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開催内容 2023年 4月29日(土)

ごきげんさんです。拡がる読書会の文鳥さんです。

大分温かくなってきましたね。空はちょっと曇り空で雨を気にしながら会場にやってきたのですが、そんなのを忘れるくらい今回は話し上手な方も多くて盛り上がりました。たまたまですが人生観、世界観のお話に関する本が多く出揃っていつも以上に良い話を聞けました。

今回は7冊+αです。まずは+αの方から紹介していきます。

この読書会は基本はオススメの本を紹介し合う会なのですが、普通の本でなくとも他に面白く話せる内容があれば絵本・漫画・写真集・雑誌・チラシ・パンフレットなどなんでもどうぞ。というテーマはフリーであります。
今回思い切って僕が自分の趣味全開のことを話してみました。

KAMINOGE 136号

プロレス、格闘技を中心とした雑誌です。
今回の表紙にあるのは女子プロレスラーの「橋本千紘」選手。
巻頭でインタビュー記事が載っています。
橋本千紘選手は「怪物」というキャッチフレーズで今、女子プロレス最強の呼ばれている選手です。
パワー、スピード、テクニック。すべてが素晴らしい!
所属は仙女といわれる東北で活躍しているプロレス団体「センダイガールズプロレスリング」
地方の団体ですが、日本あちこちの女子プロレス団体に呼ばれている売れっ子です。
つまり、僕がお話したかったのは「今、女子プロレスが熱い」ってことですw

今、女子プロレスを楽しむなら「スターダム」という団体が面白いんです。
業界では一番大きい団体で選手層も厚く、他団体の選手も参加しており橋本千紘選手もバチバチに対戦していました。
スターダムのHPはこちら

そして、スターダムだけではなく幾つもの団体で活躍している女子プロレスラーがいます。
その中で注目なのは「ウナギ・サヤカ」選手です。
元々、スターダムの選手だったのですが、そこから独立して他団体の選手にバンバン絡んでいき、様々な選手と対戦しています。ウナギ・サヤカ選手を追いかければ女子プロレス業界が網羅できる状態。
ビジュアル先行で可愛いイメージですが、行動力抜群のプロレスラーです。

先週にウナギ・サヤカ選手の試合を観に行きまして・・・ちょっと泣いてしまいましたw
ずっと対戦を希望している「彩羽匠(いろはたくみ)」という選手がいたのですが、観に行った時にその対戦がきまった瞬間に遭遇しまして思わず胸が熱くなりました。

これからはたくさんの有名選手と対戦が控えているので楽しみです。
ちなみにウナギ・サヤカ選手のファンのことを「ひつま武士」といいます。
僕もひつま武士のひとり。
写真は↓スターダムのパンフレットとウナギ・サヤカ選手のイベントに参加した祭にゲットしたサイン入りポートレート。

さて、僕の趣味の話は以上ですw
後はちゃんと本の紹介しますー。

生物から見た世界

人間以外の生物たちも独自の時間や空間を知覚しています。その概念を「環世界」というそうです。
例えばダニだと触覚・嗅覚あとは温度を感知する感覚があり、その3つの感覚だけで世界を把握し、食料である他の動物の血を搾取しているなど、様々な実験結果やイラストもあって世界の奥深さを考えさせる本です。
世界というのは知覚の仕方によって様々ということを知ることによって世界そのものが変わるというお話は人もそれぞれ世界観があるということであって紹介者の方にとって色々気づきを得られた本だったとのことです。


量子力学から学ぶ 一瞬で「なりたい自分」になれる方法https://amzn.to/40Q7Fn4

量子力学って言葉。最近はよく聞くようになった気がします。
原子、分子や光などの現象を理解するための力学とのことですが、なかなか難しいお話ですね。ですが、この本は難しいお話ではなく、それをストーリー仕立てで自己啓発的に学んでいこうとする本なんだそうです。
人生に悩む主人公のところに送られてきたシュレーディンガーの猫型エイリアン「叶えもん」。
叶えもんは量子力学の考え方で主人公を導いていくというストーリー。
中には漫画のページもあったりと楽しく読めるようなり、悲観的な考えを打破していくとのことで紹介者の方曰く、元気なるお話だそうです。
ドラえもんも良いですが、叶えもんはいかがでしょう?


あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー

後悔がない人生。
そういう人生を送れている人は正直あんまりいないと思います。
いつか死ぬ身。というのを見据えた上で行動をしていく、死を受け止めることで生が見えてくるということで、本書では27つの質問を読者に投げかけてきます。ワークショップ的な感じでその質問に答えていくのを楽しめる本。
この本を読んだ紹介者の方が人生観変えるくらいだったそうで、その影響で色んなチャレンジをしているとのことです。
確かに何事も後悔なくやってみたいものです。


昨日の世界

オーストリアのユダヤ系作家・評論家のシュテファン・ツヴァイクが書いた回顧録というか自伝。
1900年代の自身の記憶を頼りに書かれたもので当時のヨーロッパの様子が描かれています。
ハプスブルク家があった時代で当時の年功序列が強かったことを安定した時代と呼び、きらびやかな生活から徐々に没落していく貴族たちは金銭的に困っていき、それは芸術にも影響を与えていくのですが、苦難を迎えるのですが、そこに入れ替わっていく金銭的に成功したユダヤ人。
後にナチスの迫害から逃れてアメリカへ亡命したツヴァイク。その後に自殺してしまうのですが、その前に書かれたものだけに遺書に近いと言われているそうです。
自伝なのでどこか虚構の部分もありそうですが、ツヴァイクにとっての世界は彼本人には真実なわけで、今回は1巻目の紹介でした。2巻目もあるのですが、どんな内容になっていくのでしょうか?気になる!


トヨタ物語

日本企業の代表とも言えるトヨタ。
「トヨタ生産方式」、Toyota Production System、TPSと言われる生産ラインのムダを徹底的に排除するために確立された生産方式。
「ジャスト・イン・タイム」「アンドン」「カイゼン」「かんばん」
会社員なら聞いたことがある言葉ではないでしょうか。
著者が7年の取材を経て書かれた本だそうで、世界的に通用している企業の工夫だけでなく社風というかメンタル的なところも触れられているそうで、紹介者の方にとって会社の研修に使いたい本とのこと。
環境や時代が変わったりで改善というのはいつまでも追求できるものであって、永遠のテーマなんでしょうね。


出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

題名だけ読んでいると「どういうこと?」って感じですけど、その通りの内容です。
実際にあったことなんだそうですけど、この本が発売されたときネットで結構話題になりましたね。
書店員の女性でアラサー。旦那さんとは別居中。人生の閉鎖観から出会い系サイトに登録してみたそうです。
そして異性と出会っていくのですが、そこに恋だの愛などなく、本を勧めていたというお話。
出会いを通じて、自分の得意分野でコミュニケーションすることで得たものを色々書かれているそうですが、紹介者の方も啓発されて自ら出会いを大切にしようと思い、読書会に参加していこうと思ったそうですよ。
確かに出会いは大事!
それこそ拡がる読書会w


以上が今回紹介された本でした。

うちの拡がる読書会はお題がジャンルフリーで、お互いのおすすめ本を紹介し合う形式です。
他に面白く話せる内容があれば普通の文庫本と海外に絵本・漫画・写真集・雑誌・チラシ・パンフレットなどなんでもどうぞなのです。
みなさんのおもしろかったー!をぜひ教えてください。

ゆるーい会なので、「読書会ってどんなの?」っていう初心者の方にもオススメです。お気に入りの一冊を持って、好きなように話してくださればOK。話せなくてもて、みんなで一生懸命聞きますw

次回開催概要は↓

ご参加お待ちしております。

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