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コモンズの再発明

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様々な領域や産業において共創型コミュニティを作り出し、プレイフルに社会のありようをシフトさせていくにはどうしたらいいのだろうか。その鍵になりえる「コモンズ」「共」についての調査や…
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#集落

デジタル民家がつくり出す21世紀の原風景 ──VUILD秋吉浩気と丑田俊輔対談

2022年後半に秋田・五城目の地に建設がはじまった、5棟のデジタル民家からなるリアルコミュニティ「ネオ集落」について、建築面を中心としたパートナー・VUILDの秋吉さんと、シェアビレッジの丑田が対談しました。施主がつくるプロセスに参加する方法や、内装づくりの民主化、コミュニティをベースとしたお金面の運営スキームなど、集落づくりのための試行錯誤を語っています。 ↓前回の記事はこちらから 住民はどこまで家づくりに参加できるか丑田: 一年以上にわたるVUILDさんとの試行錯誤を

地域資源×デジタル×コミュニティによる「ネオ集落」を妄想する

1年以上の準備期間を経て、いよいよ「ネオ集落」が形になる。2022年、秋田の遊休地に、「地域資源×デジタル×コミュニティ」によるリアルな集落を建設していく予定だ。 21世紀に新たな集落をつくってみる!というこの営みを、その意味やプロセスも含めて連載でお届けしていく。 執筆:丑田俊輔(シェアビレッジ代表) 人類の住まい方の変遷狩猟採集生活をしていた人類が、定住生活をはじめてから長らく経つ。近代まで、住まい(住居)や集落は、身の回りにある資源を活かし、その土地の風土とコミュ