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テレビを一日中つけっぱなしにした場合の電気代と節約方法

こんにちは、株式会社シェアコープです!

最近ではテレビ番組以外にも、YouTubeやNetflixをテレビで観る人も多いですよね。
一日中テレビをつけっぱなしにしていると、電気代はどれくらいになるのでしょうか?
また、電気代を節約するためにはどのようなテレビを選ぶべきでしょうか?
この記事では、一日中テレビをつけっぱなしにした場合の電気代や、電気代を節約できるテレビの購入ポイントについて解説します。

テレビの電気代は画面サイズによって異なる

テレビの電気代は、画面サイズや消費電力によって変わります。
ここでは、シャープ液晶テレビ「アクオス」を例にとり、いくつかの画面サイズにおける電気代を計算してみましょう。

・32V型の場合:約65W、最大約17.55円/日(最大約1.75円/時間)
・40V型の場合:約85W、最大約22.95円/日(最大約2.29円/時間)
・42V型の場合:約85W、最大約22.95円/日(最大約2.29円/時間)

これらの数値からわかるように、画面サイズが大きくなるほど消費電力も増え、電気代も高くなります
さらに、4Kや8Kの高画質テレビでは消費電力がさらに大きくなるため、電気代も高額になります。


4K・8Kテレビの電気代

最近では、4Kや8Kといった高画質テレビも人気です。
これらのテレビは、従来のハイビジョンの画素数の4倍や16倍の高精度な表現が可能ですが、電気代も増える傾向にあります。

例として、シャープ液晶テレビ「アクオス」の40V型と60V型の4K・8Kテレビの電気代を比較してみましょう。

・40V型の4Kテレビ:約121W、最大約32.67円/日(最大約3.26円/時間)
・60V型の4Kテレビ:約154W、最大約41.58円/日(最大約4.15円/時間)
・60V型の8Kテレビ:約550W、最大約148.50円/日(最大約14.85円/時間)

40V型で現行のハイビジョンと4Kを比べると、1日あたりの電気代は4Kの方が最大約9.72円と約1.5倍高くなっています。
また、40V型の4Kと8Kでは、8Kの方が最大約106.92円と約3.5倍も高くなります。

テレビの消費電力は年々小さくなり、32V型の液晶テレビの場合6年前の製品と比べると約33%も省エネになっています。
しかし、現在のテレビでも使い方や設定を工夫することで、電気代を節約することができます。
以下では、テレビの使用方法や設定を工夫して電気代を節約する方法について詳しく説明します。


テレビを見ないときはこまめに電源を切る

テレビを見ないときは、電源を切るようにしましょう。
たとえば、1日に1時間だけテレビを見るという場合、24時間テレビの電源をオンにしておくよりも、1時間だけ電源を入れる方が電気代を節約できます。
テレビを見る時間を減らすだけでも、年間で最大約450円の節約が見込めます。
また、テレビ周辺機器やゲーム機器、DVDプレーヤーなども使用しないときは電源をオフにすることで、さらに電気代を節約することができます。


テレビの明るさを調整する

テレビの明るさは消費電力に直結しています。
明るさを最大に設定している場合、消費電力も高くなります。
明るさを調整し、最大から中間程度に設定することで、年間で最大約730円の節約が可能です。
画面が暗くなりすぎる場合は、部屋の照明を明るくしたり、視聴環境を調整することで、快適な視聴が可能です。


テレビ画面をまめに掃除する

テレビ画面はホコリがつきやすいため、定期的に掃除をしましょう。
ホコリが付着すると画面が暗く見え、明るさを調節する必要が生じます。
画面がきれいな状態を保つためには、1週間に1度程度、乾いた柔らかい布で優しく拭くことがおすすめです。


省エネモードを活用する

一部のテレビには省エネ機能が搭載されており、消費電力を抑えることができます。
たとえば、部屋の明るさに合わせて自動調光や画面の自動調整を行う機能があります。
省エネモードを有効にすることで、画面の明るさや色彩を最適化し、消費電力を削減できます。
テレビの設定メニューから省エネモードを探し、適切なオプションを選択しましょう。


スタンバイ電力を削減する

テレビは電源を切っていてもスタンバイ状態で僅かな電力を消費します。
スタンバイ電力を削減するためには、電源を切る際にコンセントからも抜くか、マルチタップの電源スイッチを切るようにしましょう。
これによって、無駄な電力消費を抑えることができます。


適切な画面サイズを選ぶ

テレビの画面サイズは消費電力にも影響します。
大きな画面サイズのテレビは、より多くの電力を必要とします。
必要以上の大きな画面を選ばず、自宅の視聴環境に適したサイズを選ぶことで、電気代の節約につながります。


タイマー機能を活用する

多くのテレビにはタイマー機能が備わっています。
この機能を使えば、一定時間経過後に自動的に電源が切れるように設定できます。
例えば、寝る前にテレビを見る場合には、タイマーを設定しておけば、就寝後に自動的に電源がオフになり、無駄な消費電力を防ぐことができます。


映像ソースを適切に選ぶ

テレビを利用する際には、適切な映像ソースを選ぶことも重要です。
例えば、ストリーミングサービスを利用する場合には、映画やドラマなどの高画質コンテンツを選ぶことで、最適化された映像を楽しむことができます。
一方、低画質の映像や不要な広告が表示されるサイトを避けることで、テレビの動作や画面表示にかかる負荷を減らし、消費電力を抑えることができます。


冷却対策を行う

テレビは使用中に発熱し、冷却のためにファンや通気孔が設けられています。
これらの部分が埃やゴミで詰まると、効率的な冷却が妨げられ、テレビの動作に負荷がかかります。
定期的にファンや通気孔の掃除を行い、適切な冷却対策をすることで、テレビの消費電力を抑えることができます。


まとめ

上記で紹介した方法を組み合わせて実践することで、テレビの電気代を節約することができます。
また、電気代の節約だけでなく、環境にも配慮した行動ですので、ぜひ取り入れてみてください。

私たちシェアコープは、電気代を抑えたい方に向けて「テレビの電気代は意外と高い?サイズ毎の消費電力や電気代も紹介!」や「エアコンはつけっぱなしにした方がいい?業務用エアコンと家庭用エアコンの出力や消費電力についても解説!」で節電方法を紹介しておりますので、ぜひご参考にしてみてください!


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