サンスクリット事典/チットラーンガダ

チットラーンガダ①シャンタヌとサッテャヴァティーの息子

[citrāṅgada, चित्राङ्गद]
マハーラージャ・シャンタヌの息子。チャンドラ王朝のシャンタヌ王には、ガンガーとサッテャヴァティーという二人の妻がいた。ビーシュマはガンガーから生まれた息子で、サッテャヴァティーからはチットラーンガダとヴィチットラヴィールヤの二人の息子が生まれた。彼らは非常に勇敢で学識があった。長い間王国を治め、サッテャヴァティーと3人の子供たちと暮らした後、シャンタヌは亡くなった。ビーシュマは独身の誓いを守り続けたため、チットラーンガダが王となった。ある時、狩りのために森に行くと、同じ名前のガンダルヴァと出会った。両者は同じ名前を名乗ることを嫌ったため、争いが起こった。この争いはクルクシェートラで3年間続いた。最終的チットラーンガダは殺された。ビーシュマは非常に残念に思い、ヴィチットラヴィールヤに葬儀の儀式を依頼した後、彼を王として戴冠させた。

チットラーンガダ②ガンダルヴァの王

名前の意味:多彩な腕輪で飾られた者

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