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ポジショニングマップの効能と怖さ


こんにちは。
マーケター&シェアラーあちです。

先日、オンラインで打ち合わせをしながら、話の内容を反映したあるポジショニングマップが浮かび、ホワイトボードにササッと書いて共有しました。

縦軸は「濃度」(マーケットの中で、新しい価値観の濃度)
横軸は「日常⇆非日常」
と置きました。

なぜこう置いたのかというと・・・


自社の独自性が際立つ

かつ

時代のニーズにフィットし、顧客がベネフィットを選択しやすい

から。


このポジショニングマップに現在市場で大きなシェアを持つサービスと自分たちのサービスをプロットしていきます。

そこで見えるものはなんだと思いますか?


それは「可能性」です。

ポジティブな可能性も、ネガティブな可能性も、です。


ポジショニングマップが上記の切り口で美しく切れた時、
やはりマップ上で重なったところというのは、つらいんです。しんどいんです。

なぜならどうしても競合しちゃう。

あっちはこうだけど、こっちはこうなんです!

って一生懸命言わなくちゃいけない・・・

そうしたくなくても競合に意識が向かってしまう・・・

こんなの残念だーーーー


ポジショニングマップが上記の切り口で美しく切れた時、
マップ上でポコっとあいているところというのは、取れる可能性があるんです!広がる可能性があるんです!

で、今回。

このポジショニングを切ったことによる効能は、可能性が見えたこと。

取れる可能性のあるポジションが見えて、そこにこんなサービスがおけそうだよね!でももっとここのポジションにフィットするように発展させられそうだよね!

と創造的な話がスタートしたこと。


そして怖くなったのが、自社の中に、中途半端なポジションのサービスがあることに気づいてしまったこと・・・・

マップの中にポンポンポンとリズムよく置いていって、一番手が止まった=迷ったのが、自社商品、、、

どういうことか分かりますか?

このポジショニングマップ上のみで考えると必要性が低い ということ。
統廃合候補だ ということ。

時代は変化する。
私たちも変化する。

ここからどうしていきたいか、胸に手を当てて考えてみます。




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