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電気代が高い原因7選!原因の調べ方や節約するためのポイントもご紹介

こんにちは、株式会社シェアコープです!

世界情勢や燃料費の高騰を受け、電気代は高くなり続けています。
「電気代が他の家庭に比べて高いのはなぜ?」や「電気代を節約するにはどうすればいい?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、電気代が高いと感じる方に向けて電気代が高くなる原因と調べ方、節約方法について解説します!

電気代の平均はどのくらい?

一般家庭の電気代平均額はどのくらいになるのでしょうか。
総務省が公開しているデータによると、全国の年間電気代は約124,000円です。
特に、東北や北海道などの寒冷地において電気代が高くなっており(北海道と東北の平均額は約136,000円)、温暖な気候である地域は相対的に安くなっています。


電気代が高い原因7選

ここでは、電気代が高くなってしまう原因を7つ解説します。

・そもそも全体の使用量が多い
・電気消費量の多い家電を使用している
・ライフスタイルの変化によるもの
・季節の変化によるもの
・電気の市場価格が上がっている
・燃料費調整額が高騰している
・漏電している

これらの原因が考えられます。
1つずつご紹介していきます。


そもそも全体の使用量が多い

電気の使用量が多くなると、電気代が高くなります。
電気を日中に使わず夜に電気を使用することで、電気単価を下げる節約方法もありますが、使用量が減らないのであれば大きな効果を得られないでしょう。
そのため、電気代が高いと感じた場合は、まず電気の使用量を確認することが重要です。


電気使用量の多い家電を使用している

古い家電製品は配線劣化によって電気使用量が多くなっているケースや、そもそも節電仕様になっていないケースがあります。
古い家電を多く使っている家庭は、新しい家電を使っている家庭よりも電気代が高くなることが多いです。
また、家電の新旧に限らず、発電カロリーの高い家電を使用すると電気代がかかります
例えば、電気ファンヒーターやラジエントヒーターは熱電対を使用するため、温度を急速に上げられるものの、その分電気を多く消費します。
したがって、家電の特徴や使用年数を把握することは重要だといえるでしょう。


ライフスタイルの変化によるもの

子どもが小さい時期であれば、親と一緒に生活する時間が多いので電気を使わない部屋がある日も多くあるでしょう。
しかし、子どもが成長するにつれ自室を利用することになり、その際にはエアコンや暖房機器を使用することが推測されます。
また、子どもが増えればその分の部屋とエアコン、暖房機器が必要になるでしょう。
さらには、食事やお風呂に入るタイミングも個別になってしまうため、結果的に電気代が高くなってしまいます。
このように、子どもの成長や同居している家族のライフスタイルが変化することで、電気代が高くなることもあります。


季節の変化によるもの

春や秋は過ごしやすいですが、夏や冬はどうしてもエアコンや暖房機器を使用することになります。
近年の猛暑は「災害レベル」ともいわれており、節電のためにエアコンなしで寝ることは脱水症状や熱中症のリスクを抱えることになります。
そのため、夏場は1日中エアコンを各部屋で稼働させる必要があり、電気代がほかの季節よりも高くなるでしょう。
したがって、電気代が高くなった場合には、いつの季節に比べて高くなっているのかを確認することが重要です。


電気の市場価格が上がっている

輸送コストは、世界情勢や市況の影響を受け年々高くなっていますが、このような影響は国や大企業だけではなく一般家庭の電気代が上がる要因にもなっています。
なぜなら、電気を作る施設を運営、維持するためのコストが上がり、その分を電気代から回収する必要があるからです。
また、太陽光発電が普及し再生エネルギー賦課金の負担額も増加しています。
このように、一般家庭ではなく国や世界レベルの影響が電気代に及んでいることも把握しましょう。


燃料費調整額が高騰している

先述した電気代が上がる要因の1つに、燃料費調整額の高騰があります。
天然ガスなどの購入費用が基準額よりも高くなった場合、差額分は電気代に反映されます。
逆に低くなれば安くなりますが、天然ガスの使用量が増加し続けているため、安くなるケースはほとんどないといえるでしょう。
近年では、電気代に反映させる金額の上限を撤廃する電気会社も増加しています。
したがって、燃料費の高騰は電気代の値上がりを青天井にしてしまう要因になりかねないといえます。


漏電している

節電していても電気代が変わらなかったり、1人暮らしで日中誰も部屋にいない状態でも電気使用量が増えたりする場合は、漏電している可能性があります。
漏電は古い家電から電流が漏れ、地面を伝って放電する現象です。
電気が流れ出てしまう状態ではつねに電力を供給し続ける必要があり、垂れ流している状態になってしまいます。
また、家電を使用していなくとも電力が流れる経路ができてしまっているため、漏電している家電があるだけで電気代は高くなってしまうでしょう。


