自分を深く深く理解する

アーユルヴェーダでは
施術前に体質診断を行いますが、

持って生まれたドーシャバランス、
つまり
本来の自分のエネルギーバランスを
「プラクリティ」と言います。

この本来の自分のバランス＝プラクリティは
一生変わりません。

この本来の自分のドーシャバランスを知り、
上手にバランスを保ちながら
生活できていれば、

私たちは
大病もせず、
幸せに寿命をまっとうできるのですが、

間違った食生活や
自分に合っていない
人間関係や仕事を続けることで
日々、ドーシャバランスが少しづつ崩れていき、

最初は小さな不調からはじまり、
いずれ身体の病気や心の病気となって
表にでてきます。

大事なことは、
本来の自分のバランスを知り、
性質、特性を理解すること。

そして、
その自分の持って生まれた性質や特質を
周りと比べて
嫌だから、足りないから、と
自分を変えようとしないこと。

私たちは自分の性質、特質を
深く理解していくことで、

自分を変えるのではなく、
そのままの自分を
いかに生かしていくかの方が大切であることに気づきます。

自分を周りに合わせようとしたり、
人と比較をして
自分を
無理に変えようとすることは

本来のドーシャバランスを崩すことになり、
自分の中に矛盾が出てきて、
遅かれ早かれ必ず辛くなります。

そして、身体や心、
どちらか、もしくは両方が悲鳴をあげて
不調を訴えてきます。

自分を愛する、
自分を大切にする、

などという言葉も
最近はよく聞きますが、

つまりは、
本来の自分の性質、特質をよく知り、
それを変えようとするのではなく、

ただ深く理解すること。

そうして
深く自分を理解しきると、

私たちは、
今度はそんな自分を
上手に生かす方法を自然と考えていくように
なります。

そうやって
本来の自分を知り、理解し、
そこを生きることができるようになった時、

私たちは、
なにも歯を食いしばって頑張らなくても
今にくつろいだまま、
リラックスしたまま
日々を心から楽しむことができるのだと思います。

自分の性質や特質を深く理解することは
私たちが
健康に幸せに寿命をまっとうするために
とても大切な要素のひとつ。

自身を深く理解するためにも
アーユルヴェーダやヨガや瞑想の習慣を
取り入れてみませんか。

(write by アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon）