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GAME GABURI発足の経緯

みなさん。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。おやすみなさい。

GAME GABURIのプランナーHYです。

前回の予告通り「GAME GABURI発足の経緯」について
話したいと思います。

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ことの発端は自分です。

2013年にiOS/Androidでリリースされた『騎士とドラゴン』は
少数体制での開発にもかかわらず、クオリティがとても高く、
プロフェッショナルなメンバーがそろってこそ、
作ることができた奇跡の作品だったと思っています。

自分はこの開発にディレクター兼プランナーとして携わりましたが、
毎日楽しく、毎日夜遅くまで仕事しまくり。
それでも爽快な日々を過ごすことができました。

『騎士とドラゴン』をリリース後はしばらく運営をしていましたが、
体調を崩してしまい、自分は運営から退くことになりました。
遊んでくださった皆様にはとても感謝しております。
この場を借りて、お礼を申し上げます。

以降、自分はフリーランスとして、様々なゲームづくりの
お手伝いをさせていただいていました。
(全部スマホアプリだったなぁ)

しかし。
仕事をしながらも心の奥底にはいつも
『騎士とドラゴン』の楽しい開発の思い出が。
「少数の仲間たちで、テンポよく良いものを作りあげていく一体感」。
これが忘れられないんですね。

「またあの頃のようにゲーム作りたいなぁ」

一緒に作ってくれる人に声かけてみるか・・・
と色々と妄想し始めると、止まらないのが性分です。
ゲーム作りたい!ディレクションしたい!

よし。動くか!!

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2016年夏ごろだと思いますが、まずは今川さんに声を掛けました。
この時点でまだゲームの企画は決まっていなかったのですが、
少数でゲームを作ろうと思っていることをお伝えしました。
今川さんは優しいので(笑)、悩むことなく「いいね」と
言ってくれたことを覚えています。

ちなみに今川さんを口説くときは毎回、
吉祥寺駅前の「ルノアール」という喫茶店です(笑)。
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13087004/
ここに僕がいれば、だいたい仕事の話をしています。

今川さんの絵が魅力的なのはみなさんご存じかと思います。
『騎士ドラ』の時も僕から今川さんにお願いして描いてもらったのですが、
とにかく、すべて今川さんの絵で構築されたゲームを作りたい!
一ユーザーとしても遊びたい!楽しみたい!と心の底から思っていました。

実際、ゲーム開発中、今川さんの絵が少しずつアップされていくのですが、
それを見るのがすごく楽しみで。「今川さんの絵を見て喜ぶ」というのが、
長い長い開発におけるモチベーション維持の秘訣でもあります。
なんと贅沢なことか。

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さて。

では、あとはプログラマーが必要だ。となるのですが、
なかなか見つかりませんでした。
候補として一番最初に挙がったのが、
現ゲームガブリのプログラマーである中川氏なのですが、
たしか仕事が忙しかったので、声をかけずらかった記憶が。
(※彼もすでにフリーランスで働いてました)
ただ一緒に開発するメンバーこそが、
ゲーム作りで一番大事なポイントだと思ってますので、
もちろん妥協はできません。

うーん。良い人いないかなぁ。
うーん。

しばらく探していたのですが結局見つからず。

でもできるだけ早く開発をスタートしたいので、
ダメもとで中川氏に声かけてみようか、と思い立ち、
晩御飯のセッティングをしました。
これが2016年10月ごろです。
こちらも吉祥寺の居酒屋(たしか、もも吉だった気がする)。
ちなみに僕ら、この時点でふたりとも吉祥寺に住んでました。

中川氏に会うときには、企画書ができていました。
『ドラゴンライフ』という企画書でした。
そう。
この企画こそがGAME GABURI記念すべき第一作目
『どこでもドラゴン』になるのですね。

「こんな感じの作りたいんです。
○○からインスピレーションを受けまして・・」
※○○はアプリタイトル名。別の回でお話しします。

「マネタイズは動画広告で・・」
「これが今川さんの絵で動くんです!」
みたいな。
だいたい『どこでもドラゴン』の原型は想定されていました。

中川氏は、じつは、ちょうどフリーランスの業務を終えて、
しばらく休もうかと思っていると。だから空いていると。
なんと奇跡的なタイミングでしょう。
なので「手伝うよ」という返答だったかと思います。

彼は彼で、作りたいものがあると思うのですが、
今回は、僕が作りたいものを作る、という方向で
進めてくれることになりました。
あざすっ!

中川氏は、僕がゲームリパブリックにいたころからの顔見知りで、
知り合ってもう12年ほどです。
ゲームが好きで、センスがあって、言わなくてもやってくれるし(笑)、
プランナーの突発的なわがままを聞いてくれるし。
なかなかいません!こんなプログラマー!
あと英語も勉強してて、ちょっと喋れます。勉強熱心やなぁ。

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かくしてメンバーが僕含め3人となりました。
3人いればゲーム作れますね!
※このタイミングでは、まだ「GAME GABURI」というチーム名は
誕生していません。

よし。
では、ゲームを作るにあたって決めないといけないことがあるぞ・・・

チーム名、利益の分配(生々しい)、マネタイズ、開発期間、開発ツール、
販売地域どうする、ローカライズ(翻訳)どうする、サウンドどうする、
デバッグどうする、ファイルの受け渡しは?、チャットどれ使う、
会議どのぐらいのペースでやる?、などなど。

決めること多いなぁ。

とにもかくにも、これから楽しくなるぞぉぉぉ!
という希望に満ち満ち溢れまくったHYなのでした。

次回は↑この「決めないといけないこと」をどうやって決めたか、
をお話しできればと思います。

長い文章、書くのも読むのも苦手なので、
いつも短くサクッと終わらせるのですが、
自分的に、ちょっぴり長くなってしまいました。
すみません。

それでは、みなさん、また会いましょうモキャ!

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