サンスクリット事典/アシュヴァッターマー

ドローナとクリピーの息子

[aśvatthāmā, अश्वत्थमा] 

バラドヴァージャの精液が竹の窪みに落ち、そこからドローナが生まれた。ドローナは父の言いつけに従い、賢者シャーラドヴァタの娘クリピーと結婚した。気立ての良いクリピーはアシュヴァターマーを産んだ。

生まれた瞬間、彼はウッチャイシュラヴァスのような大きな鳴き声をあげ、その音は馬のいななきに似ていた。すぐに天からの声がして、その子はアシュヴァターマーと名づけられるべきだと言った。そこで、少年はそのように名付けられた。

アシュヴァターマーは父ドローナから弓術の手ほどきを受けた。その頃、ドローナはパラシュラーマから新たな教えを受け、ドローナの弟子たちにも授けられた。ドローナがカウラヴァたちとパーンダヴァたちの指導者になったとき、アシュヴァッターマーも彼と一緒に行きました。

ドローナは息子にとても愛情を注いでおり、弓術の何か特別なことを教えたいと考えていた。そのため、他の弟子たちがアーシュラマのために水を汲みに行っている間に、息子に指導していた。このことを知ったアルジュナは、それ以来、ドローナの特別クラスに参加するために、自分の割り当て分の水をすぐに持ってくるようになった。こうしてアルジュナとアシュヴァッターマーは、他の者たちよりも多くの兵法を学んだ。

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