見出し画像

初めてのEMS(国際スピード郵便)

海外渡航にあたって車を売ろうとしていますが、車の所有者が海外に単身赴任している配偶者名義なので、手続きがすんなりとはいかないことがわかりました。

譲渡契約者は所有者となり、添付書類として所有者の印鑑証明が必要なのですが、既に日本に住民票がない場合は、印鑑証明に代わる「署名証明」を大使館・総領事館で取得することとなるんです。
その手続きには、署名すべき書類が必要なので、日本から郵送することになりました。

昔グリーティングカードは送ったことがあり、それはそんなに難しくはなかったのですが(英語圏なので住所を英語表記してAirMailと封筒の表に書けばいいだけでした)、2021年1月1日から通関電子データの送信が義務化されたとかいう理由で、インターネットでのラベルデータ作成が必須となったようです。

「国際郵便マイページサービス」にスマホでアクセスして入力していくのですが、今回は会員登録せずに利用しました。

送り先が中国ということもあり、記載は漢字や簡体字で大丈夫だろうと思ったのですが、スマホ版ではローマ字での入力しかできず、届け先の住所も拼音で表記せざるを得ないため、ちゃんと届くかどうか不安になっています。
また、住所は1行が少し長くなるとすぐエラーになるため、最大7行までこまめに改行する必要があったり、総重量の記入があるため郵便局の窓口で測りながら入力したりと、結構手間がかかりました。

入力が済んだら、郵便局の窓口でQRコードを読み取ってもらって、そこでプリントアウトされた送付票を送付物に貼りつけて、発送という流れになります。
同時に、中に危険物等が入っていないというチェックリストを示され、レ点と署名をしました。

入力の時に何度かエラー(住所の文字数など)が出て面倒さを感じたくらいでしたが、他の少しご年配のお客さんが(在外の御子息さんに物品を送ってあげるようで)、パソコンもなくガラケーでネットもほぼ使えない状態でどうしようもなく途方に暮れていた様子で。
私も渡航後には、実家から物品を送ってもらったり手紙を転送してもらったりすることも出てくる可能性が高いですが、70歳を越してネットとは無縁の生活をしている両親には、事前に手続きを教えておかないといけないなと感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?