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「ごはんを作って一緒に食べるだけでお互いの距離が近づく」 山口まさきさん【突撃!シェアライフ】

まず簡単な自己紹介をお願いします。

こんにちは、まさきです。普段は電子計測器の輸入商社で技術営業を担当している会社員です。ノーベル賞受賞者を含め多くのお客様が物理や化学の研究者で、最先端のサイエンスに触れることのできるこの仕事に僕はとても満足しています。

でも、仕事以外の時間にはまったく関係のないことをするようにしていて、そのひとつがシェアエコ、あとは歌うことやプランクトンの観察が好きです。

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今利用しているシェアサービスの魅力とは?

主に使っているのはKitchhikeという「ごはん会」の開催をアシストしくれるマッチングサービスです。料理イベントを企画する人と作りたい食べたい人の仲介や費用の清算をオンラインでしてくれます。

保険やキャンセル時の返金処理なども含まれていてとっても便利です。このサービスを使って、もう覚えきれないほどの皆さん(たぶん1000人くらい)といっしょにごはんを食べました。今では友達というか同志のような仲間も数多く居ます。かれこれ3年ほど活動しているのですが、ずーっと楽しいのでこれからもずーと続けるでしょう。この楽しさがKitchhikeの魅力です。

不思議なことに、知らない人同士でも協力してごはんを作って一緒に食べるだけで自然にお互いの距離が近づくのです。

そして孤独な片付け地獄のような苦行もありません。これっていわゆるホームパーティーあるあるですが、Kitchhikeのごはん会ではみんなで片付けることが習慣になっていますので楽しい時間になってしまうのです。このような営みが永続的にできるって素晴らしいことではないでしょうか。

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Kitchhikeを始めたきっかけと、始めてからの変化を教えて下さい。

始めたきっかけは自宅倉庫の有効活用でした。そこは幅4メートル、奥行き10メートルのそれなりに広いスペースなのですが、不用品だらけの単なる物置になっていました。そこをなんとかしてみんなで遊べる場にしようと思い、DIYを敢行。床張りからエアコンの取り付けまで自分でやりました。

いろいろ模索した結果、Kitchhikeを使ったごはん会がこの場所にいちばんマッチしました。少しずつ使い勝手を改良しつつ、蒸し器とオーブンはクラウドファンディングで、食器棚はジモティで安く調達、友人達からは余った食器を譲ってもらいました。

協力してくれたみんなの想いが集まった場所ともいえます。完成してからは spacemarketで実費程度で安く貸し出していて、Kitchhikeで知り合った友人たちがごはん会を企画してくれています。どなたでも借りられますのでよろしかったらサイトを見てみてください。

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今後挑戦したいことはどのようなことですか?

次はTABICAを活用したいです。私はプランクトンの観察が好きなので採集から観察までをエスコートするイベントや、工業用ミシンを手に入れたのでそれを使ってニット素材でTシャツを作る会とか、熱気球を作るとかそういうもろもろです。実験的なことが好きでどんなことでも興味が尽きず、やりたいことを考えたらキリがありません。

これからKitchhikeを始める方へのワンポイントアドバイス

自分で企画したいという方は、まずは参加者としていろいろなごはん会に顔を出して意思表示をして廻るとよいでしょう。自分の企画にみんなが乗ってくれるかどうか、この見極めはなかなか難しく、マーケティングセンスを問われます。

いろんなところでちょこちょこ話題に出してみんなの反応を観察すると見えてきますよ。あと、考えすぎは禁物。行けそうだなと思ったら即座に企画のページを公開して、もし反応がなかったら閉じてしまえばいいんですよ。

僕もしょっちゅう集まらない企画を閉じています。一方の参加したいけれど知らないひとと一緒に食べるのは緊張するなーという方は、ベテランの企画者の会に参加してみましょう。私の観察では会が終わるころにはみなさま常連のオーラをお出しになっておられます。

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最後にSharing Neighborsに興味のある人に向けて一言お願いします!

今年の1月には私のスペースでネイバーズ会員の皆様と「鍋をシェアしてシェアを語る会」を開催しました。10人ぐらいで集まると話が深まってとってもよいなと感じました。またシェアを語りあう楽しいミートアップを企画しますので楽しみにしていてください。

Sharing Neighbors をぜひチェックしてみてください!

masakiさん関連ページ
Kitchhikeのmasakiのプロフィール
SPACE MARKETの両国ガレージのページ
クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/20425
https://camp-fire.jp/projects/view/92893

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