です。


クイックボール4、ハイパーボール1、キャプチャーエネルギー2でアルセウスVにアクセスできるのが現物を含めて11枚


スーパーボール1枚を0.5枚として換算する場合は12枚


メッソンを置くカードも


クイックボール、レベルボール、ハイパーボール、キャプチャーエネルギーでメッソンにアクセスできるのが現物含めて13枚


スーパーボールを含めて14枚


本当に序盤を重視するなら検討していいかもしれません。


バトルVIPパスというカードがあるじゃないかというお話も出てくるかと思いますが、私はパスを採用する場合はハイパーボールを2枚以上採用したいと考えていますし、ツツジに弱いデッキであるにもかかわらず、さらにツツジに弱いカードを採用するのはあまり好ましくありません。


よって、私は中盤、終盤に引いても当たり札になる可能性のあるスーパーボールを検討します。(Vポケモンにアクセスできるボールの種類がなさすぎ問題)


おまもり

・大きなおまもり2枚

チェレンのきくばりを使うことで回復することが出来ます。

しかし、HP280は少し不安要素があります。

ミュウVMAXの技「テクノバスター」 パワータブレット2枚から3枚+こだわりベルト0枚から1枚のうち3枚 計300ダメージ

はくばバドレックスVMAXの技「ダイランス」+こだわりベルト 計280ダメージ

ダイケンキVSTARの特性「ざんげつスター」+こだわりベルト+むじひなやいば 計290ダメージ 


他にもあると思いますが、見かけるデッキだとこんなところでしょうか?

あとはムゲンダイナVMAXとかも一応。。。


これらのデッキに対して要求を上げる、耐久力を上げるには大きなおまもりは必須です。 サイド落ちや素引きできる可能性を少しでも作るために2枚は入れないといけません。


3枚目に関してはチェレンのきくばりで戻すことも考えたら無理して入れなくていいのかなと思っています。 


ツールスクラッパーが怖いので、1枚ずつつけれるといいですね。


回収ネット

・回収ネット


非ルールのポケモン限定ですが、回収することでアルセウスVSTARを前に出すという、トリニティノヴァを使うために必要な目標に達成するためのプロセスの1つです。


確定枠では1枚ですが、選択確定枠で回収ネットかあなぬけのひものどちらかは採用することで2枚以上前に出すためのカードを採用するようにしています。


ふつうのつりざお

・ふつうのつりざお


このカードを0枚にして回せるかどうかを確かめてみましたが、確定で必要です。


なぜなら、以下の3点が試合として考えられたからです。


1.アタッカーとして使ったうらこインテを再利用する


2.トリニティノヴァの3回目で加速するためのエネルギーを確保する


3.マナフィやノコッチといった、1枚しか採用していないポケモンを再利用することで、ボスの指令で取るプランを崩す


特にトリニティノヴァの加速するためのエネルギーを確保すること、すなわち攻撃のバリューを上げることはデッキパワーを下げないことに繋がります。


よって、ふつうのつりざおは確定枠です。


ともだちてちょう

・ともだちてちょう


チェレンのきくばりやボスの指令、場合によってはツツジといったカードを再利用することが必要です。

自由枠がないからこそ、このカードで誤魔化していると考えるのであれば確定枠です。


サポートカード

マリィ

マリィ2枚


1枚のリストを見たことがありますが、確定で2枚です。


リソースを切りたくないという理由だけではありません。


博士の研究よりマリィが求められる理由があるからです。


結論から言うと、マリィは自分のデッキパワーを上げつつ、相手のデッキパワーを下げることが出来るカードのため、サイド落ちも考慮して2枚です。


まず、このデッキにはアルセウスVSTARの特性「スターバース」があります。マリィで相手の手札を減らしつつ、こちらは5枚のカードで足りないカードをスターバースで必要な札を確保することが出来ます。


相手は、マリィで引いた4枚に加えてドローしたカードの計5枚の手札からアルセウスVSTARを一撃で倒すというのは難しいケースがあります。(超えられることは全然あります) ミュウというデッキなのですが…(笑)


さらに、チェレンのきくばりで手札に戻ってしまった時。サポートやはじめのドローで手札に来てしまった時の水エネルギーを山札の下に送るという役割もあります。


これによって、ふつうのつりざおを無理に使わなくてもトリニティノヴァでエネルギー加速ができる場合があります。


この点においてもデッキパワーを下げないという部分に繋がります。


よって、マリィの2枚は私たちの中だと確定枠です。



余談ですが、アルセウスVSTAR同士の対戦でもマリィはかなり強力です。


チェレンのきくばりを複数使うための準備として、うらこインテやジメレオンを回収ネットで戻し、手札に抱えるケースがあります。


うらこうさくのカードをレベルボールやしんかのおこうでどんどん持ってくると、トラッシュにこれらのボール系が溜まっていくため、手札に抱えている状態でマリィを使うと現物が山札の下に行き、数少ないアクセスカードから引かなければいけません。


チェレンのきくばりをとにかく打つというのも有効な手の1つですが、あえて逃がして、新しいアルセウスVSTARを前に出してマリィを使いながらトリニティノヴァをするというのも有効です。


さらに、おこう2枚、ハイパーボール2枚のデッキの場合、しんかのおこうを序盤から中盤にかけて使っていくと、山札にはハイパーボールしかないケースがあります。


その場合、手札4枚+1枚の5枚からハイパーボールでうらこインテを持ってくるなどをすると、手札が枯渇します。 


この点から見ても、やはりマリィの2枚目は確定であると考えられます。


画像32

博士の研究

枠がないデッキにさらに博士の研究でリソースを切ると、枯渇する場合があったり、スターバースの関係上、無理に引きに行かなくてもいいので裏工作で持ってくる選択肢の1つとして考えれば1枚でいいのかなとは思います。


めろん

メロン

手札からエネルギーをつけられなかった場合に能動的に使えるメロンの採用は、1枚は確定ですが、エネルギーさえ貼れれば使う機会は大幅に減ると思っています。ただ、サイド落ちのケースも考えて、選択確定枠としてキバナかメロンを入れています。


私の中では、使う機会が少なくなるケースがあるのも踏まえると、手張り出来ないかつサイド落ちというのは割り切りでもいいのかなと思いますが、それが割り切れない場合は、メロンの2枚目


うらこインテをすぐに動かせるようにする、アルセウスVSTARやエネルギーを加速しつつダブルターボエネルギーにアクセスできるカードを採用することで択を作ることをしたい場合はキバナ


キバナ

好みで良いと思いますが、割り切る考え方のため、私はキバナを採用しています。


ツツジ

・ツツジ


状況によって使わなくなることが考えられるカードですが、このカードがあるかどうかで勝敗が決まることがあります。


後攻でメッソン、アルセウスVSTARが取られたタイミングで、ツツジを挟みつつ攻撃をすると、2体目のアルセウスVSTARの壁を超えるのはなかなか難しいです。


やはり、280、310を超えるのは何かしらのリソースを吐かないといけません。


リソースに関しては、うらこうさくもリソースの1つだと思っていて、うらこうさくを使うために使ったボール系などが少なくなると、どうしてもリカバリーするための当たり札が少なくなってしまいます。


うらこうさくは山札を圧縮するのが苦手な印象のため、山が多い中で当たり札にアクセスしなければなりません。


ツツジというカード、難しいカードですが上手く扱えると逆転のチャンスのあるカードだなと感じています。 主観になってしまい申し訳ございませんが、私は、使う側としてはとても好きなカードです。


マリィがアルセウスミラーで有効であるとお伝えしたので、もちろんツツジも有効であると言えます。


メッソン、アルセウスVSTARと取られて相手のサイドが3のタイミングでツツジを使い、手札で解決することが難しい場合、次のターンでアルセウスVSTARを取ると、サイドはまだ2枚しか取っていないため、こちらはツツジが打たれない状態になります。

ツツジが打たれないということは、こちらはチェレンのきくばりを使うことが容易であり、ツツジの刺さり具合次第では相手がチェレンのきくばりを使う事が出来ないということがあり得ます。


そうなると、ダメージレースを五分にまで追いつけることが可能であると同時に、ともだちてちょうでツツジとチェレンのきくばりを戻して再びツツジを使うということが出来れば、サイドレースが追い付くと同時に、ハンドアドバンテージは取ることも出来ます。


そう考えると、ツツジはやはり確定枠になると言えます。


余談ですが、うらこうさくアルセウスはツツジが刺さりやすいと考えています。ここまでうらこうさくアルセウスが流行ると、もしかしたらツツジの採用率は全体的に上がるのではないかと考えられます。



画像35

・ボスの指令2枚


デッキコンセプト上、一撃で倒せないことが多いため、控えに行ったポケモンをボスの指令で呼び出してサイドを取る、詰めの段階でも取れるようにすることを考えると2枚は確定で、3枚目も欲しいですが、ともだち手帳を採用している関係上、確定枠としては2枚でいいかなと思います。 

3枚目をどうしても入れたい場合は、自由枠から入れると思います。


チェレン

・チェレンのきくばり1枚


私の中だとデッキコンセプトのカードのため、出来る限り2枚採用したいと思っていました。


なぜなら、サイド落ちの考慮、ミラー戦やWTB、アルセウスジュラルドンで2回以上使いたいと思ったことがあったからです。


しかし、これに関しては、選択確定枠ですが「崩れたスタジアム」の採用や、1回だけであれば2枚渡しても全然間に合うというのがあったため、無理して2枚入れなくていいという結論になったので、1枚を確定枠としました。


2回目はともだちてちょうを使いましょう。


ちなみに、WTBに関しては、最近クイックシューターを2枚採用しているケースがあり、チェレンのきくばりで回復してもクイックシューターを2回使われる機会が容易になってしまったため、ケケンカニVのプランを通されやすいことを考えると2枚採用しても対策にはならないと感じました。


もしWTBを意識する場合は、自由枠からは2枚目のチェレンではなく、セイボリーやツールスクラッパーになると思います。


画像37

・頂への雪道2枚


主にミラー戦、ミュウ戦、ヒスイダイケンキ戦などで使います。

張り替えたいタイミングでも使います。


WTBがネオラントVやかがやくゲッコウガを使う関係上、状況次第ではWTBでも有効な時があると考えられます。


サイド落ちした場合と山に2枚ある場合で使い方が変わります。


サイド落ちした場合は、ツツジと一緒に使ったりするまで温存し、通せるかどうかの勝負をします。


サイドに落ちていない場合は、序盤にマリィとセットで使いたい場合があります。

序盤に使いたい相手は主にミュウで、vsミュウ戦で1回しか使えない場合はプレイングでカバーされます。バケッチャを早い段階で使わせると、終盤の雪道ツツジは通りやすいケースがあるため、確定で2枚欲しいカードです。


エネルギー

水6、ダブルターボ2、キャプチャー2

ここまでの枚数は確定で、選択確定枠でさらに1枚、計11枚は必要です。

選択確定枠は

基本水

基本水エネルギー

だぶるたーぼ

ダブルターボエネルギー

たっぷりバケツ

たっぷりバケツ

の中から選択と言っていますが、選択枠を作成している間に、基本水エネルギーは7枚欲しいという話になりました。


それぞれメリットがあるため、好みの部分はあると思い、今回は選択確定枠という枠組みで1枠作りました。

メリットをお伝えします。


基本水エネルギー

サイドに2枚ほど落ちてしまったかつ、手張りで水エネルギーを1枚貼った場合でも2回目のトリニティノヴァで2回ともエネルギーを2枚以上つけれるため、7枚あると安心できます。


これに関しては噛み合い次第ではありますが、手札に多く水エネルギーが来た場合は、マリィで流す、クイックボールやハイパーボールで水エネルギーをトラッシュしてふつうのつりざおを使うという方法があるので、流したり、つりざおを使わなくてもきちんと加速できるが、状況に応じて流したり戻したりすることでケアも出来るという配分が7枚な気がします。


言語化するのは難しいですね。 理解しがたい内容になってしまっていたら申し訳ございません。


ダブルターボエネルギー

トリニティチャージの成功率が上がる、スターバースでダブルターボエネルギーを持ってこなくてよくなるといったメリットはありますが、チェレンのきくばりを使えば、ダブルターボエネルギーが手札に戻って、加速先のポケモンに手張りする場合は1枚のエネルギーで充分だったりするので、手札に複数枚揃って状況次第ではコストにしたことがあったため、3枚目を検討する場合は、特性が止められている、2枚サイドに落ちた場合でも持って来れるケースが欲しい場合になりそうです。


たっぷりバケツ

うらこうさくで持って来れるようになります。

これによって、メロンかクイックボールかダブルターボエネルギーのどれか1枚さえあれば、スターバースで残った2枚を持ってきて攻撃準備が出来るので、あると便利です。 

2枚持ってくるとトリニティノヴァのバリューが下がっていくので、1枚だけ持ってくるケースもありそうですし、なんならすでに水エネルギーがあったら持ってくる機会が失われるので、優先度は低いかなと思っています。


キャプチャーエネルギーの3枚目は絶対にありえないとは言い難いのですが、アルセウスVに貼らないと、意外と要求が高いなと感じています。


例えば、メッソンにキャプチャーエネルギーを貼るケースはどんどんよぶを能動的にしたいと思わない限り、クイックボールやハイパーボールが手札にないケースになります。


そんな中でアルセウスVを出し、次の番にメロンを使おうとなると、先ほどお伝えしたクイックボールやハイパーボールがないというのにつながるのですが、水エネルギーをトラッシュするためにうらこうさくかスターバースでボールを持ってくる必要があり、さらに水エネルギーを抱えている必要もあります。


これらを考えると、キャプチャーエネルギーを多く採用しても2ターン目にトリニティノヴァの成功率が上がるのは、2ターン目のトップでクイックボールやハイパーボールを引いてアルセウスVに貼れるケースだけではないかと思います。 


後攻1ターン目に博士の研究を使って水エネルギーをトラッシュに送るというパターンがあればいいですが、1枚しか採用しておらず、1ターン目にサポートを持ってくる方法がクイックボールかハイパーボールでしか持って来れないネオラントVしかありません。


だったらネオラントVを使えばいいじゃないかと言いますが、ネオラントVを持ってくるためのボールが引けていない時の話をしてるやんけ、ってことなんです…(笑)


水エネルギーを7枚にしたいという考えもあり、割に合わないケースがあるかつ、水エネルギーが6枚にしてまでキャプチャーエネルギーを3枚にするかというと少し怪しいと思っています。


考え方が1ターン目にアルセウスVを2体立てやすくするという目標であれば3枚目を選択確定枠に入れるかもしれません。


さて、確定枠の話なのに、選択確定枠の話をしてしまいました。


少し先取りしましたが、改めて自由枠&選択確定枠のカードをご紹介します。


7.選択確定枠、自由枠


デッキコード(いらなかったかもしれません笑)

ngNLnn-8Z65Lb-PNnnNQ

画像3


選択確定枠

・しんかのおこうorハイパーボール

ハイパーボールを2枚にすることで、アルセウスVを持って来れるカードが、現物4枚、クイックボール4枚、ハイパーボール2枚、キャプチャーエネルギー2枚 で合計12枚になります。


しかし、実際にハイパーボールを使う機会は体感1回くらいしかないと思っており、コストなしで持って来れるしんかのおこうの依存度が高いため、中盤、終盤のことを考えて私はしんかのおこうにしています。



・回収ネットorあなぬけのひも(ポケモンいれかえ)


あなぬけのひも、ポケモンいれかえはネオラントVスタートしたときに戻せるカードですが、そのケースだけ考えるのであれば、私はほぼほぼ回収ネット2枚にします。


回収ネットが2枚あると、うらこうさくの使用回数が増えたり、ノコッチやマナフィを戻すことでクイックシューターに対してある程度ケアするプレイが出来るため、個人的にあなぬけのひもより汎用性が高いです。


あなぬけのひもの方が良いと思う理由としては、ボスの指令が2枚しか採用できないため、詰めに使うことも考慮したからです。



・たっぷりバケツor基本水エネルギーorダブルターボエネルギー(キャプチャーエネルギー)

確定枠で話したため、割愛


・メロンorキバナ


同じく、割愛


・崩れたスタジアムorトレーニングコートor水の塔

崩れたスタジアム

一応選択肢を残していますが、私はほぼほぼ崩れたスタジアムです。

水の塔

水の塔に関しては、入れ替えるカード2枚以上という条件に基づいて3枚目の入れ替えるためのカードを採用して安定感を高めたり、水の塔と回収ネット1枚の2枚にして自由枠1枠作ろうとしたのですが、クイックシューターを採用してないため、使い道が本当に序盤しかなく、相手のれんげきウーラオスデッキを助けてしまって勝率もより下がることも考えると微妙な使用感になってしまいました。 

トレーニングコート

トレーニングコートは一応選択肢としてはある程度です。


エネルギーを戻してマリィを使うことでトリニティノヴァの加速するためのエネルギーを作れたのは少し便利だったかなって程度です。


崩れたスタジアムでネオラントVをとラッシュに送る、疑似的なチェレンのきくばりをやる、WTB、ミュウVMAX、れんげきウーラオスのベンチ枠を削って要求を上げたりするといった事をするのが一番便利だと思ったので崩れたスタジアムが一番かなと思いました。