電気代が高い原因の調べ方

電気代が高いと感じた場合には、何をチェックすれば良いでしょうか。

・電気料金の内訳を確認する
・各家電の電気代を把握する

ここでは、代表的な電気代の確認方法を2つ解説します。


電気料金の内訳を確認する

まずは、電気料金の内訳を確認しましょう。
使用量が前月と上がっていないか、電気料金の単価が変わっていないかをチェックし、変動した箇所を確認します。
その後、使用量が上がっていればライフスタイルに変化があったかどうかを確認し、単価が変わっていれば電気会社に連絡してみましょう。
このように、電気代が上がった要因を明確にすることで対策しやすくなります。


各家電の電気代を把握する

確に各家電の電気代を把握することは難しいですが、使用割合の大きい家電を把握することは重要です。
全国地球温暖化防止活動推進センター』によると、家電の消費電力量内訳は以下のようになります。

エアコン  ・・・ 4.7%
冷蔵庫  ・・・ 14.3%
照明  ・・・ 13.5%
レビ  ・・・ 9.4%
パソコン  ・・・ 3.9%
ビデオレコーダー  ・・・ 2.4%
電気ポット  ・・・ 2.3%
温水暖房便座  ・・・ 2.0%
電気コンロ  ・・・ 1.9%
炊飯器  ・・・ 1.7%

※引用:5-11 家庭における消費電力量の内訳

上記は、電気使用量が多い家電TOP10です。
最も多いエアコンはシーズンによっては24時間稼働させることもあるため、電気料金を上げてしまう家電だといえるでしょう。
また、使用時間が短い電気ポットや温水暖房便座、炊飯器がランクインしており、瞬間的に使用する電気量が多い家電です。
なるべくエアコンやテレビ、照明といった電気使用量割合の多い家電と、電気量が多い家電の使用を抑えることが節電のコツといえるでしょう。


高い電気代を節約するためのポイント

先述した電気量の内訳を把握し節電することも重要ですが、それ以外にも高い電気代を節約するためのポイントがあります。

・各家電の使い方を見直す
・電気料金のプランを見直す
・古い家電を買い替える
・待機電力を削減する

ここでは、高い電気代を最適な水準に下げるための方法について解説します。


各家電の使い方を見直す

先述した電気使用量の割合のうち、エアコンや冷蔵庫の使用を抑えることで電気代を減らせます。
特に、エアコンの台数を少なくすることが最も効果的です。
断熱性能の指標であるUA=0.46の住宅では、14畳用のエアコン1台で家全体の温度を調節することが可能です。
夏は2階のエアコンを利用し、冬は1階のエアコンを利用することで、 それぞれ1台で家全体を夏は涼しく冬は温かくできます。
一方で、冷蔵庫は24時間稼働させる必要があり、使い方を見直して電気代を減らすことは現実的ではありません。
そのため、冷蔵庫以外の家電でも可能な範囲で使用を抑えることをおすすめします。
例えば、朝の明るいうちは照明を付けない、テレビやビデオレコーダー、パソコンは使用時間を決めておくなどの対策が効果的でしょう。
このように、各家電の使い方を見直すことで電気代を減らせます。


電気料金のプランを見直す

電気料金は、ライフスタイルにあったプランを選ぶようにしましょう。
例えば、夫婦共働きで日中は子どもが学校に行っている家庭であれば、夜間料金が安くなるプランがおすすめです。
このように、電気料金プランが最適なプランになっているのかを確認し、場合によっては電力会社を変えることも検討するようにしましょう。


古い家電を買い替える

古い家電はエコ家電ではなく、電力を多く使用する家電の可能性があります。
また、経年劣化による漏電や電気使用量の増加が懸念されるため、古い家電はなるべく新しい家電に買い替えるようにしましょう。


待機電力を削減する

家電は可能な限り、使用していない時は電源を抜きましょう。
待機電力の使用を無くせるだけではなく、漏電対策にもなります。
冷蔵庫などは常時稼働させる必要がありますが、使用する時に電源を入れても問題ない家電は多いです。
このように、エアコンやテレビ、パソコン、照明などは待機電力がかからない状態にすることで、大きな節電効果を得られます。


私たちシェアコープは、電気代を抑えたい方に向けて「テレビの電気代ってどれくらい?電気代を節約する方法とは!」や「【手軽に電気代カット】節電するなら、まずは冷蔵庫から!」で節約方法を紹介しておりますので、ぜひそちらもご参考にしてみてください!

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