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お母さん
お幸せさまです。
私は、今3人の小学生が不登校で、3人ともフリースクールに通わせてもらってます。
このフリースクールは、決まったプログラムはなくて、自分のやりたいことを自由に表現してよい場所です。
こどもたちにとっても、私にとっても、とても安心安全で自分をだせる居場所となっています。
私もこの居場所にとても救われており、たくさんの學びと気付きをいただいてます。
ここでは、人に対する否定がなく、すべての個性を温かく受けとめてくれます。
こどもたちのことも、私には気づけないところをアドバイスしてもらい、こどもたちへの理解、自分への理解につながっていました。
そして、私はお母さんとして妻として家のことやこどもたちのこと、すべて自分でやろうとしていたところがあることにも気づけました。
こどもたちが不登校になり、初めの頃は毎日のように朝からご飯をつくっていましたが、だんだんとこどもたちが、自分のご飯を自分でつくって食べるようになってきました。
しかし、本当はそれも良いと思えてなくて、こどもたちに怒りが出てきてました。作ったあと、散らかしっぱなしで片付けしてないことにイライラしているのかと思ってたら、それだけではなかったのです。
フリースクールのスタッフの方々にお母さんは、いつもよく頑張ってるよ。大変なときは頼って。とのお声にようやく、目が覚めてきて、自分を大切にする意識がとても強くなってきました。
そして、フリースクールにこどもたちを預けて、1人の時間をもつことを自分に許すことにしました。
すると、どうでしょう。
心が穏やかになり、こどもたちへの接し方が変わってきました。
怒りをぶつけていたのが、こどもたちに愛をあらわせるようになりました。
聞けなかったこどもの声を聞けるようになりました。
gameとYouTubeの音にも朝からイライラしなくなりました。
(まだ自分を後回しにしたりするときは、怒ってしまうときもありますが(笑))
そして、先日のこと。。。
こどもたちをフリースクールに預けて、車で帰ろうとしたら、突然涙が溢れてきました。
私は、こどもたちには必要ない。私がいなくてもいいんだ。お母さんとして、なにもできてない。やっていない。
そして、寂しいよ~。悲しいよ~。という感情がこみ上げてきていました。
こどもたちへ、何かしてあげること、(ご飯づくり、洗濯、知識を教えてあげること(etc...)こどもたちと一緒にいることが、母としての愛だと思ってたんです。
例えば、前に、長女がお米を炊いてくれたのですが、水分が多くて、水っぽくべちゃべちゃなご飯が炊きあがりました。
それを食べた旦那さまが「お米まずっ」、それに続き息子も「柔らかくて食べれない」と。私は「せっかく炊いてくれたんだし、次は水分気をつけようとか言い方を変えたほうがいい。」と話したら「ちゃんとお米の炊き方、教えてやったら。」と言われました。
それって結局、私のせいにして、私がやらないこと、ちゃんと教えないことに、怒ってるんじゃんとおもいました。。。が、私がちゃんとお米をたけるように教えてあげること、ご飯を炊くのは私の仕事で、それをできないやってない自分を私が自己否定してるから、旦那さまは、私をそのようにせめてくれてたのだなぁと後々気づくのでした(笑)
そして、その妻として母としての役割をすることで、自分を認めることができて、生きていてよいと思えてました。
こどもたちに必要とされることに、依存していたのです。
でも、こどもたちはお母さんに何かしてほしいとか、そんなこと本当は望んでない。
何を隠そう、私がこどものころの母への気持ちをみていったときに、何でもできて何でも知っていて話をきいてくれ、とても尊敬して大好きだと思っていた母に、お母さんキライとかお母さんへの怒りとかが出てきたのです。
でも、感情を出して出して出して出しきったら、最後には母への本当の思いがでてきました。
それは、
「お母さんムリしないで。笑って。幸せに生きて!!」
って願いだったのです。
私は、車の中で、そのままの今の私の寂しさ、悲しさを自分で受けとめました。そして、認めてほしかった。わかってほしかったという心も受けとめて。
「認めています。あなたは好きなことしていいんだよ。あなたは幸せに生きていいんだよ。あなたはひとりじゃないよ。どんなあなたも愛してるよ。」
って私に声をかけてあげて、「私は幸せに生きる。」と決めたら、スーッとその感情が流れていきました。
私の母への願いは、自分の今の私への願い。そして、今のこどもたちの願いでもある。
こどもたちは、お母さんの幸せをいつも願ってくれている。
だからこそ、私をとことん自由にして幸せにしてあげることで、叶えていく。
1人時間を過ごすと、自分と向き合う時間にもなり、私の心を知る機会にもなりました。
そして、、自分のペースで自分の時間を過ごすって、本当に大切なことなのだと気づかされます。
いつもどこか無意識にこどもたちや旦那さまに合わせていて、本当に私のしたいときにしたいことを案外できてないこともわかります。
自由な時間を過ごすことで、「しなきゃいけない、やらなきゃ」で無意識に動いていることにも気づかされました。
そして、人にこどもたちを預けることには、相手への信頼と自分を愛する勇気がいることもわかりました。
私の今の気持ちを知ることで、やっとお母さんへの理解や感謝にもつながりました。
親子共々安心できる居場所、信頼できる人たちがいること、そして、自分への時間を与えていただけることは、本当に私は恵まれていてありがたいことです。
フリースクールの皆さま、いつも本当にありがとうございます。
少しずつ、1歩ずつでいい。
あせらなくていい。
わたしのペースで。
わたしをゆるして、みとめて、愛していく。
いらないものは手放していく。
幸せに生きる勇気をもつ。
今を大切に。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
すべての存在に感謝いたします。