この5枠は選択ですが、確定です。

私の中だとこの5枠も確定枠なのですが、やはり使用感というのはあると思いますので、自分の好みに合わせてみて下さい。


残りの2枠は自由枠です。

結構カードの種類があるため、一部のカードは簡易に説明します。


スターミーV

・スターミーV

1ターン目にアルセウスVが置けなかった場合に攻撃をかけることの出来るポケモンです。


ミラー戦でも有効になるかというと私は怪しいなぁと思う部分はあります。


まず、はじめのトリニティノヴァは180ダメージですが、後続のアルセウスVSTARは200ダメージ出すことが出来、手張りして置いておくとエネルギーの枚数をコントロールされ、奇襲をかけるにはメロンかキバナが必要になるため、ダブルターボをつけたアルセウスVSTARしか取れず、返しで取られてしまいます。


大きなおまもりを貼られたり、2エネで抑えられたりすると単体では倒せません。 こだわりベルトやツールスクラッパーも求められます。


しかし、アルセウスVが置けないということは、サイドを1枚しか取られないことが多いです。


返しをスターミーVで取ると、サイドが逆転します。再度サイドが逆転されますが、後続にアルセウスVを置けばサイドを2枚取った状態でメロンorキバナ+ダブルターボエネルギーでこちらのアルセウスVSTARで先殴りすることが出来ます。 


そうなると先にチェレンのきくばりを使うのは相手側になります。チェレンのきくばりを使うということは、こちらの手札は流れないということになります。


ここで重要なのは、ここで抑えておきたいのは、こちらの残りサイドが4枚で、相手の残りサイドが3枚です。


こちらは、アルセウスVSTARを逃がして後続のアルセウスVSTARで攻撃します。このタイミングでツツジを使えば相手はツツジを使う事が出来ない状態で戦わなければいけません。


さらに、崩れたスタジアムを使ってダメージを負ったアルセウスVSTARをトラッシュに送れば、ボスの指令でサイドを2枚取るといった選択肢も失います。


スターミーVはアルセウスVが置けなかった時のケアプランになると思いますが、有効な相手がミラー戦やアルセウスジュラルドンくらいで、ミュウVMAX戦ではあまり有効とは言えないのでミラー戦を少し楽にしたい場合は採用しても良いと思います。 


ちなみに、私はミラー戦になった場合、大きなおまもりをつけるか、2エネに抑えるかのどちらかはやると思います。


CLであればミラー戦が増えると予想した場合、技術だけではなくカードで戦ってくるプレイヤーもいるからです。


スターミーVは使わなくても、使われる可能性はあると考えてやりましょう。


ネオラントV

・ネオラントV


ていぜくん曰く、このカードは確定枠と言っていましたが、私の中では自由枠です。


どちらかというと、ともだちてちょうをジメレオンで使い、ネオラントVを使って持ってくることが出来るので、うらこうさくの節約が出来ます。


また、頂への雪道さえなければ、終盤のツツジに対してもクイックボールが当たり札になるケースがあります。


しかし、うらこうさくの盤面さえ作れていればネオラントVを無理して使わなくても回せるのと、ツツジに対するプランと言いましたが、結局こちらが頂への雪道を2枚採用している関係上、雪道ツツジになるケースもあります。


何かと便利なので採用しています。 ただ、スタートしたら面倒くさいです。


スタートするのを考慮するのであれば、2枚目の入れ替えるカードはあなぬけのひもかポケモンいれかえになりますが…


ネオラントVでスタートしてしまい、1ターン目にアルセウスVかネオラントVに手張りが出来ない、かつメロンがサイドに落ちてしまっているというのを考慮するかどうかで言うと私はそれは割り切りでいいと思っています。


そこまで考えるならネオラントVは思い切って抜いてしまうと思います。


あとは、アクアリターンが強制で山札に戻るのも辛いです。


ガラルジグザグマ

・ガラルジグザグマ

試してみましたが、メリットよりもガラルジグザグマでスタートするデメリットの方が大きいと感じました。


こだわりベルトと組み合わせて220を出せるのは便利ですが、要求が高いため、優先度は低いです。使うならやまびこホーンも採用したいですが、自由枠が2枠しかないため、一応入れている人がいる程度で自由枠の中に入れました。 もしかしたら特化した形にすれば枠が作れるかもしれません。


あと、特に強い根拠はありませんが、ガラルジグザグマを採用するのであればレベルボールは4枚欲しいなと感じます。 


クイシュインテ


・クイックシューターインテレオン


このデッキコンセプトにおいては、ジグザグマを2ターン目に使うハードルが高く、こっちの方がスタートしないで済むといったメリットがあるのでガラルジグザグマを入れるならこっちを入れた方が枠を作ることは出来そうです。 


自由枠ですが、あると便利です。こだわりベルトと組み合わせて、おまもりアルセウスVを倒すことができるようになります。


ダメージをいうと、トリニティノヴァ200+こだわりベルト30+クイックシューター20です。


あとは、やまびこホーンを使ってHP220のVポケモンを倒すことが可能です。


やまびこホーン

・やまびこホーン

アルジュラに対して何か勝率が変わるかなと思ったのですが、一撃で倒すことが求められるので、単体では大した使用感は分かりませんでした。

クロバットVやネオラントVを2回倒せば拾える試合が出そうですね。


こだわりベルト

・こだわりベルト

意外だと思いますが、自由枠です。


大きなおまもりを貼りたかったり、チェレンのきくばりを使うための準備をしているとうらこうさくで持ってきて貼る暇が意外となかったりします。


それを考えると確定枠ではないかなって感じです。採用していると230まで見れるので、入れています。


画像50

・ツールスクラッパー


最近採用したいと思っています。


ミュウVMAXについているベルトやはくばバドレックスVMAXについているベルトをとりあえず割っておくと要求が少し上がりますが、一度ダメージは通してしまうため、あまり有効ではありません。


