ここ数日
バナナをよく食べていた息子が
なかなか鼻詰まりが良くならないので

どうもバナナに原因があるのでは、と思い、
3日間、バナナをやめさせたところ、
鼻詰まりがすっかり収まりました。


バナナは季節問わず、
年中、スーパーに並んでいます。

手軽なので、おやつに、と思って
買うこともよくあります。


バナナはインドでも
よく食べられていますし、
アーユルヴェーダの料理にも良くでてきます。

甘くない未熟なバナナは
渋味・冷性で消化後の味は辛味となり、
ピッタとカパを減らし、
ヴァータを増やします。

未熟なバナナを食べる機会は
日本では少ないかもしれませんが、
インドではバナナカレーをよく食べます。

ほくほくしたお芋のような味で、
バナナといわれなければわからないほどです。

こうして未熟なバナナも
カレーなどにして
スパイスと一緒に調理をすることで、
体を冷やさなくなります。

また、
日本でおやつ代わりに食べる
熟したバナナは
甘味・冷性で消化後の味は酸味です。

ヴァータを減らし、
ピッタとカパを増やします。


やはりカパを増やしますから、
発熱・浮腫・嘔吐・痰をともなう
咳・鼻炎がある場合には
バナナを摂ってはいけません。

鼻水や鼻詰まりの時も避けた方がよいです。

これからの
花粉症や浮腫みのでやすい時期には
少し避けるようにした方がよいです。


また、
子供が熱が出ると、
「栄養価が高いから」とバナナを食べさせたりしますが、
これもオススメできません。

バナナがカパを増やし
やはり鼻水や咳などの症状を
悪化させる可能性があります。

喘息や花粉症の出ているときにも
控えめに。

子どもが熱や鼻水、咳があるときには、
すりおろしたりんごの方が
オススメですね。

ただ、このような熟したバナナによる
ピッタとカパの増大も、

シナモンやカルダモン、チリを
振りかけて食べる事で
防ぐ事が出来ます。

バナナを食べるときには、スパイスを少々。

シナモンやカルダモンは
バナナと相性も良いですし、
オススメです。


私もインドで
バナナにチリパウダーをかけたおやつは、
よく食べていましたし、

スリランカやタイやラオスなどの
暖かい地域では、

マンゴーにもチリパウダーを
たっぷりかけたおやつも
よく食べてました。


暑~い土地では、
身体を冷やしてくれるフルーツに、

さらに辛いチリをかけて
汗を出すことで体温を下げる、

食の力で体温調節、
まさに
智恵を使った季節の過ごし方ですね。

体温調節の難しい季節の変わり目の今、
上手に食の力を使っていきたいですね。

(write by アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon)

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