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『プロトタイプシティ』出版によせて 【+記念イベント開催告知】

インターネットプラス研究所 代表の澤田です。感染流行に伴う渡航制限で日本国外での活動ができない状況が続いております。

この度、角川書店さんより「プロトタイプシティ 深圳と世界的イノベーション」と題した書籍が発売されます🎉 2020年7月31日より全国の書店、Amazon.co.jp楽天ブックスなどで発売されます。KindleKoboなどの電子書籍でもお求めいただけます!

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この本はニコ技深圳コミュニティより高須正和、高口康太、藤岡淳一、伊藤亜聖、山形浩生、澤田翔の6名の共著者、ならびにインタビューとして近藤義仁(GOROman)さん、ナオミ・ウー(SexyCyborg)さんらと力を合わせ、最先端の取り組みが続く深圳の源泉が「プロトタイプ駆動」であることを突き詰め、なぜプロトタイプ駆動が今の社会において注目されるべき存在なのかを紐解きます。

手を動かすことがこれまで以上に価値を持つ時代に

主要国で加速化する少子高齢化、大国間のパワーバランスの変化、地球温暖化をはじめとした気象変動、そして深刻な感染症流行と近年社会が抱える課題は目に見えて大きく感じます。他方、モバイル通信、人工知能、新しい移動手段、メタバーズ空間の登場などテクノロジーとデジタル経済の拡大は新たな可能性を秘めています。
これまでの前提を覆すような選択肢が無限に広がる今、未来を予想することはこれまで以上に困難なのではないでしょうか。本書では未来を予測するのではなく「今できることから未来を作る」取り組みに目を向けることで、深圳がいかエキサイティングな街であるかを論じています。

予測可能な未来においては連続的な価値創造が何よりも重要であると考えられてきました。世界全体で自動車の走行距離は増加を続け、そのために1%でも燃費のよい車を毎年開発し続けることがこれまでの自動車業界の取り組みであり、日本の自動車エンジンは世界最高レベルの低燃費を実現しています。

しかしデジタル化による高度な乗り合いシステムやルート提案、ブロックチェーンを用いた物流の効率化、あるいはビデオストリーミングや仮想空間を活用した移動を不要にする技術など、これまでの連続的な価値創造が意味を持たなくなる取り組み、すなわち予測できない未来に懸ける非連続的価値創造への挑戦がプロトタイプシティたる深圳の大きな特徴です。

非連続的価値創造の取り組みは世界情勢がどうなろうとも、あなたやあなたのチームにとってこれから先を生き抜く上で強い武器になると信じています。本書では非連続的価値創造の最前線を深圳を深く知る専門家が集結し、わかりやすく論じています。

出版記念オンラインイベントのお知らせ

本書の出版を記念し、各章を担当した執筆陣をフィーチャーしたトークイベントをオンラインで開催します。

7月31日(金) 20時〜 澤田翔 (第二章担当: 中国イノベーションと「安全な公園」)

8月4日(火) 20時〜 GOROman (第五章担当: レガシー社会との戦い)

8月7日(金) 13時〜 伊藤亜聖 (第四章担当: 先進国と新興国、それぞれのデジタル化)

8月12日(水) 20時〜 藤岡淳一 (第三章担当: 「ハードウェアの聖地」深圳の秘密)

8月14日(金) 20時〜 山形浩生 (第四章担当: プロトタイプシティ成立の条件)

私澤田は初回のイベントで登壇させていただきます。
深圳で次々と生まれるデジタルサービスの開発現場から学ぶ「安全な公園」という考え方を中心に、非連続的価値創造の最前線に迫ります。ZoomやYouTube Liveでご覧いただけます(無料)。是非ご参加ください。

書籍「プロトタイプシティ 深圳と世界的イノベーション」は2020年7月31日発売です。よろしくお願いします。


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デジタルワークプレイスをあらゆる規模の組織に届けることをミッションにZUNDA株式会社を設立しました。また、インターネットプラス研究所の代表で、インターネットの社会実装をテーマにした研究活動をしています。