個人的に一番の仮想敵はWTBです。


WTBに入っているスターミーVやケケンカニVにタフネスマントがつくと本当に面倒です。


ケケンカニVに関しては、タフネスマントを割るだけではなく、クイックシューターインテレオンやこだわりベルトがないと倒せないです。


スターミーVで言ったように、どこに焦点を当てるかで本当に採用したいカードが変わります。


セイボリー

・セイボリー


確定枠でのチェレンのきくばりの話の際に、チェレンのきくばりの2枚目を入れるくらいならセイボリーを入れるという話をしました。


WTBに対して有効なカードにはなりますが、1枚雑に使われるだけでリカバリーされる盤面であれば個人的に微妙で、ルリナで水エネルギーを回収したいタイミングを見計らって使うと刺さってるなぁと思ったのですが、この辺はもう少し試さないと分かりません。


ただ、WTBにおいては、チェレンのきくばりよりかは有効なケースはありそうです。


・ボス3枚目

あると便利だけどともだちてちょうがあるから別になくてもいいかなぁって感じです。


・チェレン2枚目

アルジュラ対面で結構役に立ちましたが、ミュウVMAX戦でチェレンを使う機会がなかなかなく、WTBでもクイックシューターを撃ちながら技を使われると結局チェレンを使ってもケケンカニVに倒されるといったことがあったので、崩れたスタジアムで疑似的なチェレンのきくばりが出来ればいいかなぁと思い見送りがちです。


私たちはこだわりベルトとネオラントVを選択しましたが、今はクイックシューターインテレオンとツールスクラッパーを試そうという話になっているので、色々試行錯誤をして自分に合った自由枠を探してみて下さい!


以上で選択確定枠と自由枠に関するお話を終了したいと思います。


8.新しく煮詰められそうなうらこうさくアルセウス


まずは、なぜ新しい形が検討されるのかをお伝えします。

理由としては、ツツジの存在です。


練習して感じたこととして、ツツジでチェレンのきくばりを使う暇をなくし、ダメージレースを追い詰めるといった勝ち方が生まれました。


ミラー戦でもサイドを先行したからといって勝てるとは限らず、サイド3枚の段階でツツジを決めてチェレンのきくばりを使いづらくし、ダメージレースを五分に戻しに行くといったケースがありました。


つまり、ミラー戦が増えるという予想をしているプレイヤーは、構築段階で変えることが考えられます。

実際に見た引用元のリストをご覧ください。


画像4

規模はわかりませんが、Top48というのが分かります。


画像5

こちらはTop8なのですが、、、レアリティ違うだけで全く同じリストではないですか。。。


カゲツの採用の意図としては、おそらくツツジのような役割で、雪道を通すためのプランでフュージョンエネルギーをトラッシュに送ることが出来ればメロディアスエコーのダメージを軽減できるからではないかと考えられます。


しかし、カゲツの使用感は分からないため、明確な意図があるかもしれません。


びーだる

とりあえず要点だけ言いますと、うらこうさくの中にビーダルも採用されています。


海外ではツツジはまだ実装されていません。ノコッチやマナフィが入っていないので、れんげきウーラオスは少ない傾向にあることが考えられます。


しかし、ビーダルを採用することで、ツツジに強くなれます。


アルセウスVを置ける確率というお話をしましたが、アルセウスVにアクセスできるカードは11枚以上欲しいというのを皆さんにお伝えしたと思います。


実際にこのリストを見てもクイックボール4枚、ハイパーボール4枚で現物を含めるとボールは12枚あります。


うらこうさくでハイパーボール4枚の投入はかなり驚いていますが、ビーダルやクロバットVを強く使うことが出来そうですね。


デッキコード

Nnn6n9-XH92nQ-ngLLQn

画像6

デッキ案からうらこうさくアルセウスにおける構築のルールに基づいて作成したのがこちらになります。


・確定枠からはキャプチャーエネルギー2枚、レベルボール1枚が抜けました。

・選択確定枠からは崩れたスタジアムがなくなりました。

・自由枠からはネオラントV、こだわりベルトが抜けました。


この抜けた6枚から入ったカードが、

ビッパ、ビーダル、クロバットV、ダブルターボエネルギー、ハイパーボール2枚です。


ツツジに対する課題をこなす形が生まれると思い、その形の一つがビーダルであると言えます。


回してみた感想ですが、私の中では安定感がもう少し欲しいと思いました。


元のリストが悪いのではなく、元のリストを使った大会が8勝4敗2引き分けであってもTop64以内に入れる大会です。


大会に合ったデッキ構築をしなければならないなと感じたので、これからさらに修正していくことが必要になると思いました。


このリストにした結果、手札1枚で展開できるカードがほとんどありません。レベルボールもしんかのおこうも2枚しかありません。


確定枠でお話したスーパーボールや、ハイパーボールが多く採用できたので、バトルVIPパスの検討もしていいのではないかと思っています。



私がお伝えしたいのは、ツツジを採用するデッキが増加し、それに伴ってビーダルを採用した形はCLで見かけると思うということです。



もしかしたらビーダルを導入したことによって確定枠が変わっていくケースはあるかもしれません。


9.各体面の立ち回り


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再度デッキリストを提示したいと思います。


ポケモンの種類が少ない関係上、技を使うための基本的な立ち回りは同じです。


先2でトリニティノヴァを使うことを目標にしますが、手札からエネルギーがつけられなかった場合なども含めるとメロン+ダブルターボエネルギーという要求が高い、上手く行かないのではないかというケースもあるので、トリニティチャージから入ったり、パスをして次に備えたりするなど、臨機応変に動くことが求められる場合もあります。


vsミュウVMAX


画像54

先攻:五分~微有利 後攻:不利

キーカード

「頂への雪道」    相手のフュージョンシステムを止める
「マリィ」      雪道を通しやすくするために使う
「ツツジ」      雪道を通しやすくするために使う
「大きなおまもり」  パワータブレットの要求を上げる
「こだわりベルト」  ミュウV、ゲノセクトVをオドリドリ込みで倒す
「ふつうのつりざお」 やまびこホーンのケアをする

やはりカードパワーがとても高いです。一撃で倒すのが難しいデッキ故、メロディアスエコーをこだわりベルトやパワータブレット込みで310ダメージになったら返しで倒しても、パワータブレットの温存が出来るので厳しいですね。

ダンデ

最近はダンデを採用したデッキタイプも見られているので、パワータブレットの節約をすることが出来ます。また、シマボシもコイン次第ですが、パワータブレットを再利用出来ます。このように環境に合わせてカスタマイズできるカードなのも強力ですね。


バケッチャ

勝ちの拾い方ですが、序盤にバケッチャを使ってもらい、頂への雪道を通すか、アルセウスSTARが相手のポケモンの攻撃を耐えることです。


また、この対面ですが、基本的にチェレンのきくばりを使う余裕はありません。理由は立ち回りできちんと説明いたします。


後1メロディアスエコーでサイドを取られる件に関してですが、実はアルセウスVが1匹しかいない場合を除くとそこまで痛手ではないです。

逆に、メッソンのようにサイドを1枚しか取られないポケモンを倒すためにメロディアスエコーを使って貰うのはむしろありがたいです。


なぜなら、メロディアスエコーの返しにアルセウスVSTARで倒すと、メロディアスエコー280という選択肢が基本的に失われるからです。


例外としてはシマボシがありますが、コインであるため不確定要素が強く、盤面にあるフュージョンエネルギーの数を見ておけば打点を考えることは簡単だと思います。 


盤面に2枚しかなければ手張り込みで基本打点が210になりますからね。


もう1つはハマナのバックアップになりますが、採用率は0に等しいと思います。


相手のサイドプラン次第ですが、出来る限りアルセウスVはVSTARにしておきたいです。


なぜなら、アルセウスVの時点で倒されると、パワータブレットを温存されてしまうからです。 アルセウスVを倒すのと、アルセウスVSTARを倒すのは、負担が違いますが、得られるサイドは同じです。気を付けましょう(1敗)


先攻の場合

・アルセウスVがバトル場にいる場合はアルセウスVを2体


・アルセウスV以外のルールを持たないポケモンがバトル場にいる場合はアルセウスV1体~2体ルールを持たないポケモンを1体置く


この目標に加えて、エネルギーを貼る、メッソンを出来る限り置くということが出来ると良いです。


よって、ルールを持たないポケモンを置くというのは、可能な限りメッソンを置きたいのですが、引けないケースももちろんあります。泣く泣く初手に来たマナフィやノコッチを置くケースもあります。


置くケースがある理由としては、あなぬけのひもがあるからです。しっかりとケアをしておきましょう。


手張りの件ですが、アルセウスVでスタートした場合、非常に難しいです。 後ろのアルセウスVに貼る方がマリィや博士の研究といった他のサポートが使いやすいのですが、倒されなかった場合、あなぬけのひもを採用していない関係上、裏目になるケースがあります。


前に貼ったせいで盤面のエネルギーが0枚になってしまい、メロンやキバナを使うことになるかもしれませんが、後1メロディアスエコーが使われないケースも考えられるので、前に貼ることがあるのを考えておきましょう。


ダブルターボエネルギーは基本的に前に貼らず、基本水エネルギーであれば前に貼っても良さそうな感じです。 キャプチャーエネルギーの場合が一番難しいですね。


後攻の場合

先攻2ターン目と先攻4ターン目までにボスの指令を使われることで、パワータブレットを温存された場合、メロディアスエコーが280になる場合がもう厳しいです。


280になるケースが考えられるのは、ミュウVMAXを一撃で倒せないからです。 先攻の場合はフュージョンエネルギーのついたポケモンを倒せるケースがあるのですが、後攻になると話が変わります。


非ルールのポケモン(出来る限りメッソン)でスタートして、ボスの指令が使われないこと、頂への雪道が通ることを祈りましょう。


vsアルセウス単


非常に難しいマッチです。

チェレンのきくばりの打ち合いにしたいですが、マリィやツツジを使いたいタイミングが出てきます。

ここの駆け引きに勝負しに行くのはとても大切です。


キーカード

「頂への雪道」     先攻で通れば一方的にスターバースが使える
「ともだちてちょう」  優先度 チェレンのきくばり>ボス>ツツジ
「チェレンのきくばり」 2回使いたい
「ボスの指令」     2‐2‐1-1を実現させる、逃げたアルセウスを倒す
「マリィ」       手札に溜まったうらこうさくを戻す

「ツツジ」       ダメージレースを追い付けるようにする
「崩れたスタジアム」  疑似的なチェレンのきくばりが出来る+つりざお
「大きなおまもり」   アルセウスVに貼ることでベルトノヴァを耐える
「こだわりベルト」   ボスと一緒にベルトノヴァでアルセウスVを倒す
「ふつうのつりざお」  エネルギーを山札に戻す アルセウスも戻したい


先攻か後攻かだと頂への雪道を使う関係上、先攻が有利ですが、サイドは3枚までなら取られても問題ありません。

4枚目になると何もついていないアルセウスVやネオラントVが倒されるケース、5枚目になると非ルールのポケモンが倒されるケースで負けが起きます。


基本的にエネルギーのつけ方ですが、トリニティノヴァでつけるエネルギーは出来る限り2枚に抑えます

これは、スターミーVをケアするという理由もありますが、チェレンのきくばりを出来る限り使いたいので、山札に水エネルギーを残しておかないとエネルギーのついていないアルセウスを後続に置かなければいけません


例外としては、チェレンのきくばりがサイドに落ちた時に手札にエネルギーがない時です。

手札にエネルギーがあった場合、マリィで流されて後続にエネルギーがつかなければどうするんだ?という話があると思いますが、


マリィを使われるということは、チェレンのきくばりが使われないということです。


その場合は、ボスの指令でサイドレースを有利に進めることが出来ます。


もしチェレンのきくばりがサイドに落ちていなければ、チェレンのきくばりでもサイドレースを有利に進めることが出来ますね。


チェレンのきくばりを使うことで前にいたアルセウスVSTARのエネルギーが手札に戻り、そのエネルギーを利用することが出来るので、手札のエネルギーが流されてもミラー戦においては大きな問題にはならないと思っています。


スターミーVを出して攻撃する場合は、使用するサポートはマリィではなく、メロンになります。

その場合は手札あるエネルギーを貼れば問題ありません。


ターンを重ねていくと、しんかのおこうやハイパーボールがどんどんとラッシュに行きつつ、うらこうさくインテレオンを回収ネットで戻してインテレオンを手札に抱えている状態になります。


このタイミングです。このタイミングでマリィを使えると、サイドレースに差をつけることが出来ます。


2回目のチェレンのきくばりをするには準備が必要です。


まずは、ともだちてちょうで戻します。 そして戻したチェレンのきくばりをうらこうさくやルミナスサインで持ってきます。 その際に回収ネットを使う場合があります。

この負担がかかるタイミングでマリィを使って、手札に抱えていたインテレオンが山札の下に流れ、しんかのおこうやハイパーボールをここまでの段階で消費してしまった場合、アクセスすることが困難になり、負担に合わせたアプローチが出来なくなる場合があります。


そのため、このデッキではマリィは2枚なのです。マリィが1枚だとデッキを回すための基礎だけではなく、ミラー戦で安定した勝率が取れないと思っています。


先攻の場合は、雪道を通したり、ボスの指令で先殴りをしたりすると勝負に参加しやすく


後攻の場合は、サイドを3枚まで譲っていいので、チェレンのきくばりを使わせた上でツツジを通すことでサイドレースを追い付けるようにさせるといいです。

具体的に言うと、

先2でアルセウスVにダメージを負う 後2でダメージを与えておく

先3でチェレンのきくばりを使わせる 後3でマリィを挟みつつ攻撃する

後4以降でチェレンのきくばり等を挟むとダメージレースに追いつけることが出来る場合があります。


また、先2でメッソンが取られるケースの場合、アルセウスVSTARが取られるタイミングが先4のタイミングになるため、そのタイミングになれば、マリィを挟みつつ攻撃という部分が、ツツジを挟みながら攻撃するということも可能です。

先攻のほうが有利ですが、後攻の場合でも勝負は出来ます。


頂への雪道を貼られた場合でも、きちんとスタジアムを張り替えられるといいのですが、なかなか難しいですね。


vsWTB


世間では、勝率は高いのですが、調整次第では厳しい試合です。

キーカード
「マナフィ」
「崩れたスタジアム」
「ツツジ」

自由枠であれば、クイックシューターインテレオン、ツールスクラッパー、セイボリーが有効です。


今あるカードの中での勝ち方としては、相手の展開が遅れている状態で盤面を整える、チェレンのきくばりを挟んでケケンカニVに一撃で倒されないようにすることです。



WTBの弱点としては、モスノウがやられてしまうケースですが、そのケースを補うカードがあります。


1枚目はスイクンVのようにエネルギーが軽いVポケモンです。


そしてそのスイクンVにタフネスマントをつけることによって、スイクンVが2回攻撃を耐えている間に、モスノウやクイックシューターの展開を整えるといったプランがあります。


そのため、私の中ではタフネスマントが2枚入っているWTBが上位に残ると予想しています。


タフネスマントをツールスクラッパーで割ると、その2回攻撃をする間というのが崩れるため、スイクンVやスターミーV、ケケンカニVを倒すのが少し楽になります。


自由枠からの採用を検討することが求められますが、エネルギーがトラッシュにある状態でセイボリーを挟むこともとても大切です。


WTBの研究が進んでいるとプレイングで解決するのは難しいので、運が絡みやすいです。


上位16名の中でWTBを使っているプレイヤーは多くて2人だとみていますが、使用者は多いと思います。

早い段階で負けると当たる可能性は増えそうです。



vsはくばバドレックス

はくばアルセウスが流行っていましたが、最近見かけていませんね。

個人的には、純正のはくばバドレックスが強いと思っています。


はくばバドレックス戦はお互いに考える試合です。

結論から言うと、とにかくダイランスを使ってくるはくばバドレックスVMAXはかなり拾いやすいです。

キーカード

「大きなおまもり」   ベルトダイランスを耐える
「こだわりベルト」   Vポケモンを倒す
「崩れたスタジアム」  雪道を割る、アルセウスをトラッシュに送る
「チェレンのきくばり」 刻まれたアルセウスVSTARを戻す
「ツツジ」       ダイランスの後に使うことでターンを貰う
「ボスの指令」     先殴りをする、サイド2‐3‐1で取る



こちらが先攻の場合ですが、


はくばバドレックスVのことを考えると、アルセウスVでスタートすると面倒です。

なぜなら、後攻1ターン目につきさすをしてくるからです。

つきさすという技はとても恐ろしいです。 大きなおまもりを完全に無効にしてきます。 三神につきさすをされたことを思い出します。



はくばバドレックス側のプレイングをお伝えすると、アルセウスVSTARを倒すことが出来ない場合は、簡単にはくばバドレックスVMAXを前に出さずに

はくばバドレックスV

スイクンVを前に出して取引をしてきます。


アルセウス側は技を使う点ではシンプルなのですが、ここでの取引の内容としては

1.こだわりベルトをつけてサイドを2枚貰うが、ベルトダイランスを受け入れる

2.大きなおまもりをつけてベルトダイランスを耐えるが、サイドを2枚貰えない

という取引が求められます。


では、1をした場合はどうなるでしょうか?

