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コモンズの再発明

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様々な領域や産業において共創型コミュニティを作り出し、プレイフルに社会のありようをシフトさせていくにはどうしたらいいのだろうか。その鍵になりえる「コモンズ」「共」についての調査や… もっと読む
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#コミュニティ運営

暮らしはどこまでコモンズ化できるか?

「コモンズ」についての考えを綴っていくシリーズ。今回は「コモンズ」や「共」という概念を、暮らしの中に取り入れていくには?という問いかけについて考えてみたい。 執筆:丑田俊輔(シェアビレッジ代表) コモンズについては前の記事もご覧ください。 日本にもともと存在していたコモンズ まずは自分から!ということで、暮らしている秋田・五城目町の日々から具体的に眺めてみる。 日本の田舎町には、もともと色んな「共」がある。 引っ越してから、町内会の活動や集落のお祭りなどに関わるよう

「コモンズ」ってわかりづらい

もともと、Share Villageは、2015年に秋田の茅葺古民家を舞台にした村づくりからはじまった、いわば「茅葺古民家をコモンズとした新たな共同体」だった。 現在はこのコミュニティは発展的解消し、そのDNAはShare Villageのプラットフォームづくりへと受け継がれている。 Share Villageを立ち上げ、プラットフォームの運営をするようになってから、「コモンズ」について語り合う機会が増えてきた。コモンズについて考えていることを継続してまとめていきたいと思

見返りを求めずに弱さに寄り添う。村のような集合住宅「青豆ハウス」に学ぶ自導型コミュニティ運営

現代にあった「村」を再発明しようと立ち上がった新生シェアビレッジ。シェアビレッジが目指す、「村」の再発明とはどのようなものなのか。シェアビレッジの代表取締役・丑田俊輔と、各分野の最前線で活躍するシェアビレッジのパートナーとで語り合いながら、コミュニティの未来を考えていく対談をお送りします。 第二回は、出資者の一人でもある株式会社まめくらし、株式会社nest、株式会社都電家守舎などで代表取締役を務める青木純さんが登場。住人が当事者として主体的に関わるコミュニティを運営してきた