ベルトノヴァでサイドを2枚取り、返しで取られ、その返しで後続のアルセウスVSTARで攻撃する。 その返しで取られても、うらこインテのアクアバレットでVMAXを取り、最後にボスの指令で最後のサイドを取る

ここまでの取引が成立すればいいのですが、相手もはくばバドレックスVMAXをベンチに戻したりするケースがあるため、うらこインテのアクアバレットをする際には、ボスの指令が求められる場合がありそうですね。

よって、メッソン系統にエネルギーを貼っておくターンが必要です。

このような取引であっても、ここまでのビジョンが成立するかどうかが重要です。 ボスの指令を2回使う機会が作れない場合は、このビジョンが成立できません。


2の場合はどうでしょうか?


大きなおまもりを貼った場合は、絶対にアタッカーとして使ってきます。

しかし、はくばバドレックスVの場合は、進化させません。進化させないでつきさす や スイクンVの場合はブリザードロンドを使ってきます。

そうすることで次の取引を出してきます。

1.チェレンのきくばりを使わせる

2.後続のアルセウスVSTARで攻撃し、大きなおまもりの2枚目を要求させる

3.ダメージを負ったアルセウスVSTARで攻撃し、相手の攻撃を受け入れる


この3つのどれかになると思います。

1の場合は、必ずアルセウスVを置く盤面になりますね。 つきさすをする際にメロンを使って後続の準備をされていると、ボスの指令で取られるケースは考えられそうですね。


2の場合は、ツールスクラッパーが裏目になります。 ツールスクラッパーをされてしまうと、こだわりベルトの数次第ですが、一撃で倒されるのを受け入れるしかありません。


3の場合は、2‐2交換になります。 トリニティノヴァ、アクアバレット、トリニティノヴァの3回の攻撃でサイドを4枚取り切らなければなりません。


ここで新しい取引を提示したいと思います。


☆1.こだわりベルトのマナフィで攻撃すること

☆2.無傷のはくばバドレックスVにボスの指令で刻むこと

です。

☆1に関しては、180+50で230になるため、サイド1のポケモンでサイドを2枚取ることになります。


ここで相手はアルセウスVかVSTARを取る場合、1エネついたはくばバドレックスをVMAXにしてボスの指令を使わせるといったことが求められます。


ボスの指令を使ってダイランスを使うと、エネルギーが空になり、サイド1を押し付けることが可能です。


☆2ですが、新しいはくばバドレックスVに刻むことで、3匹目のはくばバドレックスVがいない限り、ダメージを負ったはくばバドレックスVを進化させなければなりません。


そうすることで、次の攻撃1回だけで、サイドを3枚取ることが出来ます。


さらに、ダメージを負ったはくばバドレックスVは進化させることが出来ません。


なぜなら、進化させてしまうとサイドを3‐3というプランで取られてしまうからです。


スイクンVであっても同じで、結局相手ははくばバドレックスVの状態で置かなければならず、いずれにせよサイド2枚のポケモンとして置かれます。


例外としては、崩れたスタジアムを貼られてトラッシュに送られるということはありますが、基本的に相手に要求を与えることが可能です。

このように相手の取引に応じて、こちらも取引をさせることが大切です。


目先のことだけを考えてサイドを取るためにこだわりベルトを使うのは自分が要求を上げにいくプレイングになります。


そして、HPが30になっていると、クイックシューター+アクアバレットの圏内にはいるため、マナフィを置かざる得ないようになります。

このデッキでは、うらこインテしか採用していませんが、相手はクイックシューターがあるかどうかは分かりません。


このように取引を与えつつ、うらこインテに限らず、ジメレオンのみずきり、こだわりベルト+マナフィのみずかけで取りにいくことも可能です。


後攻の場合は

メッソンを壁にして

アルセウスVを2体置くと、相手が先攻2ターン目にボスの指令でアルセウスVを呼んで、ダイランスで取りに来ても、エネルギーが絶対0枚になるため、次の番はメロンで攻撃の準備を行うか、はくばバドレックスVのつきさすで刻んできます。

おまもりアルセウスVSTARで攻撃し、返しはメロン+エンペラーライドで刻むか、つきさすで刻んでくるかが考えられます。


そうなると、こちらはチェレンのきくばりでダメージレースに勝負をしに行きます。

クイックシューター2回とこだわりベルトで取られると面倒ですが、相手もなかなか要求が高いと思います。

ボスの指令を使ってアルセウスVを取ってくるというケースですが、その場合は、ボスの指令を2回使うことになります。


もしも、先攻2ターン目にボスの指令ではなく、エンペラーライドでメッソンを倒して来たら、先殴りをしていけますし、アルセウスVがどこかで倒されても、サイド3枚になるので、ツツジを使う機会が訪れます。


ともだちてちょうを込みでツツジを2回使うことが出来ると、どこかで止まるケースが考えられます。


結構難しいですが、アルセウスVが1体だけの時にボスの指令で倒されても、勝てたケースがあったので、諦めずに戦いましょう。


結構奥が深くて楽しいマッチです。


10.おわりに

ここまでご覧頂き、ありがとうございました!

順次追記していきたいと思いますので、もし見たい対面やご要望がございましたら私のTwitterのDMから送って頂けると幸いです。


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